河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <20030911215209.5B76.PCRDITO@myad.jp>, 伊藤正一<pcrdito@myad.jp> writes
> スポックがいなければ、データというキャラもまた生まれていなかったでしょう。
> それにSFっぽさという意味では、TNGより脚本にSF作家がけっこう参加し
> ているTOSのほうがオリジナリティは高いのでは?ハーラン・エリスンの書い
> た「永遠の淵に立つ都市」なんて名作は、テーマ的にTNGやDS9でも再利用
> されていましたしね。

エリスンはいいですよね。最近もなんかTerminatorの原作であらそ
ってたし。でも、できのいいのが少ないことも確かなんだよな。

TNGの方が量的にも質的にも高いと思うんだけど、そうでもないですか?
ただ、TNGの方は脚本家の名前がうかばないな。

> それとまったく関係ない二つの話を組み合わせるというのは、STにかぎらずア
> メリカのドラマ全般に見られる傾向と思ったほうがいいです。主人公が複数いる
> 群像劇では、当たり前にやられている手法ですね。

連ドラでは仕方ないと思うんですけど、50分の単発ドラマでやると、
それぞれが内容が薄くなりますね。どうも、二つ別に発注して値切
っているんじゃないかと思うくらい... 

例えば、トワイライト・ゾーンとかアウターリミットで、それを
やるとかなり反則っぽい感じしませんか?

TNG とかでは、データのエピソードとか小さいサイドストーリーが
個人のキャラクタをうまく出していたと思うんだけど、この「半分」
を多用するってのはどーかな。 流行なのかな? 

脚本に金かけるってのは難しいんでしょうけどねぇ。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus, 
              PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科, 
           科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)