逐次雑記 2012年9月上旬

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@mizuno_mweさんのツイート

2012年9月1日(土)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[23:59]

おとどけモノ

amazon.co.jpより、

以上到着。やっと「ベル・ゲーム 〜虚像のエコー〜」が単行本化されましたな。これNWリプレイの中でも面白さ上位の部類ですから見て見て。

[24:00]
[24:01]

濡れてる、感じ (← 超ローカルネタ)

朝、雨の音でお目覚め。う、日曜が雨とは聞いていたけど、予報がいきなり外れてる? とはいえこの降り方なら長続きはしないでしょうし……実際すぐに晴れたし、予定通り洗濯しましょう。布団も干す。

そして、夏の旅行から1ヶ月経ってしまいましたが、そろそろチェーン洗浄しないと。と言う訳で自転車整備を行います。整備を初めて油作業……という『手を離せない』状態になったところでまた雨ー!? 洗濯物を取り込みに行ったりできないですよ!

まあ布団は比較的奥まったところで干しているので、よほど風が強くなければあまり濡れないんですけど……逆に一番外側にあったのがタオルケットでして……これって濡れたら乾き難いじゃないかー(汗)。一旦取り込んだり、また出したり、また降って家具に引っかけたり、数往復したところで最終的に諦めて室内干しにしました。うう、そもそも朝『予報が外れている』という時点で、洗濯するべきではなかったんだなあorz

ちなみに自転車は、ついでにほつれかけてきているシフトワイヤを交換しようと思っていたんですが、いざ作業しようと思ったら工具が足りなかったというオチ。うう、未経験の整備に手を出そうとした時になって、他で必要無かった工具が必要になってくる……。スタンドを交換して以来不要になっていたレンチを使うものがここにあったとは。

[24:08]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2012年9月2日(日)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[09-03 07:09]

雨雲に逆行し

時刻の都合でちょっと離れたバス停まで歩くんですけど、その最中にも細かな雨が降ってて……矢口こまち箱(大)には45Lゴミ袋を被せていますが、傘さすことができないから自分はしっかり濡れるんですよ。これでPICO箱まで持たなきゃならなかったりしたら、蝉っぽいところでした。今回、「チャリン子の旅」も矢口こまち箱に入れています。

武蔵境駅前で食事と差し入れを購入し、中央本線休日快速(E233系0番台)で新宿、埼京線・臨海線直通(205系)で国際展示場。COMITIA101に『F会』としてサークル参加です。新刊は無いのですが、「チャリン子の旅」の他、Fani通2011(下)やゆるゆり本や銅像本がCOMITIA初売りとなっています。……毎度ながら合同サークルの宿命で、頒布物のジャンルが燃えよカオス(^^;;; しかも配置は評論・情報ですので、もしJASが主ということになるんですよねえ。

最初は私が売り子でしたが、携帯@さんが2度目に戻って来られたところで交代して買いに回りました。以下、戦利品。

以上、総支出は4,750円(カタログ除く、検算のみ)。

今回、自転車本を結構あちこちで見掛けたんですが……この『あちこち』ってところが問題。ジャンル分散しまくってるんですよ。旅行ジャンルに固まっていないんです。何でじゃと思ったんですが、実際にそれらのサークルさんを回ってみてなんとなく解った気がします……皆さん、自転車で走ることを『旅行』と思っていないんだ、って。日常エッセイだったり、メカだったり、スポーツだったり……。そりゃレース志向の人にとっては旅行じゃありませんよねえ。通勤istにとっては旅行じゃありませんよねえ。ロングライドやる人であっても旅行感覚ではないようで……。

そんな中で、数少ない旅行ジャンルにいらっしゃった(というかF会の真っ正面だったんですが)、free old metalさん。お話すると、何と「チャリン子の旅」パイロット版に触発されて自転車本を出されたとか!? うわ、まさか私の本が他サークルさんに影響を及ぼしていたとはー!! 感謝感激とおどころの話じゃありませんよ。……しかも、今ブログを見てみたら……というかURIを入力していたら、旧ブログの方ではありますが履歴に残ってた……って! 「チャリン子の旅」パイロット版について書いて下さった方だったんだ! チェックしてたよ! なんたる縁。

最終的な頒布実績は、「チャリン子の旅」1日目編を5部(他、見本誌や献本が3部)。他の本も大体このくらい出て行きました。東京都編が既に完売というのが勿体ないですね……。やはり次は100部作りますか。印刷費が凄いことになりますが。


撤収後、携帯@さん、TomOneさん、キリュウレイアさんと私の4人に柳下さんを加えて、品川のいさりびで打ち上げ(註: コミケの打ち上げ)。品川シーサイド駅から歩いたんですけど、途中の道がなんとも面白かった(^^) 土地利用が突然変わる箇所とか、平沼さんでも自転車を横に置けないような隘路とかありまして(何だその譬え)。帰りに大井町駅まで歩く時も、地形改変が良く判る坂道など、何かと面白い土地でした。

大井町から京浜東北線北行(E233系1000番台)で神田、中央特快を見送って中央本線休日快速(E233系0番台)で武蔵境、丁度居たバスで帰宅。うーんまだ雨がちょっと残ってるなあ。

[09-03 07:42、23:31(美月亭まで)、09-04 23:41(完了)]
[09-04 23:45]

