河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <b4cZc.246$Oc6.146@news1.dion.ne.jp>, "ITAHASHI Kunio" <kunitahashi@h2.dion.ne.jp> writes
> すごくむずかしいです。あのようなものを英語でスラスラと
> 読めてしまう人はほんとに秀才だと思います。

英語だと思っちゃダメかも。英語風の記述なんですな。

僕が最初に読んだマニュアルは Zilog Z80 でした。大学2年生の頃
だったかな。でも、そんなに難しくないです。気持の持ちようだと
信じよう。

特に実際の処理系があれば、割りとすぐに対応はとれるはず。

> SourceCharacter :: 
> 任意の Unicode文字 
> という記述があったとき、このコロン2つはどんな意味を
> 表わしているのですか。

これは、定義っていう意味でしょう。SourceCharacter ってのは、
任意のUnicode文字のことだってぐらい。ちなみに、こういう場合
は、任意のUnicode文字は、既にわかっているものとするっていう
のを暗に含んでいるのが普通。

> それから、トークンといのは、ECMAの定義では何を指
> しているのですか。具体的にそれはどんなものですか。

 Token::
    hogehoge

とかいうのがあるんじゃないかなぁ。定義があるなら。

> 最後に、GetValue(Result(3))とかToPrimitive(Result(2))
> という書き方は、コンピュータ言語共通の表記法ですか。

いいえ。たぶん、どっかに説明があるんだと思う。

> 他にもこの種の表記方法があるなら、それらが網羅的
> に定義されたリストはどこで入手できますか。

そういうものとは、ちょっと違う...

実は、自分で処理系を書いてみると「マニュアルと、その意味する
ものの対応」ってのがわかったりしますけどね。論理学を学ぶと、

    字面の説明と、それが説明しようとしている意味

が別物だって言うのがわかるので、少しスムーズになるんだけど。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科