常泉です。

池田さんへ
貴方が「相対論なしで原子時計を説明しています」として挙げたMaxさんのHPの記事
(http://home7.highway.ne.jp/max-1998/theory.html)は定量的説明どころか
定性的説明にも程遠い、相対論を否定したいMaxさんの単なる願望と捉えるべきものです。
一体何処が原子時計の説明になっていると言えるのでしょう? 
(「ケルビン卿は最終的にこの渦原子モデルを諦めてしまいました」とさえ書いてある!)

ところで、
貴方は、GPSが相対論でどのように(勿論、定量的に)説明されているのかご存知ですか? 
「T理論は知りません」と繰り返す貴方は相対論も知らないのかもしれません。
もし相対論をご存知なら、T理論の説明(解釈)はHPを読めば直ぐに理解できるでしょう。

T理論以外にGPS衛星問題を合理的且つ正しく説明することができる理論は有りません。

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常泉 浩志

相対性理論は間違っています。量子論も修正が必要です。
私は、新しい物理学の到来を告げる「T理論」を提唱しています。
「T理論」は、相対性理論の代替理論であり量子論も修正する理論です。
http://www.ni.bekkoame.ne.jp/tsuneizumi/

    − T理論を構成する物理の基礎 −
(1). 時間は普遍(絶対)である。
 従って、光速度不変という異常概念は不要となる。
(2). 物質の波動関数は実在であり、確率(振幅)ではない。
 これから、光は実在せず、仮想の物理現象となる。
(3). 質量エネルギーは不変である。
 速度が変化しても質量が変化することはない。
(4). 力の大きさは従来の2倍である。
 遠隔作用で交換されるエネルギーに関連し、量子論で重要になる。
(5). 速度の異なる系間では4(次)元座標が均等に収縮する「T収縮」が起こる。
 4(次)元座標は現実の空間の座標ではなく、作用空間の座標である。

    − T理論から得られるいくつかの結果 −
(1). 加速器における荷電粒子の加速運動は、相対論とT理論で一致する。
(2). 水星の近日点移動が軌道の数値計算から99.9%以上の正確さで計算できる。
 この軌道計算は任意の楕円運動で可能である。
(3).  原子時計は、重力ポテンシャルの変化に起因する時刻の変化を示す。
 GPS衛星搭載の原子時計の変化は時間の変化とは無関係に説明できる。
(4). 1次、2次のドップラー効果の理論値は観測結果と一致する。
(5). 水素原子のエネルギー準位が従来より正確な値として与えられる。
 2S(1/2)、2P(1/2)に関しては、ディラック方程式の解に比べ
 実測値との誤差が10%以下になる。
(6). 自己エネルギーと質量エネルギーが一致し、物理理論の整合性が高まる。
(7). 従来理論におけるボーア半径の異常性が改められる。
(8). 電子雲分布から、水素原子の正確なエネルギー準位を求めることができる。
 この事実は波動関数の実在の証拠となる。
(9). 質量不変の帰結として、繰り込み理論が不要となる。
 繰り込み理論を用いずにラムシフト計算が可能となる。
(10). ローレンツ不変量は、T理論で従来と同様の役割を果たす。
 ローレンツ不変量は相対論と必要十分の関係にあるのではない。
(11). デルタ関数は修正され、素粒子を表す大きさのある自由空間の波束として示される。
(12). 波動関数実在の帰結として、観測問題が解決する。
 波束の収束という異常概念は不要になる。
その他、数多くの興味ある結果がT理論から導かれる。

 「T理論改訂版」では、以前発表した「T理論」の内容の一部が修正され、
相対論の分野もさることながら、特に量子論の分野でのT理論の正しさが
定量的に鮮明になってきたため、従来の相対論と量子論に比べ、
T理論の理論的優秀さがより明確な形で示されている、と言えるだろう。