河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3F310109.E75190E7@yahoo.co.jp>, Kaz Hagiwara <kazhagiwara@yahoo.co.jp> writes
> こういう議論は一見もっともらしいんですが、「高速」機能を維持するため
> だけに料金を高額に設定するというのは、ことの本末を転倒しているような
> 気がします。

それはそうだね。高速使用権みたいなものをAVIS経由で配るみたい
なのが良いかも。

でも、yam は本末転倒が好きっていうか、支離滅裂な奴だからなぁ。
なんかフォローしてあげようと思っても、まともに論旨を追ってい
る記事でないのでフォローしようがない... もう少し日本語ちゃん
と読めるようになって欲しいよ。

> やはり、償還したら無料化して各自治体(もしくは国)に引き
> 渡すのが筋でしょう。

アメリカはこれで大失敗して、メンテ出来ず橋が落ちまくってます。
何百年も持つようなインフラは実はコストが高くって安上がりに作
ると数十年しか持たないんですね。特に重量車が通るとテキメンに
壊れる。

メンテを考えると、「償還=>無料化」は根拠無しです。しかも、短
期の期間で償還するってことは、メンテを含めた長期で償還する方
法よりも高額の値段を取るってことです。結局、それは、償還の終了
した本来、安くなるはずの高速道路から高額の通行料を取ることを
許すことにより悪用されたわけですよね。

「償還=>無料化」は非現実的な選択であり、既に失敗したのです。
それを認めた方が良いと思うな。

僕はこういうようにすれば良いと思います。

ある二地点での交通利便の向上を株式として資金化し、通行権は株
主の特権として提供する。株を持たない人は有料で通行する。メン
テ代は通行料または資金の運営によって捻出する。

もともと交通量の予測外れとかのリスクのあるものだし、償還でき
る見込がなくても作るべきだとか言う意見ががあるなら、株式化す
べきものだと思う。必要なものは国が株式を購入すれば良いわけだ
し。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus, 
              PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科, 
           科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)