河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <427b8b21$0$429$44c9b20d@news3.asahi-net.or.jp>, himtkitk <himtkitk@insat.rnu.tn> writes
> > 通常、自分の記事しかキャンセルできない。
> 通常、自分の記事しかキャンセルできない。ってのは news system のお約束に
> 過ぎないんだよね。実はこれが現状の news system の最大の欠陥なんだが、
> 別に中本氏でなくっても、誰でも比較的簡単に第三者キャンセルは出来てしまう、

このあたりはサイトの設定によります。

    fj の記事は、さまざまなサイトの好意によって転送されている

わけで、キャンセルもサイトが提供する機能です。キャンセルを受
け付けるかどうかもサイトの自由。そういう意味で、キャンセルと
NoCeMには差はないです。

> わしは、少なくとも情報技術で飯を喰ってる者は、自分の記事しか削除できない
> news system ってのを検討すべきと思っとるが、それがゴミが多いとか、学生に
> 紹介でけんとかって理由で、安直にキャンセルする検討ばかりしとるのは自分の
> 専門にたいしても怠惰としか思えんのじゃね。

ニュースグループの仕組みも理解しないとね。怠惰でないなら。

NoCeM を容認し、一方でキャンセルに関するルールを決めない方が
怠惰。fj の問題は技術だけで解決するものではないです。それは
政治的なものだから。

Google で読む単純な読者が増える一方で、自分で配送するサイト
を運営する人もいます。NoCeM にせよ、3rd party Cancel にせよ、
なんらかの基準を設けて、さまざまなサイトがそれを選択できるよ
うにするべきです。

    不自由とは選択肢がないこと

fj は自由な場所です。その自由を維持するためには努力が必要。

    fj に配信する価値がなくなったら、誰も配信しません

fj に読み書きする自由を維持したいなら、

    fj の価値を維持するしかない

そうでなければ、単に消滅するだけです。もっと積極的に、

    fj の終了を宣言する

なんていう手もあるけどね。終了手順も、そろそろ議論するべきな
んじゃないかってのも、だいぶ前から言ってはいますが... 

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科