《2種類の実験が進行中》

現在、世界では2種類の実験がなされている。

実験の不安から出生率が上がっている。
本物じゃないことは明らかだ。

少子化の解消は「家族中心主義に立ち返ること」に尽きる。
これこそネット社会への対応第一歩だ。

社会現象を分析すれば、明確になっているのである。


《ヨーロッパでやっている社会実験の失敗例》

「すべての大衆に国の保障を提供します。」
これはヨーロッパで実験中だ。
高額税金になってしまい、失業を発生させ、大きな矛盾に陥っている。

「高額保険料を支払うためには安定した職場があることが前提」
ネット社会では前提そのものが無理だ。
大衆には無理な制度だ。
ネット時代に合わない。

(税金が限界まで高額になり、不安になって、子供に頼る心が芽生え、国の統制に信らが無かったり、楽天的でない国などでは出生率が上がってきてい
る。)

《アメリカでは試行錯誤、ただいま実験中、もちろん失敗例だ》

一方、アメリカでは「税金を安くし、豊かにし、民間保険を利用しながら個人で独立した保障を獲得する」
高校も大学進学も家族に頼らず、奨学金で進学だ。
「おれは偉い」「自立すすべて自前でやってみせる」
いかにもアメリカらしい。

ただし?
実験にしか過ぎない。

もちろん失敗例だが。

(自信のない女性や経済基盤の貧弱な移民は「やはり子供」、ということで出生率が上がってきている。)


《参考》

工業化社会では工場労働が花形だった。
人は機械のように一生工場労働が可能だった。

年金など社会システムも、規格化や画一化が可能だし、一斉に同時に実施が可能だ。

ところがネット社会ではサービス産業が中心になる。
大衆ははやり廃りの多い仕事に就き、波が激しい。

安定して高額保険料を支払う制度は無理がある。