おとどけモノ

帰宅してみると、amazon.co.jpより今宵もおとどけモノ。

以上。「超神ネイガー」のF2-ZONEと水木一郎氏による震災復興歌です。これは外せない。

[09-04 23:49]

本日の日常日課

2012年9月3日(月)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2012年9月4日(火)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[23:54]

おかいモノ

今日は天候不順につきバス通勤なので、会社帰りに徒歩で吉祥寺。アニメイト吉祥寺にて、

以上を購入。勿論目的はおとボクOVAです。店頭在庫は1本だけでした。昨今のアニメイト吉祥寺は、連動購入特典とかやっていても店頭在庫が無いということが起こるので、予約票が常備されていなかったことで不安に思ったんですが……口頭でちゃんと残りの予約できて一安心です(予約在庫すら規定期間内に無くなるという最悪の事態が無いわけでもないですがね!)。

[23:59]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2012年9月5日(水)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[24:27]

第2旅案?

コミティア101の戦利品(free old metalより)……ということで、「チャリン子の旅」を入手されたいいのまさん。……東京駅から名古屋駅までの東海道沿線の駅をって、タイトルに『中央本線』って書いてますのにー! 次回は箱根越えをつづるそうなので、続刊がすごく楽しみ……たしかに現地で箱根の話はしましたけど、この旅で箱根は出てこないです……。これは、第2旅は『東海道本線全駅訪問』をやるしかない!? いやしかし、それだと熱海経由だからやっぱり箱根は通らないですよー。

[24:31]
[25:00]

所持品ちぇーっく!

所有アイテム一覧を更新し、「同人誌 その1」「同人誌 その2」を現在のものに差し替えました。何しろ引っ越し前の状態のままになってましたからね。「同人誌 その3」もいずれ追加します。

その他についても、同人誌と同じくOOoで管理している現在のものに入れ換えたいと思っています(ISBNや発行年月日などの情報は無くなるけど、別に良いでしょ)。その場合、種類別ではなく収納場所別になります。

[25:03]

本日の日常日課

2012年9月6日(木)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

本日の日常日課

2012年9月7日(金)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[09-09 19:26]

おかいモノ

会社帰りにイトーヨーカドーで食糧を、調達する前に、武蔵境駅で切符を購入。今年は東北新幹線に乗る機会が多いですね。席指定ができないことを許容すれば、トクだ値50は自由席より遥かに安いから便利です。

[09-09 19:28]

本日の日常日課

2012年9月8日(土)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[13:01]

夏色キセキ 第6話「夏海のダブルス」(8月18日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: ±0)

遊んでばっかりだと夏海は大樹を称するけど、夏海が準備だけして部活に出た後、食事の後片付けは大樹がしていると。それも嫌々ではなく、食器拭きに拘りありそうだし(^^;;; つまり作業の分担ができている訳で、忙しい夏海の仕事を分裂ではなく大樹にもうちょっと回すこともできるかも、という解決方法だって……テニス?(^^;;; 宿題?(^^;;; まさかアイドル?(^^;;;;;;;

例の交流戦(練習試合)が明後日ということで、部活が荒行になっている夏海。夏海中心に描かれていたけど、無茶を長時間続ける夏海に付き合っている紗季にも注目ですよ。夏海ほどバテていないのは、言った通り夏海が一人で気負っているからでしょうけど(サーブミスとか自爆に近いものが多かったみたいだし)、でも今回の話を総括して考えるに、紗季は特訓の間中ずっと夏海のフォローに回っていたんでしょうからね。夏海は気付かなかったんでしょうけど。

で、本当は宿題をみんなでやる筈だったので「んもー! 遅いー! 夏海はともかく主戦力の紗季が来ないことには進まないー!」この様子だと、紗季が来たからと言って進むとは限らない……(^^;;; 凛子は進んでるの? 「……もしや、どうせ自分は転校するし、宿題の必要が無いことに気付いたか!?」んー、転校先の学校で、転校前の学校から出された宿題を提出要求することもある、というか普通不公平にならないようにそうするだろうから、やらないという選択肢は無いと思うよ。優香が転校する場合は本当にやらなくて後で後悔するだろうけど(^^;;; 「優香、お母さん呼んでるよ。今日忙しいから手伝ってって」「3x+y=9, 2x+y=7, 2つ合わせて一つの……なんて難しい問題なんだ!」二元一次連立方程式は中学2年のカリキュラム(水野当時)ですから、この子達が今やっているのはおかしくない……けど、これはその中でも特に簡単な部類じゃありません?(^^;;; x=2, y=3ね。

「二人とも、夏海ばかり狙ってませんでしたか?」「相手し易いのよ、逢沢は」「逢沢はストロークも良いし、体力も瞬発力もあるけど、ボールが素直って言うか、打ち易いんだよね。水越とは逆に」「私が素直じゃないみたいに聞こえますけど?」夏海に、聞かれるまで教えないところが、そう評されるんだったりして。多分先輩達の目から見れば、紗季がずっと夏海のフォローに徹していること、そして夏海が紗季の動きに気付いていないこと、どっちも解るんだろうしね。

あまりに遅いので迎えに来た(= 家の手伝いエスケープした)優香と凛子 → 宿題もエスケープしてカラオケ主張(^^;;; やる気無いねー。でも夏海は、カラオケやる気は無いのでした。というか外せないスケジュールはちゃんと認識していて、今は大樹の夕食準備の時間。自分一人なら外食にしたり食事抜きにしたりしても自分の判断だけど、他人が入るとそうもいかないね。大樹の世話、部活、宿題、アイドル(違)と4人の中でもやたら忙しい夏海……ということで「良いこと思い付いた!」いつもの脊髄反射来ましたー。いや、優香が思い付きでトンでもない願い事を言い出すのはいつものことだけど、凛子も、今回は紗季も、それを追認しているからね。むしろ紗季は話を聞いて率先したんじゃないかと。

