ども、みやこしです。

Toshihiko ZEP Kaneko wrote:
> 
> かねこ(兄)ですが、

こんばんは。

> 
> In article <426CFC5B.D8D766AC@tim.hi-ho.ne.jp>,
> miyakoshi_NOSPAM@tim.hi-ho.ne.jp says...
> 
> >>  ハキムって、こちらに留学で来ていたんでしょうか。
> >>  あまり、原作でこの辺りの出会いに関する記述に覚えが無くて。何時も来て貰って
> ばか
> >> りだからとか言っていたこともあり、印度で出会ったものと思い込んでました。
> >
> >同じく。ハキムと坊っちゃまとが、何時何処でどのようにして知り合い、友人に
> >なったのかは、原作でも触れられていなかった筈です。
> >「懐かしい…」と言っているぐらいですし、ハキムがイギリスに留学していた事
> >があった、辺りの設定になっているのかもしれませんね。
> 
> どことも言い難いですね。
> ハキムは少なくともイギリス留学の様な長期滞在はした事がないと思います。

第四章で、坊っちゃまが「パブリック・スクールの頃からの付き合いで」と
言っていましたが、これだけですと、
・ハキムも同じパブリック・スクールに通っていた
・坊っちゃまがパブリック・スクールに通っていた時期に知り合った
 (ハキムがパブリック・スクールに通っていたわけではない)
のどちらかは判らないですね。
坊っちゃまが通っていたのは、名門のイートン校という事になっていますが、
当時のイートン校が、ハキムのようなインドからの留学生を受け入れていた
のかどうかは、ちょっと調べただけでは判りませんでした。

> その根拠は、
> ・ウィリアム以外のジョーンズ家の人たちとは「はじめまして」だった。
>   もし、イギリスに留学とかでイギリスにいたのなら、一度くらい
>   ジョーンズ家に行ってると思う。

確かに。男女の付き合いが別々だったとしても、顔ぐらい合わせている
でしょうし。

> ・ハキムが折角イギリスに来たのだからとイギリス見物に出かけた。
>   見なれてるなら、わざわざ見物に行ったりしないだろうから。

これはまあ、何年振りかで来たから、という事もあるかもしれません。

> で、坊ちゃまが、仕事の関係でインドに行ったのかとも思いましたが、

ハキムが「いつも君(坊っちゃま)に来てもらっていたからな」と
言ってますので、坊っちゃまが何度かインドを訪問しているのは確
かなようです。
ただ、それが知り合ったきっかけだったのか、知り合ってからの事
なのかは、やはり判らないですが。

> ・象を見て驚いてたし、すぐにハキムを思いつかなかった。
>   もし、インドでハキムにあってるなら、それこそ彼の生の暮らし
>   振りを見てる訳で、ハキムを思い浮かべるのではないかと。

さすがに、自分の家の庭で象を見るとは想像していなかったので、
すぐにハキムを連想できなかったのかも、という気はします。

> と言う事で、第三国(フランスとか)で知り合いになったかなと
> 思ってます。

これもありそうな話ですが、冒頭の「懐かしい…」という台詞から、
ハキムが一度はイギリスに来た事があるのも確かなので、どちらと
も言えない所ですね。
#謎は深まるばかりでございます(^_^;

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宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : 小さな祈り by 岡崎律子