携帯@です。

Miyakoshi Kazufumiさんの<4264FA43.7DBAEA2C@tim.hi-ho.ne.jp>から
>ども、みやこしです。

 こんにちわ。

>(あれ、EPGをよく見たら、サンテレビの地上波デジタルでは、1125i・16:9で
> 放映されているではないか。これは、もしかしたらBS-iの放映やDVD発売を
(中略)
> 額縁かよ、デジタル…)

 4:3ソースのものをBSデジタル放送で観ると四方が黒くなっているのが所謂額縁という
奴でしたっけ(RDの再生設定で回避出来ますが)。
 エマは16:9ソースの筈なので、額縁状態の中に、地上波アナログ放送のように放映され
ているということなんでしょうか^^;;;;

>「英國戀物語エマ」第三章「告白」

観たことには前に観ていたのですが、反応が遅れました。

>■南からの訪問者
> タワーブリッジをくぐり抜け、テムズ河を遡行する蒸気船。その甲板に立つ
>男が一人。異国風の服をまとい、異国風の肌の色をしたその男は、やはり異国
>の言葉で呟くのでした。
>「懐かしい…」と。

 ハキムって、こちらに留学で来ていたんでしょうか。
 あまり、原作でこの辺りの出会いに関する記述に覚えが無くて。何時も来て貰ってばか
りだからとか言っていたこともあり、印度で出会ったものと思い込んでました。

> 原作では、ヒンディ語の文字に日本語が添えてある「彼」のネイティブな台
>詞をどうするか、と思っていたら、いきなりこれです。エンディングには、
>「ヒンディ語協力」とテロップがありましたので、きちんと合わせてきたので
>しょう。発音が正しいのかどうかは私には判りませんが、この拘り方には毎回
>驚かされます。ちなみに、この場面はオリジナルです。

 凄い拘りですねぇ。

> それにしても、アニメの坊っちゃまは、ほんっとに働いていませんね。原作
>では、少なくとも部下とのやり取りは真面目にしていたし、小説版では、商売
>の駆け引きもそれなりに出来て、さすが商家の長男、といった姿も見せている
>のですが。

 原作ではこのシーンもきちんと仕事をしていたのに。

> 本作の登場人物の中で、おそらく最も派手な登場をした彼の名は、ハキム・
>アタワーリ。言うまでもなく、冒頭で甲板に立っていた男です。単行本第2巻
>のキャラ紹介によれば、「ジャイヤプール藩王国マハラジャ(藩王)の第二王
>子。腹違いを含む兄弟の数は18人」だそうです。

 出先で書いているので原作が手元にありませんが、確か絨毯が引かれて花びらが舞う中
歩いて…というのが原作の登場の仕方だったような。
 象の上から挨拶、なんて原作より派手だと思いました。

> キャストはうえだゆうじさん。イメージしていたのより、ちょっと軽いかな?
>という感じがしました(^_^;

 ハキムはあれ位で丁度良いと思います^^;;;;

> 急な来訪の理由を、家では婆やが五月蠅いので、たまには「一人で」旅行も
>いいだろう、いつも君に来てもらっているから、と説明するハキム。
> ハキムにとって、撒いた花びらを掃除している男達や、ハキムの側に侍って
>いる女達は数に入っていないようです。

 階級が違う人は人数の内に入らないのです。

> そこにやって来た坊っちゃまの妹弟達。
> 丁寧に挨拶をするグレイスは、初対面ですが、ハキムの事は坊っちゃまから
>聞いていたようです。
>「エキゾチックで素敵!」
> と、キラキラした眼でハキムを見るヴィヴィーは、やはり結構ミーハーとい
>うか、面食いなのでしょうか。

 ミーハーですねぇ。珍しい物好き?

> そのヴィヴィーの様子を見て呆れるアーサーに、ハキムの取り巻きの女達に
>囲まれて泣きそうなコリン。コリンは、これが元で女性嫌いにならなければ良
>いのですが(^_^;

 いかにも、女性にからかわれやすそうなキャラと言いますか。

> ちなみに、ハキムに仕える4人の女達は、通称「ハキム・ガールズ」。踊り
>子で、常にハキムのお供をし、「4人でひとり」なんだそうです。彼女達は決
>して笑いませんが、それも原作者によると「そこが大事!」とのこと。

 馬車を御したり、自動車まで運転する踊り子さん……^^;;;;
 笑わないというか、いつも表情が同じです。

>「象は大人しくて神聖な動物」という彼の言葉とは裏腹に、庭で暴れまくって
>いる象を見て、さすがの坊っちゃまも心配そうですが、「気にするな」の一言
>で済ませるハキムの前では、あらゆる努力が無駄というものです。
>「お忍びだからな、他の人にはくれぐれも内緒に」
> そう坊っちゃまに追い打ちをかけて、ハキムは大らかに笑うのでした。

