「K.Takasaki」さん投稿 at
<ah144s$bu3$1@news511.nifty.com> or
news:ah144s$bu3$1@news511.nifty.com
> 
> (困)惑(当)惑さん wrote <3D32D9EA.6212DF9@pop21.odn.ne.jp>
> 
> > おお、わかりやすい解説をありがとうございました。
> 
> そんなおおげさな。(^^; 私はただのラジオ好きですから。

いえいえ。とても勉強になりました (^ ^)/

> > ということは、LC同調だと、フィルタ性能は12dB/oct
> > ぐらいですから、イメージ周波数の減衰量は20dBもと
> > れないので、多少残ってしまうものなのですね。
> 
> そうですね、それが大きな欠点でしたし、周波数が高くなると
> シールドの甘さもあって、どんどん特性が悪くなっていましたね。

IFコイルのケースって、なんかおもちゃっぽかった
ですから、かなり甘いものだったのでしょうね。

> > なるほど。FM用なら部品も多く出回っているでしょう
> > し。
> 
> はい、それにもともとAM/FM多バンドラジオということで、部品は
> もう実装されていましたし。
> 当時ラジオを設計されていた方に、「FM用のIF回路をAM用の第一
> IFにも再利用するとは、思いつかなかった」と回想を伺ったことが
> あります。

それはすばらしい。同時に鳴らすわけじゃないです
からね<AMとFM

こういう設計(思想)は是非見習いたいです。

> > LCフィルタじゃなくて、NFフィルタを使う、と言う考
> > えはよこしまでしょうか?
> 
> フィルタワークでの工夫も色々考えられたのですけど、VHF帯の
> クリスタルフィルタが安価に手に入るようになったことと、それを
> 使うための第一局発の広帯域可変化が、PLLシンセサイザで簡単に
> 実現できるようになったのが大きいみたいですね。
> コリンズタイプのように第一局発が固定だと、第一IFがバンド幅と
> 同じ幅を持った周波数帯になって、バンドパスフィルタを使わない
> 限り、何らかの可変同調回路で帯域制限する必要があったのですよ。
> それで安価なLC同調が使われていたみたいですね。

ふむふむ、確かにNFフィルタは回路規模がでかくな
ります(三次以上ならなおさら)から、LCを使うの
が普通の考え方ですね。可変同調、となると、VCFみ
たいなのが必要なので、なおさらでしょうか。

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(困)惑(当)惑・・・わくわくと読んで。
し(木し)-右往 (ノ当)ノ-左往
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