山之彼方さんの<6Hzdj.433$lU5.36@newsread1.mlpsca01.us.to.verio.net>から
>現代の分析は、
>こうした金を独占している巨大な国家の中の独占資本カーストを
>直視しなければ
>政治、経済、なにも分析も予測もできない。


もし、資本という金を独占する日本の独占資本の側の人間であるなら
いつかは(極めて近い将来)、猛烈なドル安円高から猛烈な円安へ移行されて
木っ端微塵に国際独占資本に吸収される危険を予測しないのなら
馬鹿としか言いようがない。

今回のサブプライム問題で、中国は数十億ドルのマネーを米国に提供した。
その見返りで即刻為替操作国でないというお墨付きをもらって生き延びた。

我国の銀行は、おなじような米国への金の拠出を拒否した。
あきらかに国際独占資本と我国の独占資本は、金融戦争しているのである。
米国は絶対に許さないだろう。
かならず金融報復はあると見なければ馬鹿である。
我国の銀行をそれを受けて立たねばならないほど背水の陣をしかねばならな
かったということだ。勝てない。分かっている。それでも、拒否しなければ今
日命がなくなる。そんな切羽詰った判断であったと見るべきである。

戦争は、武力だけではない。半世紀前、我国は、金融独占資本がにっちもさっ
ちも行かなくなったときに破れかぶれの最後の戦いを国民を犠牲にしてやった
のだ。
あれは人種戦争なんかではない。日本独占資本と世界独占資本の戦争であった
のだ。これが分からないようじゃ、歴史をなにも理解してないに等しい。

2008年、その金融世界戦略がいよいよさらに大きく動き出してくる。
我国が生き延びるには、
どうすべきか、官僚主義にまかせておいても政治傀儡屋に任せておいても
船頭は鼻提灯で居眠りしているラインくだりに乗っている間抜けな観光客みた
いなものだ。教団まかせなんてもっといけない。自分で真実を見抜かねばなら
ない。
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