Re: 10・15モード燃費の計り方。
古寺です。
Taro Yoshida さんwrote:
> 関連資料は国土交通省の
> 自動車燃費一覧について(平成14年12月末現在)
> http://www.mlit.go.jp/jidosha/nenpi/nenpilist/nenpilist.html
> の 2.用語の解説等(PDF形式)
> http://www.mlit.go.jp/jidosha/nenpi/nenpilist/02.pdf
> に測定法が載っています。
・・・
> >> もしかして,空気抵抗は始めから入っていないじゃないの?
> >
> >のような気がしないでも。。。
>
> 上記資料ページによると
> 測定はシャシダイナモ上ですから
という話を私も断片的に聞いた事が有りますが、各モードの走行パターンの
解説はそこいら中に有るものの、意外と台上試験...なんだよな?って確認さ
せてくれるコンテンツがネット上に少ないんですね。
この記事が着いて読む前に、まずgoogleで先に検索しちゃってました。
> 空気抵抗は考慮されていないと思われます。
> また、車重による加減速時の慣性モーメントも
> 足回り以外はほとんど入らないと思われます。
「モード 測定 方法 ダイナモ 空気抵抗」でsite:mlit.go.jpと指定したら
4件しか掛からず、ほとんど空気抵抗低減で燃費向上を、みたいな指針の話でし
たが。
一応、「ディーゼル自動車過渡走行モード排出ガス試験方法」とするコンテンツ
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/090829/090829_4.pdf
では、シャシダイナモの負荷設定として、「標準状態における空気抵抗係数に相
当する値」なるものを入れています。
環境省あたりの資料だと、台上試験の概要を書いた上で、空気抵抗値が燃費低減
のパラメーターになるように書かれていますが、現状の試験モードに反映されて
るのかは分かりませんでした。
ただ、シャシダイナモの負荷設定というのがキーのようなので、国土交通省以外
にもターゲットを広げて検索してみましたところ、
・ダイナモの負荷設定には惰行法と台上惰行法が有る
・実際に車を転がす惰行法では、標準の空気状態に補正を行なう
・台上惰行法では前面投影面積と空気抵抗係数を加える補正を行なう
という物が存在するのだそうで。一応空気抵抗も加味されるんじゃないかと思います。
さらに、http://www.kokusen.go.jp/cgi-bin/byteserver.pl/pdf/n-19990107_1.pdf
中によると、TRIAS 5-3-1996に準じた10・15試験を独自に行なっているよう
なのですが、ここでは惰行法で負荷設定をしたとの事です。
#このコンテンツ、まさにカタログ燃費と各条件下の比較やらやってるのが面白そ
#うですが、まだ読めてません。
##TRIAS 5-3-1996でさらに検索しなおしましたが結果は...(;_;)
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