風呂から上がったら着替えが消失している夏海……この時点でモノクロちゃん(違)、もとい夏海2号は風呂から上がっていたから、大樹が入って来ようとしたってことですか。バスタオル姿で部屋に戻ると、そこに居たのは自分でしたとさ。つまり夏海がダブルス。とにかく深呼吸して、落ち着いて、「まずすべき事は……」「服を着ようか!」(^^;;;

SOA、もとい、こんなオカルト御石様。主体が2人居るから『受話器を正面に向ける』という不思議な形で電話を掛けると……開口一番『もしもし? 今どうなってる?』「「やっぱり!?」」いやあ、4人とも慣れて、楽しい会話になってきてますなあ。「流石に息はぴったりね(笑)」んー、でもどうだろ、所謂『呵吽の呼吸』というのは、『阿』と言うのと『吽』と言うのとの間に時間差があるから成り立つのであって、まったく同じタイミングで思考・挙動を示したら噛み合わないんじゃないかって疑問が……いや、夏海と夏海だからってすべてが同一じゃないか。これでもし融合せずに2人の人間として活動し続けて、20年くらい経ったらどうなってるだろう、と面白いこと考えた。

翌朝、優香達の当初の目論み通り、朝食+宿題担当と部活担当という形で『2人で居ること』を有効活用し出す夏海。かくして、部活に出て特訓してても宿題はできる!「でも紗季が居ないんじゃなあ……夏海が居たところで戦力に大差ないし」「どういう意味!?」捗るかどうかは別問題!(^^;;; 優香、紗季も分裂させれば良かったって思ってるでしょ?(^^;;; 更には自分も分裂させて、カラオケへ行く自分とカラオケへ行く自分に……あれ?(^^;;;

紗季にしてみれば、部活に出ている夏海と宿題やってる夏海、両方とつき合う訳ですね。特に部活夏海は、宿題しなくて済む分、一日ずっと自主練に集中しているみたいだから、一日宿題やってる夏海との間を上手く渡り歩いているみたいな感じ(← その言い方だと根無し草みたいだ)。「なるほど、発想の転換か」「一つのことに集中し過ぎて視野が狭くなるのはあんたの悪い癖よ。……テニスでもね」これ、部活夏海には言えないんでしょうね。『発想の転換』を受け入れられる心理状態にならないだろうから。

「「ただいまー」」この時点で腹抱えて笑いました。仲良く肩並べて帰る夏海と夏海って(^^;;; いや本当、息合ってると言うより、仲良いですね。一緒にお風呂入る程に(こらこら)。部活夏海は一日ずっと自主連していたので、疲れて早々に寝てしまい……翌日筋肉痛じゃないかって思ってしまいました。強い打ち方をできるようになった、と言っていたのにミス連発なのはそれが原因じゃないの?

宿題夏海、紗季から部活夏海への指摘を聞いた夜。これ本人(いや自分も本人ですけど)に朝伝えようと思っていたんだろうなあ……自分自身の言葉なら、少しは聞く耳持つかもって。何しろ自分は受け入れられた言葉なんだから、きっと自分も解ることができる(← ややこしいな)。だけど翌日、気が付けば昼過ぎになるまで寝過ごした……ということは大樹の朝食は部活夏海が用意したの? 逆に朝は部活夏海に気を使われたのかなあ。試合に出る自分と違って時間に拘束されていないから、って。

で、急いで試合会場へ行くと、試合は既に始まっている。紗季は昨晩話したことが伝わっていないと判って、どう思ったかな。フォルト、ネット、アウトの連続でまったく良い動きができない部活夏海を見て、紗季は改めて指導しようとはしていないもんね。かなり我慢強い娘です……急に歳相応じゃなくなったように感じてしまったり。で、宿題夏海は「昨日紗季に教わった事、あっちの私に伝えたい……!」紗季は図も使っていたから、短い言葉で伝えるのは難しいんじゃないかな。タイム取るとかできれば可能かもしれないけど……でも夏海ダブルスが人前に出ることができないのは変わらないね。

遂に我慢できなくなった宿題夏海、一目も憚らず焦燥感のままに魂の叫び「こんの……落ち着けー! 馬鹿夏海ー!!」部活夏海の狭まった心に届くほどの魂、ということで本当に魂が届いたようで、宿題夏海消滅 → 優香と凛子は手品扱いしたらしい(^^;;; いやそれごまかしでも何でもないから!(^^;;; 「紗季! 昨日の奴、やってみよう!」この一言ですべてを察した紗季、今回本当に良い役回りです。

試合には勝てなかったけど、相手からも認められたらしい夏海。これ、融合無しに不様に負けていたら、『転校する』紗季だけが認められていたんだろうね。「二人の私が元の一人に戻った時、閉じてた視界がぱっと開いた感じがした。身体は練習した私が動かして、でも頭は冷静で、紗季に教わった試合運びのこととか考えてた」ちゃんと二人それぞれの2日分が夏海の中にあるんだ。それは究極の人間マルチプロセッシングですね! 御石様、j私も二人にして〜(切実)。

