新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <031030011056.M0120626@ims.ipc.kit.ac.jp>
        chiaki@ipc.kit.ac.jp (Tsukamoto Chiaki) writes:
> 最近の fss は詰まらない. 昔は O さんという方がいてその「お言葉」を
> 読むだけでもヲチのし甲斐があったのに.

fss って何ですか? 肯定文で答えて下さい。

> ともあれ, 翻訳の悪さというのは, 度し難いものですね. C++ でも MINIX
> でも酷い目にあったので, 翻訳はなるべく買わないようにしています.

翻訳というと、The Design and Implementation of the 4.4BSD
Operating System の翻訳ですか。今回は、4.3とは別の人です。
京都の隣りの奈良の砂原先生。

    Marshall Kirk McKusick (原著), Michael J. Karels (原著),
    Keith Bostic (原著), John S. Quarterman (原著), 砂原 秀樹(翻
    訳), 七丈 直弘 (翻訳): "4.4BSDの設計と実装", アスキー 
    (2003/09).  ISBN: 4756143466

この間10月18日、東京でひらかれた BSDCon.jp というイベントに
砂原先生が招待されて、翻訳の出版が遅れたことについて、罪滅ぼ
しに来たというようなことをおっしゃってました。

> ともあれ, 翻訳の悪さというのは, 度し難いものですね. C++ でも MINIX
> でも酷い目にあったので, 翻訳はなるべく買わないようにしています.

ここまで書いたら、4.4BSD本の翻訳は、買うしかないでしょうね。

> 非常にすごいものなら, 両方買って保存するのですが, その域に入って
> いるのかな.

両方というと、日英両方という意味ですか。4.3と4.4の両方という
意味ですか。その道の人は、全部で4冊持つんでしょうね。
しかし、この手の翻訳で、私はあんまりひどいという気がしたこと
はないんだけどなあ。文学作品でもないので、内容が面白ければ、
翻訳は気にしないというか。Tannenbaum の教科書は、内容という
かノリがいい(得にOS関係者には合う)のですが、ノリの部分は、
翻訳では得に劣化はしてないですよね。

来年、The Design and Implementation of the FreeBSD Operating
System というのを出す予定だと、Kirk McKusick が言っていまし
た。

続きは、Followup-To: fj.os.bsd.misc でお願いします。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\