> >日本の裁判とは、果して「真実」が争われるところだろうか。
> 
> 違います。
> 
> >しかし実際には、日本の裁判は、「真実」を発見するところではなくなってい
> >る。
> 
> 最初からそう。
> 
> >正確にいえば、日本の多くの裁判官には「真実」を炙りだす能力も識見もない
> >し、
> >そもそも真実を導き出そうとする意欲もないのである。
> 
> 不要だもん。
> 

> 
> >しかし、いつの頃からか、日本の裁判所は
> >単なる「法廷ゲーム」の場に成り果ててしまった。
> 
> 最初からそう。
> 
> >そこで争われるのは、驚くべきことに真実や正義ではない。本当の
> >真実とはほど遠い、単なる「訴訟法上の真実」が法廷でのテクニック
> >を駆使して争われているだけなのである。
> 
> 最初からそう。


もし佐々木氏が弁護士なら、だれも依頼しないかもしれませんね。
ただ、言われていることは理解できます。

去年10月、日本橋マンション管理組合を某管理会社(元)が70万円払えと
訴えてきた件。私理事長が(本人訴訟)で争い始めたが先月取下げられました。
つづいていれば、業務委託費は3か月分とれたのにな。向こう(原告)が取下げ
たら、2度と訴えられないわな。みんなでめでたしめでたし。
「訴訟法上の真実」で法廷でのテクニックを駆使して争い、勝ってしまった実
例。
真実そっちのけ。
> 
> ……たぶんこの本の著者は
>   もしかしたら(一部)理科系の悪しき発想に
>   どっぷりとつかってしまっているか
>   「真実は1つでそれは必ずわかり得る。」というテーゼを
>   単純にお気楽に信じているだけなのでしょう。

中央大学 法学部 卒 になっています。1958年生まれ。

まつむら