燈籠流し……かな? 『楽しい夏が過ごせますように 夏海』『皆が健康でありますように 紗季』『絶対! アイドルデビュー!! YukA♥』『神社に参拝客がいっぱい来ますように 環凛子』「全員バラバラ。もう、アイドルでしょアイドル!」優香はどこまで本気なんだか……(^^;;; 「夏海のはある意味、叶ってない?」「だね。楽しいこと色々起こってるもん」「楽しい……かなあ……日記には書けないことばっかりだけど!?」人に見せる日記でなければ、何書いても良いんでない? 「いやいやー、二人に分裂するなんて普通は体験できるもんじゃないよ? 私に感謝してー」「じゃあ今度はあんたに小動物になるステキな体験でもさせたげる」「あ、いや、ちょっと」「それはそれで楽しいかも」「「え゛!?」」ん、では凛子にはネコウサギとか羊のぬいぐるみとかになってもらって、魔法少女優香と四六時中一緒に居る生活を(喜びますか)。まあ、出来事全体はともかく、その写真は心底思い出になるよね。それこそ人に見せられないけど!

次回: リゾート21黒船電車!

[13:51]
[14:46]

夏色キセキ 第7話「雨にオネガイ」(8月25日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: +1)

あれ、今回アバン無しですか。本編に尺を集中ですかね。で、早速伊豆急下田駅……一度行きたい……熱海で一泊して、伊東線・伊豆急行線の全駅訪問とか、企画しましょうか。で、帰りは黒船電車に乗るの(今やれば夏色キセキラッピング列車という可能性もあり!)。

下田八幡神社例大祭、即ち納涼のど自慢大会の当日。振り付け合わせに何度も失敗するのに反省しない優香「いざとなったらアレがあるから!」のび太くんまっしぐらですね。そんな優香を扱うのが夏海は苦手、ということで、凛子に任せてパーティ分断。凛子、優香にああでも、熱狂(-15CP)で盲目になったりはしてないね。

優香ンちで練習するのは「絶対駄目! うち、今日が一年で一番の地獄なの」観光業だもんねえ……。でもそんな観光業界掻き入れ時に、お祭りコースまっただ中の足湯が夏海と紗季しか居ない閑散ぶりってこと、あるの? 今行ったら別の意味で大盛況かもしれないけどね(^^;;; 「あーあ、女は損だなー」「何?」「私、ちっちゃい時から、大きくなったら絶対道具担いで太鼓橋やるって決めてたのにさ」「マジ!?」道具……名前ちゃんとあるだろうけど、意外と地元民は知らない類のものでしょうか。さて、夏海の母親が行列の中で笛吹いてたり、大樹一行が3人とも声援投げてたり、今回は1クールの折り返し点だけに脇役オンパレードですね。凛子のおかーさんとか、御石様の秘密を知ってそうな示唆されつつも凄く久々の登場ですし。

「今年は私達ものど自慢大会に出るじゃない。大活躍じゃない?」「だから頑張りたいんじゃない! 4人でこんなことできるのは、今年が最後なんだしさ……」こういう根本の部分で思いは一緒だから、喧嘩してもすぐ向き直れるんだよね。何より、紗季と凛子が自分達の喧嘩を仲裁しようとしていることは、当然夏海と優香も承知している訳で。それで二人に反発しないところが良い子達だよねえ。優香は凛子に抱きついちゃうし(凛子水蒸気爆発)。

「私、衣装持ってきてなかった!?」自分ちに戻るのは困難だって、判ってるのに(^^;;; 頑張って戻って、衣装回収して、脱出して、逃避行! 見付かっても捕まえられることにならない凛子を行かせる、などという卑怯な真似はしませんね(頼まれても凛子困るだろうけど)。貴史君の前ではおしとやかに……無理だって(^^;;; 「毎年だな」「そう言や、毎年だ」そういう認識なのね(^^;;;

衣装の着付は紗季の役目。「おお! やっぱ紗季がやってくれると全然違う! 何だろう不思議」「後で二人のもやってあげなくちゃ」自分でできるように……とか、誰も思わないんでしょうか。そんな『紗季が居なくなった後』のことは今考えたくない? 「私、夏休みが始まるまで、自分がのど自慢大会に出るなんてこと、考えたことも無かったわ。でも今は、こんなに一生懸命になってる。それが大事な思い出になるんだって、信じてる。ねえ夏海、これ誰のおかげ?」優香が居たから大会に出場する、紗季が居たから気付ができる、夏海が居たから真面目に練習できる、そして凛子が居たから優香が練習する……じゃなくて、雨が止む、とか。水風船の思い出で言うなら、凛子が居なければ夏海と紗季も奮起しないか、しても単なる依怙地になりそうですよ。「夏海。どお?」「……エロい(笑)」「え、可愛いとかじゃなくて!?」「中学生の色気じゃないし!」「やめてよね!?」優香とは別の意味でアイドル扱いされそう。

相変わらず練習しない優香だけど、凛子がみはるのステップを見たいと要求して……暗に練習しようよって言ってること、当然優香も理解しているでしょうね。そこで取り出すのが優良テキスト(空飛ぶクジラ、ってここに原点があったりするのか)、ぱっと思い付ける御意見番。そうか、そもそも最初の練習風景で使っていたビデオとかレコードとか、多分みんな優香のなんですよね。

