嶋田@京都です。

Jubilee wrote:
> 
> 部品の名称もズバリ「頭もたれ」でした。113系

         113系は夜行使用を考慮して設計されていない(夜行列車に
        使われた例はいくらもありますが)ので、同じような位置に
        あってもあれは立ち客がつかむためのただの「手すり」
        でしょう。

> (もしかすると初期型は違うかも)

         初期型は枕木方向の半円形の物でした。

> クロスシート部分の通路側にあるちょっと表現しにくい形をした

         レール方向の四角形をした奴ですね。四角の中がいささか
        複雑ですが。

> アルミ鋳物の手すりのようなものはおそらくその末裔で、

         ですから、前記のようにただの「手すり」で「小型枕の
        末裔」ではないと思います。

> 111系や403系の古い車両では半円形のただの手すりがクロスシートの背ずり
> の上部隅についていましたが、その後わざわざコストがかかりそうな部品に
> 変わったのはきっと要望があったからなのでしょう。

         あの半円形のは立ち客にとっては使いにくかったから
        でしょう。JR西日本の113系なんか初期型でもわざわざ後期
        型と同じ四角形の物に交換されています。
 
> 近郊型の「手すり兼頭もたれ」も、211系になって手すり機能が重視されたた
> めか「頭もたれ」としては使いにくくなったのが残念でした。昭和も末頃に
> はクロスシートの夜行などほぼなくなっており、「頭もたれ」の有効性ない
> し使い方を知る乗客も少なくなっていたのでしょう。

         もはや向かい合わせボックスシートの座席で寝て行く時代
        ではなくなったからでしょう。オハ12系も車内灯減光など夜行
        使用の機能は持っていますが、こと手すりに関しては夜行使用
        を前提にしているとは思えません。


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         /------  嶋田 誠 (SHIMADA,makoto) ------------
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