 絶対、ハキムはわざと坊っちゃまをからかっているに違い無い。

# でも、本気で言っている線も捨てきれない。

>■象がロンドンを走った日
> 日は変わって、ジョーンズ家の朝。
> 新聞にアイロンがけをしている(ようにしか見えないのですが…そーゆーも
>のなのか?)メイド、その新聞を纏める男性使用人、リネンを運ぶメイド、等
>々、朝から多くの使用人達が忙しく働いています。

 確かインクが乾ききっていない内に配達されるので、アイロンで乾かしてから持ってい
く…とか、どこかで読んだ気がします。出典を忘れましたが。

>「インド……やっぱり、象に乗っているんでしょうか?」
>「まさか!」
> エマの素朴な疑問を、一笑に付す先生。さすがに聡明な先生も、この時はま
>だ、それが現実である事など思いもしなかったようで。

 記事には象を連れて来たということは書いていなかったらしい。^^;;;;
 町中を象に乗って来たという訳では無いんですね。

> そこで坊っちゃまが見たものは、異国の品々で飾られ、香の煙がたちこめる、
>異世界と化した部屋でありました。

 印度の王族って、ホントにあんな感じの暮らしなんでしょうか。^^;;;;

> 雄叫びを上げ、疾走を始めた象の揺れはますます激しく、坊っちゃまの顔は
>どんどん青くなり、ハキムはどんどん上機嫌になっていきます。ハキムにして
>みれば、友人を喜ばせたいだけなのでしょうが、この場合は、不幸な事にピン
>トがずれていたようで。

 わざとだ。絶対にわざと^^;;;;

> もはやダウン寸前の坊っちゃまですが、その目に飛び込んできたのは、外の
>騒ぎに気付いて何事かと窓から身を乗り出していたエマの姿。目の前を通り過
>ぎる象の背中に、坊っちゃまの姿を見たエマは驚き、坊っちゃまは慌ててハキ
>ムに象を止めるように頼みます。

 良い口実が出来たということで。

>「いい歳して、乗り物酔いなんて情けないわね」
> 先生が呆れたように言う言葉も、エマにかいがいしく介抱してもらっている
>坊っちゃまにはあまり効果が無いようで。羨ましいぞ、全く(爆)

 恥ずかしいという思いよりは介抱して貰えるという方が重要らしい。

>■ハキム接近
> ハキムが借りていった、無蓋で車体が低い馬車は、バルーシュというそうで
>す。馬車がステータス・シンボルだったというこの時代、「乗っている人の姿
>が見えて周囲の羨望を集められる」事がポイントになって人気だったそうで。
>よりによってこんな目立つ馬車を選んだのは、ハキムの王族としての勘が働い
>たのか、それとも単なる趣味か。いずれにせよ、馬車と言えば乗合馬車ぐらい
>しか乗った事がないだろうエマにとっては、恥ずかしい事この上なかったでし
>ょう。

 目立つということがやっぱり重要だったのかも知れず^^;;;;

> その後の晩餐の場面。普段、TVを見ながら飯を食ってるような庶民の私には、
>静かすぎて返って落ち着かなくなりそうな、静かな晩餐です。
> ハキムが気になってしょうがないものの、いざ目が合うと、慌てて料理をこ
>ぼしてしまうコリン。
> ヴィヴィーにいきなり話を振られても、最低限の返答で静かに食事を続ける
>グレイス。
> 自分が切り出した香辛料の話に乗ってきてくれたハキムを、相変わらずキラ
>キラした眼で見つめるヴィヴィー。

 料理を見ると、ハキムだけ別の料理のようです。料理人と材料も持参らしい。
 ハキム、流石にステーキは食べられませんか。

>■告白
> 慌てて確認した、注文書らしき紙に書かれていたのは、ハキムの名前でした。
>ハキムが部屋にいない事を確認した坊っちゃまは、エマの所へと馬車を走らせ
>ます。

 届け先、何で自分の名前にしなかったんでしょうか。^^;;;;

> さて、案の定エマを訪ねてきていたハキム。今回は、白いシャツにネクタイ、
>ベスト、黒い上着にズボンと、英国紳士っぽい出で立ちです。この格好からも、
>彼の本気度が窺えます。

 象 → 女連れで馬車 → 一人でスーツ姿 と段々普通っぽい登場の仕方に。

>「すぐお帰りになると思いますので」と言っているエマは、ハキムが先生に会
>いに来たと思っているようです。しかし、ティー・カップを出すエマの手を握
>り、「君に会いに来た」とハキムが切り出します。

 わざわざ先生が居ない時を狙って来たんでしょうか。^^;;;;

# もしも先生が居たらどうするつもりだったんだろう。

> まず、エマが坊っちゃまの恋人かどうか確かめるハキム。口では否定するエ
>マですが、ハキムから逸らした視線と、頬の赤みが、彼女の気持ちを雄弁に物
>語っています。

 …で、その表情にハキムは気付いたんでしょうか?