突然の大雨に濡れる下田湾一帯。湾の中に見える島は、犬走島……にしては位置関係が違うような。毘沙子島だとしてもおかしいなあ。ともかく、のど自慢大会はこのままだと雨天中止になってしまう、ということで「止めよう。優香、雨を止めよう!」自分の意志や努力でどうにかなるものではないですからね。「ずるじゃない、ずるじゃないと思う。だって、雨が止んでものど自慢大会の勝ち負けが変わる訳じゃないもん!」「じゃあ、一緒にお願いしちゃおうよ! 雨が止んで、私達が勝ちますようにって!」余計なことを考えるなあ!(^^;;; それをやっちゃったら、優勝したとしても自分の力かどうか判らなくなるでしょ、第4話の二の舞でしょ! 「それは駄目! 4人で頑張らなきゃ駄目なの! 優香と、夏海と紗季で頑張るから良いの。それが一番の思い出になるんだから」これは、御石様に頼ったことに報いがあるとするなら、自分が全部負うというつもりなんでしょうか。

丁度帰って来た凛子のおかーさん「貴女達、今日ののど自慢大会、出るんでしょ?」「はい……でもこのままだと中止になるかも……」「そう……だったら急いで雨を止めないと駄目ね」「「え゛!?」」キセキの力を知っているにしろ知らないにしろ、さらっと『雨を止める』って言うところが、おかーさんも相当な不思議ちゃんの素養を感じさせます。「貴女達、知ってるでしょ。雨を止めるお願いのやり方」てるてる坊主ってオチじゃあるまいな、と速攻で思ってしまいました。

凛子達とは別に、やはり雨避けを祈願するため神社まで来ていた夏海と紗季、でも来つつも悩んでいた夏海。御石様の場合は願うこと自体が思い出になる、とまでの考えにはまだなれないかな。で、境内まで到る前に雨が上がった、それどころか完全に晴れたことで、不安に思いつつ御石様の下へ急ぐと、凛子と優香が居たということですが、えーとてるてる坊主なら、どうして御石様のところにって、ちょっと疑問。まあ、どうせならてるてる坊主を御石様のところで掲げれば、霊験あらたかかもね。

かくして無事に開催されたのど自慢大会に、結局練習する機会は無かったんじゃないかと思われる優香も含めて完璧な演技を見せ、見事優勝を果たした4人。ちびっ子のど自慢大会からジュニアへ、そして一般へと飛躍する第一歩……になるでしょうか。優香は思い出だと思ってないようですしね!

[15:20]
[16:36]

夏色キセキ 第8話「ゆううつフォートリップス」(9月1日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

最後の思い出を作る日々の夏休みだけど、約束の無い日だってある。「優香何かやらかさないかなあ……」おい(^^;;; そういう形で優香は皆に必要とされているんですかーい!

待望の電話は夏海から。というか窓開けたらそのまま話せって感じですが、「皆で旅行行こう!」普段なら単なる思い付きなんでしょうけど(主に優香の)、今は今ですから、その思い付きを実行するハードルが下がっているんですね。行き先は……バリ、沖縄、北斗星! ハードルを高くしてどうする(^^;;; 北斗星は確かに高い、そこでですね、一人だけ青春18きっぷを(それは北海道から東京へ行く場合)。

そこそこ旅行っぽくて、予算の範囲内で……京都。「それじゃ修学旅行だよ!」「修学旅行……」「そっか、来年一緒に行けないんだ……」最近、修学旅行は2年次に行く中学校が多いようですが、こちらは今も3年次ですか。それにしても、京都へ行くってだけで修学旅行と考えてしまうのは、どういう認識(^^;;;

「東京……私、紗季の行くところ行ってみたい!」と思い付いたのは夏海。「東京行きたい! 東京東京!」と我が事のように賛同する、というか便乗する優香。優香、いきなり目的違ったでしょ(^^;;; 優香が賛同すれば凛子も賛同する、ということで、はい多数決決定。「東京は、東京なんだけど……島なの」ふむ、地図の形からして、八丈島ですか。そういう方向性は想像してませんでした(でも同人経由で知ってしまってたり)。これを敢えて東京と言い続けていたあたり、紗季意図的に伏せてましたね。都心や多摩と比べて下田から、距離でも時間でも心理的にも遠いから。

紗季の見た夢、紗季の居ない学校。でも紗季が居ないまま回る学校。見たことのない土地で、自分が受け入れられるかどうかという未来を想像するのより、見慣れた土地で自分が失われたら、という未来の想像の方が簡単ですもんね。今回、八丈へ旅行として先行するのは、紗季にとっても良い未来の航図になることを期待します。

下田東急(百貨店ではなくストアの方ですね)で水着を見繕い。優香は小さくなってたから買わなきゃいけないけど、紗季や夏海は買う必要は無い……スク水はあったようですから、優香はここ数年学校以外で泳いでいないということですか。女子の成長期から考えるに、5年以上になってそう。優香の性格からして意外に思いました。

いざ、出発当日。(荷物小) 凛子 < 夏海 < 紗季……夏海と紗季はほとんど同等だけど、凛子は極端に少ないですね。着替えすら無いんじゃ。「いざって言う時、身軽な方が良いってママが」「島に何か居んの!? グリズリーとか!?」平均気温が高い土地であんな大型の生物が生存するのは厳しいでしょ(^^;;; 紗季謹製『4人で行く修学旅行』……紗季も楽しみにしていることが良く判りますね(でも、楽しみにしているのは、疑似『修学旅行』って枠組なんだろうな……)。紗季 << 優香 (荷物大)。ああ、これは優香らしい(^^;;; そんな貴女が大好きよ、と頬を赤らめたのは私ではなく凛子ですが。

