古寺です。

過去出た話を洗いざらい吐^H書いていたら長くなりましたので、分けました。

"M,Hirai" さんwrote:

> また、こういう駆動音が楽しめる動力車と、付随車の配列はどうなって
> いるのかご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?

700系だと16連では付随車は4両なので、両先頭車とグリーン車中2両に
割り振ってますね。これは先頭車は付随車の方が粘着(車輪のグリップ)
が安定するという、国鉄時代から特に新幹線では特に出来ればそうして
来た設計思想。残りのグリーンについては、専門誌上でのオフィシャル
な記事によると騒音対策で有利だからだそうです。付随車残り2両だと
グリーン1両分足りないんですが(^^; 700系から数両毎のグループで
車重の配分を考えるようにし、隣接が付随車で軽ければ1両だけ電動に
なるグリーン(喫煙車が該当)はその分遮音材などを投入して重くなっ
てもよいと。
300系は、M-T-Mという3両ユニット(Tが付随車で、交流関係機器を
搭載したいわゆるTA車方式)で。5ユニットだと15両なんで、あまり分
(?)の1号車を付随の先頭車(制御車/Tc)として2号車からM-T-M,M-T-M
と続き、16号車の制御電動車(Mc)で終ります。前述のように、国鉄時
代から(たとえば100系)、付随車付けるならまず先頭車に振る事が有る
と思えば、ほかの事情が優先する事も有ります。
500系はパワー的に全て動力軸とする都合と高速運転から、先頭車の粘
着問題を考える必要が出て、先頭車(か、先頭台車か、軸)の電流を抑制
(は他にも例が有るらしい)したり、セラミックを車輪とレール間に高圧
噴射するハイテク砂撒き装置(セラジェット/京急の先頭車なども追従)
を開発したりしてます。