河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <nqdBe.518$Sb.393@news-virt.s-kddi1.home.ne.jp>, "k-yamano" <cafea605@hcn.zaq.ne.jp> writes
> 浮力はどう考えたら正しい自然認識に至るでしょうか。

これも、マクロとミクロの問題だな。暖かい空気は上にのぼるのは
何故かみたいなので議論した記憶があります。(なぜ、「これも」
なのかは知らんが...)

> その昔、まことしやかに分子運動が原因であるかのように語る者がおりました。

その通りだよね。

> 1)分子運動が原因ならば水は下へ行くほど熱くなければ浮力にならない
> 2)明らかに上方の水と下方の水の分子運動に差は見られない
> 3)上ほど熱くすれば下へ行きやすくなるなどの報告は聞かれない

熱いっていうか圧力でしょ? で、もちろん、大気圧とか水圧とか
もぐれば大きくなるのはご存知ですよね。そして、圧力が違う
ってことは、

> 2)明らかに上方の水と下方の水の分子運動に差は見られない

ってのとは両立しないみたいですね。

> 4)浮力現象の原因は重力であって分子は退けばそれでよい

でも、これは正しいと思う。

> 5)重力は重力源に直接に作用するが抗力は均質に作用するとしたら説明できる

これはわからん。

> 6)やはり空気中の場合がはっきりしない

そうですか。

> てな具合です。基本的には『分子運動原因説』さえ否定できたら
> それでいいんですけど真相はどこにあるのでしょうか?

否定したいの? なんで? それはそれで面白い。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科