中村和志@神戸です。

In article <YAS.03Aug30180216@kirk.is.tsukuba.ac.jp>
yas@is.tsukuba.ac.jp writes:
>前に、8頭の Pentium III (550MHz)の SMP を使ったとがあるので
>すが、外付で何かしていたんでしょうね。ロックかけると急激に性
>能が低下しました。OSは、Linux 2.2.16 (RedHat 6.2)。
>
>なるほど。Xeon なら、4頭の SMP までは、簡単に組めるようになっ
>ているわけですね。
fj.sys.ibmpcで昔話題になりましたが、Xeonならどれでもというわけでは
ないようです。Pentium3 Xeonでも、4way以上のSMPが組めるのは550MHz,
700MHzのものだけです。他のPentium3 Xeonは、2way止まり。
Pentium4 Xeonも2way止まりで、HTを利用してやっと4スレッドという
ことではないかなあ。

>自分で SMP (4頭以上) を組み立てる、なんてことはできるんでしょ
>うか。8 個くらいは欲しいんだけれど。Dual までは、よくマザー
>ボードも見るのですが、4 というのは見たことがありません。
SuperMicroなんかだと有りますよ。Asusも一般向けではなく、企業
向けのカタログなんかには大抵載っています。関東ならPlathome
行けば、動いている実物が見れるかと。去年私が行った時も、
Itaniumの4頭でLinuxが動いていて、見るだけでなく触れるので
おもむろに top とか叩いて「へー」と眺めていました。

>> 遠い近いでレーテンシが変わっても(NUMAでも)SMPって言うんですかね.
>> まあ,NUMAとUMAを合わせてSMPなのかな.
>
>UMA (Uniform Memory Access), NUMA (Non-Uniform Memory
>Access)、Norma (No Remote Memory Access)というマルチプロセッ
>サの分類は、1988 年くらいの Mach の論文でよく出てきたもので
>す。それが最初かどうかはわからないけれど。OSを作る時には、
>そういう分類の仕方は便利です。UMA のことを最近は、SMP
>(Symmetric Multiprocessor) と言っているので、NUMA をSMP とは
>言わないでしょう。
>
>Symmetric と Uniform が違うと言われても困るし。

一般アプリを作るプログラマまで、マシンのトポロジ構成を意識するようでは
Symmetricとは呼べないと思います。SMPのメリットは、メモリやPEのトポロジ
を意識せずとも、単にマルチスレッドなプログラムを書いておけば、PE数に
「ほぼ」比例した性能向上が簡単に得られることに有ると思うので。

>昔の NUMA は、ローカルとリモートで 100 倍くらい速度が違いま
>した。それで、ソフトウェアの作り方を変えないと全然使えません
>でした。Sun の場合、今までの UMA 用のソフトエェアでもちゃん
>と使えて性能が出るなら、UMA と言ってもいいと思います。UMA と
>いっても、もともとキャッシュはアリで、それの速度の差は無視し
>ているのですから。
>
>NUMA って、うまいソフトウェアを作るのが難しいんですよね。
>Linda の tuple space を置くといいという話は聞いたことがある
>んのですけれど、どうなんでしょう。

nCubeとかHyperTreeとか、難しくて(=面白くて)、でもなかなか効果が
得られないんですよね。気が付くと、問題の方をマシンのトポロジに
合わせたものを捜して来るようになってしまう始末。本末転倒そのもの。

In article <m3u180xfa9.fsf@maedapc.cc.tsukuba.ac.jp>
maeda@cc.tsukuba.ac.jp writes:
>外部の回路で頑張れば,DP版でも2より多いプロセッサ数でマルチプロセッシ
>ングができそうですが…この辺は素人なので良く分かりません.また,MP版の
>資料には「4-way, 8-way, あるいはそれ以上のプロセッサ数」と書いてありま
>すが,Xeon MPで4よりプロセッサ数が多いSMPマシンって存在するんでしょう
>か?

思い出したのですが、昔PC-8801,PC-9801全盛期の頃、ウェストサイドという
フロッピーのコピーツールを売っている会社が有って、そこのはプロテクトが
掛かってて自動的にはなかなかコピーできないソフトをコピーするために
上手くコピーするためのパラメータファイルを、新しいソフトが出る度に
売ってました。で、とあるRS-232Cで対戦するゲームソフトのファイラー
にコピーのパラメータだけでなく、本来一対一で対戦するそのソフトを
多人数で対戦する為のRS-232Cケーブルの配線図がグラフィック文字で
描いてありました。あんな感じですかね。
#あのファイラ書いた人は今いずこ?
普通はそのコピーツールでメニューからそのパラメータファイルを選択する
だけなので、わざわざパラメータファイルをlessで開いたりしない限り
お目に掛からないコメントみたいな代物でしたが。
-- 
中村和志@神戸         <mailto:kaz@kobe1995.net>
NAKAMURA Kazushi@KOBE   <http://kobe1995.jp/>
- Be Free(BSD), or Die...
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