In article <bgb8v5$fr6$1@inb.m.ecl.ntt.co.jp>
ginga@athena.club.ne.jp writes:
>> ディスク側はキャッシュの分は、電源断の場合でも、書込終了を出
>> したものに関しては書き込むのが礼儀なんじゃないかなぁ。とか考
>> えると、write through な奴が普通なんじゃないかなと。
Write backな奴は、もうずっと以前から普通になっています。
*BSD系は安全側にwrite throughで使っていたのですが、Linux
は最初からwrite backがデフォルトで使っていて、ビデオキャプチャ
なんかする時は、この違いによる速度差が出てました。FreeBSD
5-currentではとうとうデフォルトでONになってしまいましたが、
4-系列でも、sysctl hw.ata.wc=1を設定するとATA disk
のwrite cacheが有効になって性能向上・危険性増大に設定可能です。

>日立 HGST (旧 IBM)の 180GXP の HDD なんかは HDD 側で
>command queueing 相当の処理をするらしいのですが,
>これは(write 時にも効いてくれるのなら)必然的に
>write through じゃない動作を意味すると思うのですが如何でしょう?
日立もなんだ。5.0Rが出た頃はIBMしか無かったと思いましたが、
Tagged command queueingもサポートしたATA diskも有ります。
5.1Rでもこれの初期値は0なんですが、1に設定してやると
tagged command queueingも有効になります。

他にSCSIの制御の為にcamcontrolというコマンドが有りますが、
atacontrolという似たようなコマンドも出来てます。
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中村和志@神戸         <mailto:kaz@kobe1995.net>
NAKAMURA Kazushi@KOBE   <http://kobe1995.jp/>
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