でもって黒船電車の……窓からして海側ですが、出発方向と合ってるでしょうか? ちょっと気になりました。でも谷津トンネルに入るところを描いたりするくらいだから、ちゃんと取材していると思うので、言ったことの無い自分の疑問は抑えておきましょう。熱海で乗り換え……つまりリゾート21ではなく普通列車としての運用だったんですね。熱海からも新幹線ではなくE231系近郊型ですし。夜景に気付くのは横浜付近? でも都会の灯。「ねえ、やっぱり九段下寄らない!?」「そんなお金あんの?」「無いですー」武道館は北の丸公園ね。九段下にあるのは関東測量事務局(それはお前の価値観 > 水野)。

品川でE231系500番台に乗り換えて、浜松町。……竹芝桟橋方面の筈が、大門方面(東京タワー)へ引き寄せられる(^^;;; 普通におのぼりさん。東京タワーの誘引力は凄いものです。「本当はこういうところもっと行きたかったんじゃないの?」「ううん? 観光が目的じゃないし」「どうして引っ越し先に行きたいなんて言い出したの?」「え? 普通気にならない? 何で?」気になるからって、実際に行こうと思うのはそして本当に行くのは、普通じゃないと思うですよ。

竹芝桟橋から……東海汽船ですよね。窓の形状からして、かめりあ丸かな……後のシーンでズバリ書かれてました。レインボーブリッジの下を潜って、「さらば、東京……」「東京、出ないけど……」まあ、行政区画としての東京都は出ないよね(^^;;; 旧東京市とか考えると出るけど。

酔い止めを、優香は飲んでいない模様……あからさまに負けフラグですねえ。何度もこのテの失敗しているだろうに。特にこうやって、珍しい体験にはしゃいだ後は、必ずしっぺ返しがあるものです。なのに無理にでも飲ませようとしない3人……そういうところも含めて優香と思って楽しんでいるとか!? あ、夏海、怪談苦手なんですか。

2等和室は雑魚寝の船室。「着替えないの?」着替えもできないから安いってことで……って、周囲気にしなさいよ!(^^;;; 壁向いたって周囲の人は気にするのに、壁すら向かないって。

「はい、修学旅行の夜と言えば!」「枕投げ!」「却下」そういうのは個室でね。「肝試し……」「嫌ー!?」それは屋外じゃないと……悲鳴を挙げるのが肝試しの文字通り肝なんだから、大声が迷惑になる場所でやっちゃ駄目です。「恋バナ?」「おっとー! 紗季ちゃんからまさかの恋バナ!」語れない紗季&夏海、勝ち誇る優香。うんうん、優香は思いっきり恋愛話の経験者ですからね。……語らない凛子が陰の勝利者。

水風船を見付けて買っていた優香。「向こう着いたら皆でやらない?」「やるやる!」あー、回想シーンでも思ったけど、ちゃんと遊んだ後は片付けようね……? 「どうせなら、地元の子達も誘って……」「……優香?」「……キモチワルイ」「う、嘘、酔った!?」フラグ立てた通りでした。これで朝には回復するんだから大したものですが。「をいししゃまにおねがいしよう〜」「え、病気も治せるの?」「船酔いは病気じゃないから、もしかしたら……」「でもこんな太平洋の真ん中で?」これで願いが聞き届けられたりしたら、御石様じゃなくてこの4人に力があるって思いたくなりますよ。

紗季の見た夢再び……別の4人目が居る学校。そういうもんだよね。というか、今だってこの4人組と同格じゃないだろうけど、他にも友達居るだろうし、そんな子が居場所再編する中で何らかのポジションに入る可能性はあるでしょう。それは紗季だってね。

「今回は旅行だけど、次行く時は引っ越しなんだって、思っただけ」下田との繋がりが実に細いものだという実感ですか。逆に、来年の夏休みは下田へ旅行に来るということもできるだろうけど、その時は今の自分にとっての八丈みたいに、下田に縁を繋げる自信が無いってことになっているかもしれませんしね。希望が見付からず不安ばかりどんどん募っていくけど、近い将来の事実は変えられない、仕方がない……「仕方ないって、紗季いっつも言うよね。何が仕方ないの? 仕方なくなんてないよ! どうして誤魔化すの、我慢するの、仕方ないって諦めて! 紗季は平気なの?」「そんなこと……」「だったら!」「駄目!」希望を見出せないでいる紗季にとって唯一八丈に確実にあるのは『家族』ですが、これは量としては僅かでも切り離すのが非常に辛い絆ですからね。様は家族と夏海達(3人以外も含む)のどちらを取るかと迫られているんだ。本当は0/1ではないとはいえ。

「紗季が言えないんなら私が言う。帰ったらおじさんに言いに行く。紗季を連れて行かないでって! だって、だって私!」この2家の関係なら、無理な話ではないと思う……でもそれは根本的な解決ではないよね。このまま引っ越すこともあちこちに軋轢を生むけど、無理して紗季を残してもあちこちに軋轢を生む。解決するには時なり他の要素なりが必要なんですよ、ということで八丈編の次回にはかなり期待します。「ちょっと待った! 喧嘩は駄目!」「違う、喧嘩じゃないし!」「でも泣いてんじゃん」紗季については以上の通りで、夏海についてもこれでとても気になってきましたよ。どう結論付けるのか。

ん? ED変わった?

