このあいだ逮捕された慈恵病院の医師三人の容疑が「業務上過失致死」。
ちと甘すぎないか?

技能、知識が未熟で、手術する資格がないのに高度かつ生命の危険を伴う手術を行えば
患者を死なせる可能性が非常に大きいことが常識人ならわかっているはずであり、
それを認識していながら手術したなら当然未必の殺意があったと考え、「殺人罪」が
妥当ではないのか?

苦しみもがいている余命3日の末期患者を、家族からの「これ以上肉親を苦しめたくない、
安らかに死なせてあげたい」という切実な依頼にこたえて安楽死させたのが殺人罪に問われ、
ちゃんとした技能知識経験を持った医師が手術していれば7割がた成功し、生存していたで
あろう患者をむりに自分の経験蓄積と実験の私利私欲の目的でもって強引に手術をして
死なせたのが「業務上過失致死」なのはあまりにも理不尽、非合理な話である。

せめても「傷害致死」に変えるべきである。そのその手術そのものが不法なものであり、
正当な業務とはいえない。よって不法行為によって「殺してやろう」という意思がなかったに
せよ、患者が不当な障害を被ることはわかったいたわけであり、そうするべきである。

「患者が死んでもかまわない」という意識を持っていたなら、十分に未必の殺意となる。
よって殺人罪で起訴すべき。

緊急に手術をしなければ生命を失う可能性があったわけではなく、ちゃんとした医師が
手術するのを待てるだけの容態であったわけで、とても業務上・・云々ではない。

肉親の病気で大病院の意思と接する機会が多いが、日本の医師のいい加減さにはあきれる。
患者の家族が説明を求めても横柄ないい加減な回答しかしない・・・それもそれで
当たり前のように。

患者にさえまともに説明しない。説明を求められると面倒そうに答えるだけ。

日本の医療業界はめちゃくちゃである。モラルも何もあったものじゃない。
患者側に医学知識がなく、油断していると平気で殺されてしまう。実験動物同様に
扱われてしまうわけである。

医療業界人がいちいち人間の死に感情的になってはならないとはいえ、あまりにも
人の生命を軽視しすぎである。家族、友人などにとってはかけがいのない唯一
の生命であることがまったく理解できてないボケの集まりである。

死んでしまえばもう終わり。何もできない。身寄りのない患者なら「死人に口なし」
で、どんな治療をされたかもわからない。こりゃひどい。

患者や家族が気の弱い、文句の言えないような人物であれば、これまた付け上がって、
めちゃくちゃな、いい加減な治療をするバカ医師も多くいる。

日本の医療倫理を正す趣旨からも今回の事件は徹底して厳しく処罰するべきである。

ま、取調べで殺意が確信できれば殺人罪、もしくは傷害致死に変えて起訴するつもりで、
とりあえずタイホするのに業務上過失致死で令状を取ったのかも知れないけどね。