> そして、その答を聞いて安心したハキムは、エマに告白します。
>「確かに、君の事は余りよく知らないけど…。

 事実だけど、告白する相手にそれは無いだろう(笑

> しかし、どれをとってもアニメで表現するのは難しそうなものばかりです。
>特に、ハキムが好きになってもおかしくないような「立ってる時の雰囲気」だ
>の、「動き方」だの、具体的にどう描いたり、動きを付けたりすれば良いのか
>困るでしょうに。
> しかし、今まで描かれてきたエマは、まさにそういう風に「立って」いたり、
>「動き」をしていたと思います。それをやってきたスタッフの仕事には、やは
>り「まいった」としか言いようがない感じです。

 これには激しく同感です。
 あの漫画からこんな動きなのかなと妄想していたのをそのまま見せられているという感
じで。あれ? すると絵から動きを想像出来る漫画が素晴らしいってことなのか?

> さすがのエマも、これだけ誉められれば悪い気はしないと思いますが、
>「だが、何よりも顔が好きだ」

 原作でもそうでしたが、「最後がそれかい!」と突っ込んでました。
 某神無月の巫女の千歌音ちゃんの告白シーンが、姫子の外面を好きだと言い続けた最後
に心が好きと言っていたように(笑)、外面は重要だが内面はもっと重要。
 ハキムの告白は段々と外側に好きの対象が向かっている感じがしてちょっと…です。

>「君さえ嫌でなければ、私は君を守っていきたい」
> ハキムの真剣な言葉を聞いて、彼の目を真っ直ぐに見るエマ。果たして、彼
>女の答は?
>
> この「顔が好きだ」以降の台詞が、原作からちょっと改変が加えられていま
>す。個人的には、概ね良いと思うのですが、このハキムの最後の台詞だけは、
>原作通りの方が格好よかったかな、という気がします。この辺りも、ハキムの
>キャラが原作とは少し違う、というのに起因した改変なのかもしれませんが。

 台詞、原作からちょっと削った辺りが印象に。
 エマが昔に色々あってというようなことを言っていた筈ですが。
 で、ハキムがなら、仕方無い(…という反応も凄いが)ということでその場は無しとなっ
ていました。

> ところで、この間坊っちゃまは何をしていたかと言えば、先生の家の前まで
>来たものの、中に踏み込む事も出来ず、ただ悶々としていただけでありました。
> 踏み込んだとしても、もし先生に対面したら何て言うか。そもそも、恋人で
>もない自分が口を出す事かどうか。大体、踏み込んで見たくもないものを見て
>しまったらどうしよう。

 ヘタレだ。坊ちゃま…。

>■それぞれの夜
>
>「これは無駄になってしまった」
> そして、エマに贈る筈だった宝石箱を見て呟くハキム。やっぱりと言いまし
>ょうか、振られてしまった訳ですね。
> ここもオリジナルです。原作では、ここには第一章に前倒しされた、エマが
>ラブレターの断わりの手紙を書いている場面になります。そこでの先生の「皆
>断るのね」という台詞が、ハキムの求愛も断ってしまった事を暗に示す事にな
>っていました。アニメでは、より直接的な表現に変わっています。

 無駄になったというのは、エマが顔が好きではないと知ったので、鏡のプレゼントをあ
げるのは止めにしたというのと、振られたので止めたのと二通り考えられると思います。
 原作ではあの時点ではハキムは好きだと言うだけ言って、返事も聞かずにそれだけ言い
たかったとばかりに去って行った(普通、その場で返事は求めないでしょう)と思ってい
て、あの返事のシーンではエマからは断ってはいないと思ってました。^^;;;;

# 2巻がどこか行ってしまったので、ハキムとエマの関係がその後どうなったのか良く覚
# えていないのですが

 で、アニメですがエマの表情を見てハキムはエマの思い人に気付いたのだと感じました。
 で、気付いた上で敢えて自分の想いを伝えたと。
 恋愛ものだと、自分の好きな人の相手が自分では無いと知った上で、敢えて告白して区
切りをつけるのって定番ですよね。それをやったのかとも思えます。
 で、「無駄になった」と。プレゼントまで用意して行ったのに、相手には既に好きな人
が居て残念、という感じだったのかなと。

# でもぢつは未だ諦めて無くて、単にプレゼントに問題があったので止めただけだったり
# して。

>では。

 では、また。

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