速攻で海、速攻で水着、……速攻で痙攣。一晩で元気になったのは良いけど、後先考えないで失敗すること、いい加減に懲りなよ優香。速攻で救助に向かったのは、EDクレジットによると沖山小春……サーフボードに掴まらせたんですか。でも脚痙攣した時、掴まれって言われても痙攣が治まった訳じゃないから掴むどころじゃないよねえ。どうしてるんだろ。

紗季達が本土からの旅行者と見て、悪態吐いて去って行く小春。これ、紗季にとっては、下田にも八丈にも居場所が無いってことになる、最悪の上陸ですね。でも小春こそが紗季に何かを齎す存在なんだろうな。

次回: ……もしかして、本放送時に何やら話題になってた回でしょうか? 紗季の現状は中川かのん@神のみに近付いているし。わくわく。今夜放送。

[17:35]
[22:38]

乙女おとめお姉さまボクに恋してる 〜2人のエルダー〜 THE ANIMATION episode:I「乙女おとめとしての日々と危機」(OVA)

評価……☆☆

まず、前作とは別作品と考えた場合、私は本作に関する知識がほとんどありません。前作アニメ版をテレビ放映分全話観て、『櫻の園のエトワール』文庫版を読んだ、あとちょこちょこと周辺の予備知識、くらいです。なので薫子は判りますが肝腎の千早が初見だったり、ほとんどの背景が判らなかったりします。アニメ全3話を観終わったら、小説版に手が出るでしょう……と言ってもD.C.シリーズやろま坂とは違って全年齢版だけだと思いますけど。

で、OVA#1を観て。流石にこれは……評価に困ります。第1話ということで期待値もありますから「3」にしようかとも思いましたが、この1話だけでの評価だとどうしても下げざるを得ません。観る人によっては相当酷評するんじゃないでしょうか。原作のストーリーを知らない私が観ても、明らかにダイジェストですよ。展開早い早い、そして背景説明が遅いというか無い。千早が聖應へ転入することになった理由、前作以上に訳判りません。本当にこんな「有無を言わさず」なんですか? 遺言だったら強引ですけど有無を言わさない理由になりますが、今回は面と向かって言ってるでしょ?

お姫様抱っこは紫苑に続く、男の娘としての因果なのかもしれませんが……淡々と流されたって印象です。流石に瑞穂ちゃんほどの衝撃的なシーンがそうそうあってたまるかとも思いますけど、期待があっただけにちょっと残念。そして、これが逆に千早の正体バレに繋がるというのは、香織理が極端に聡いのか、瑞穂ちゃんも一歩間違うと危うかったということなのか。

寮は多分前作と一緒だと思うんだけど……一子居ないかなあと思ったり。あ、瑞穂ちゃんと一緒なら外に出られるんだったかな。なら今も瑞穂ちゃんに憑いていて、寮には居なくても良いか。でも、同じ寮なら瑞穂ちゃんが居た部屋とかもあるだろうし(たかだか3年前だよね?)、その辺の描写があれば前作を知る身としては面白みが……そもそも千早と瑞穂ちゃんって縁あるのかなあ。今のところ共通する人物が緋紗子先生しかいないから判断のしようもありません。

千早の私生活を女の子にするエピソードは完全に省略されてるんでしょうね。でも部屋で自分と史だけになれば、演技が外れてグデラン・タルンデル。嶋村さんの声質が変わったのは勿論、行動の端々が男っぽくなってますよ。やっと本作が本作であるシーンになったって感じです。実際、ここが一番面白かったと思うんです。……入浴シーンよりも。「史程度の身体で驚いていては」貴女は鳩子さんですかっ!? というか、編入前(千早が男で居た頃)はやってなかったのに、何故今突然? 史にこそ「乙女としての日々と危機」を自覚させたい。

香織理に速攻バレして、薫子にも巻き込みバレして。こういう秘密は味方をそれなりに多数作っておく必要がある、というのはいつも主張しているところですが、済し崩し的にバレて味方にしてしまうというのは何人もやると逆にまずいんですよ、中には信用できない、信頼できない人が入ってしまう可能性が出てきますからね。薫子がそうだという訳ではありませんけど……フルーレ決闘シーンを観ていると、信用できないのはむしろ千早自身のように思えて来ました。自分で自分を危機に追い込んでるよね。薫子が赦した理由が全然判らないよ。

本作におボクさまはないの?

[23:14、09-09 08:04(タイトル修正)]

本日の日常日課

2012年9月9日(日)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

[08:48]

夏色キセキ 第9話「旅のソラのさきのさき」(9月8日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

テンションの上がり下がりが激しいなあ優香。まあいつものことですけど。上陸直後に海ではしゃいで、脚攣って文字通り沈んで、荷物の重さに沈んで、学校発見にはしゃいで。20秒で上がって下がって上がったりして、ベネットみたいにならないようにね(← 喩えが悪すぎるわ)。紗季の転校先の学校ということですが、八丈町に中学校って3つあるんですね。底土港から上陸したなら富士中かな。紗季にとって、受け入れられるかどうか判らない状況でいずれ自分と近しくなる人達と触れ合うのは余計不安が募るでしょうし、夏海にとっては紗季との間に壁を建てたいところでしょうな。

