新城@筑波大学です。

Yasushi Shinjo <yas@is.tsukuba.ac.jp> writes:
> ホーム・ディレクトリは、「大文字/小文字を区別」のファイル・
> システムにしたかったので、ディスクをフォーマットして最初から
> インストールし直しました。

MacOSX 10.7 Lion でルートディレクトリも含めて「大文字/小文字
を区別」にすると、困ることは、Adobe Acrobat Xがうまく動かなく
なることです。Adobe Acrobat X のインストーラは、ご丁寧に、
「大文字/小文字を区別ではダメです」と言ってくれますが、「移
項アシスタント.app」でコピーしたら、そのままコピーできて、
PDF の表示ぐらいはできます。でも印刷のウインドウが表示さない
とか、文書の比較で表示がおかしいとか、使えません。

Adobe Acrobat X がまったく動かないのも困るのですが、VMware
Fusion 4 の中で MacOSX 10.7 Lion がゲスト OS として動いたので、
助かりました。VM 内の中で「大文字/小文字を区別」なしの
MacOSX 10.7 Lion 環境を作り、そこで Adobe Acrobat X を動かせ
ばいいのでしょう。

Adobe も、大文字小文字区別のファイルシステムでプログラムが動
くように修正することなんか、簡単そうなのになぜやらないんです
かね。そこまで技術力が無いとは思えないのだけれど。Flash のイ
ンタプリタが CPU をガンガン食う辺りは、技術力の無さが現れてい
る所ではあります。まあ、Flash の場合、全部 Adobe が悪いという
よりは、アプリケーション書く側の技術力の無さが表面化しやすい
ということなんでしょうが、一般のアプリケーション開発者の技術
力をカバーしていくのがインフラ提供者の仕事でしょう。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 情報工学        \\