KATO Kenji wrote:
 > William Shakespeare wrote:
 >>小生は近頃の粗製濫造のカタカナ言葉の蔓延を快く思いませんし、
 >>導入される外来語(「オブジェ」等)に対しての原語での意味の
 >>検証が疎かなのは、さらに不愉快です。
 >
 > 日本語の伝統じゃないですか?
 > てんぷら、かるた、かすてら...
 >
 > # 半分冗談ですよ、念のため

「かるた」に限って言えば、フランス語の "jeu de cartes" とドイツ語
の "Kartenspiel" とかが有りますね。


 >>ちなみに「オブジェ」に関しては、なぜ「作品」ではいけない
 >>のか、と言いたいです。
 >
 > 文学作品 ≠ objet d'art
 > 音楽作品 ≠ objet d'art
 > 絵画作品 ≠ objet d'art
 > 演劇作品 ≠ objet d'art
 >
 > 更に言えば
 > 美術作品 ≒ objet d'art
 > 芸術作品 ≒ objet d'art

一応、芸術品に関してはフランス語では普通 "objet" は使いません。

文学作品 oeuvre litteraire
音楽作品 oeuvre musicale
絵画作品 oeuvre pictoriale
演劇作品 piece de theatre

更に言えば
美術作品 oeuvre d'art
芸術作品 oeuvre d'art


「オブジェ」とは基本的には「物」と云う意味です。フランス人の芸術家が
謙遜して、自分の作品を「オブジェ」と称する事も有りますが、他人がその
作品を「オブジェ」と呼ぶのは少々失礼と見られます。
日本語の「作品」の持つ多様性を考えたら、変に気取らず「オブジェ」も
「作品」と称してもいい筈なのです。自然体でいきませう (^^;