Re: procmail による From 追加の抑制
こんにちは.齋藤@木更津高専・情報工学科です.
At Wed, 09 Dec 2009 10:13:13 +0900,
tesigana@diary.ocn.ne.jp wrote:
>
> Yasuyuki SAITO <saito@beam.kisarazu.ac.jp> writes:
>
> > procmail で処理すると「From 」がつくようになっているように
> > 感じます.
> > # 本当は違う/何か方法があるのかもしれませんが?
>
> procmail の起動オプションはどうなっていますか?
> "-d <ユーザ名>" オプションを付けて起動するか、
> プログラム名が "procmail" となっていない
> 場合に "From " 行が付くらしいです(
> <http://www.linux.or.jp/JM/html/procmail/man1/procmail.1.html>
> の「その他」のあたり)。
どうもありがとうございます.~/.forward には
"|IFS=' ' && exec /usr/bin/procmail || exit 75 #saito"
と書いています.オプションは特につけていません.Web page でよく
目にするのは -f- ですが,
-f fromwhom
fromwhom を送信者(sender)にして、先頭の `From ' 行を再作成する (-f の代わり
に、今では使われなくなっているが -r が使用できる)。 fromwhom が `-' 1個だけ
の場合、procmail は `From ' 行のタイムスタンプの更新のみ行う (これはタイム
スタンプが存在する場合である。なければ新たに作成する)。
ですので無関係だと思います.また,御提示頂いた「その他」には
明示的配送モードで使用される配送先のユーザ名が /etc/passwd になければ、
procmail は明示的配送モードになっていなかったものとして処理を継続する。明示的配
送モードになっておらず、且つ実行中の procmail の uid に対応する /etc/passwd エ
ントリがない場合、HOME , LOGNAME , SHELL 及び ORGMAIL の各変数のデフォルト値は
、それぞれ / , #uid , /bin/sh , /tmp/dead.letter になる。
とあります./etc/passwd にユーザのエントリ(saito)はあるので,
「明示的転送モード」だと思います.また,この下のすぐ説明に
明示的配送モードの時、メッセージヘッダの先頭に `From ' 行がない場合、procmail
はこれを生成する。 `From '行が既にある場合は、 procmail はそれには手を付けずに
そのまま残す。 procmail を起動したユーザのユーザ或はグループ ID が root,
daemon, uucp, mail, x400, network, list, slist, lists or news のいずれでもなく
、それでも新しい `From ' 行を生成ないし受け入れる必要がある場合は、偽造メールと
区別しやすくするために procmail は `>From ' 行を追加する。
ともありますので,どの状況でも「From 」がつくように読めます.なお,
$ ls -l /usr/bin/procmail
-rwsr-sr-x 1 root mail 72544 2006-05-01 04:34 /usr/bin/procmail
です.それから,
-o 誰にも `From ' 行の生成を許可させないで、単に偽物を上書きする。
についても以前試しておりますが,改めて試して確認しました.やはり
「From 」が付きました.
## まだ何か勘違いしているのでしょうか?
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Yasuyuki SAITO
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