辿り着いた民宿には、例のサーフボードがありまして……「さっきの!」「大きくなった!?」何がだ!(^^;;; 小春に良く似た女の子、沖山千春。民宿の娘ということで優香と仲良くなるかと思えば、全然そんな素振りはありませんでした。むしろ「下田の水越先生」の話題で盛り上がり……親世代による根回しはされていないんですね。まず少なくとも父親は概ね好意的に受け入れられていると。地域のお医者さんを志すなら、医師と住民お互い認め合うことが必須ですからね(上小阿仁村は……)。それは娘であっても変わらない、不安不満を少しずつ解消していくのです。

到着が朝ということで、速攻朝風呂に入る優香と凛子。「お背中お流しします♥」いやその、昨日おとボク2#1を観たから、余計なイメージが湧いてしまいまして(^^;;; 優香は男の娘ではありません! 千春がご近所に触れ回ったものだから、島の子供達に襲来される紗季。これは心理状態関係なく戸惑うよなあ。受け入れられている訳でもないし、拒絶されている訳でもない。見世物じゃないっていうのが実際適切かも。でも夏海としては、紗季と島民との間に壁を建てたいから、脱出ということになるんですね。

小春に覗かれた(と思った)のが切っ掛けで、何故かそこにあった御石様八丈版が発動し、姿が見えなくなる紗季。「……御石様の親戚」「親戚って何!?」「お風呂にそんなもん置いとくな!」いや、これやっぱり、石じゃなくてこの娘達の能力なんじゃないかって気がしてしまいますよ。女の子はみんな魔法が使える特別な存在♪ だし(あ、いや、紗季は魔女になれませんでしたけど)。

紗季は五感すべて満足するけど、周囲からは紗季の姿が見えず声も聞こえない、でも触れることはできる。つまり物を持つことはできるので、暫定コミュニケーションは筆談で取るんですね。「それより紗季ちゃんさー、素っ裸でよく平気だね(バコッ)」……なるほど、物が持てるって事は、服着ると服だけ人間になってしまうから……(^^;;; 脱衣所で気付いて脱がざるを得なかったと全員が認識したでしょうけど、ここでわざわざ念圧しするのは間違いなく余計な一言ですよ優香。夏の八丈島で良かったよ、夜でも気温高いので素っ裸で平気でしょうから。食事は口に入った途端見えなくなる……ふむ、内臓(の中身)お姉ちゃんにはならないと。体表面に光をねじ曲げるフィルタが掛かったような状態なのかな。

夜、夏海がふと目を覚ますと、姿が見えない紗季と、姿が見えない(笑)優香&凛子。いや笑うところじゃないんでしょうけど、区別のつかなさ具合につい(^^;;; この現象が御石様のキセキだとして、紗季が消えた理由、紗季が願ったこと、そして紗季が悩んでいたことに思いを馳せる3人。みんな一緒に居たいという思いは同じだけど、維持できなくなった時にそれを自分達で達成するだけの力が無いこと、実はただ同じ場所に居るというだけで大変なことだったと思い知らされた今……優香や凛子だってそうだよね、凛子が後から転入してきていることもあるし、親の事情以外にもいつ別れが来ないとも限らない。で、別れがやってきた時、離れた友達との間に壁を作ってしまうのか? 今と同じくらい身近でなければ友達じゃないのか? 窓を開ければ姿が見える関係でなければ駄目なのか? 「離れ離れになっても、友達は終わらないよ」紗季と自分達の間に壁を作らないこと、それができれば紗季と島民の間にも壁を作る必要はありませんよね。

まあ、壁は作っていませんけど、偏光フィルタは作っちゃったよね(台無し)。千春が誘ってくれた島内観光に、本当は4人だけど3人で参加。漁船に乗った時、酔う体質なのが紗季だったら大変だって思ってしまいました。紗季のお父さんが詰める診療所へ行くことになり、タクシーに……6人乗り(^^;;; シートベルトなど着けていないだろうことも含めて、私有地を走っていますテロップが出かねない所業ですね……っと台無しなことはともかく、交通安全上も秘密バレ防止上も、これが一番危険なシーンだったと思います。ちょっと急ブレーキかけただけで、紗季は前席に吹っ飛んじゃいますからね。

医師不在で現在休止中の診療所、そこが紗季のお父さんの新しい仕事場。前任の医師(紗季のお父さんの恩師)を慕っていたことが、小春激昂の理由ですか。ずっと先生に恩を受けていたはずの皆が、先生のことなど忘れて新しい島外の医師を歓迎しているように見えるのが不満だろうし、……自分もそうなることが恐いですよね。水越医師が碌でもない人間なら、島民総出で追い出せば済む。でも好人物で、自分にも受け入れられるような名医だったら、自分の中にある『じいちゃん先生』が薄れてしまうから……。で、これは夏海達が思い至ったことと一緒だよね。じいちゃん先生は隠居しても、島外に出てしまっても、恩は消えないし絆は消えないし縁も消えないんだって。

最後に、忌避していた学校へ。これから紗季が過ごす場所、見る景色、感じる空気を4人全員が共有し、それによって下田と八丈の間の壁が無くなり……偏光フィルタが解除されました → 素っ裸でよく平気だね(^^;;; こんなこともあろうかと、夏海が着替えを持ち歩いていたようですが、これは流石に春ちゃんズには話さざるを得ないでしょうね。このキセキが夏休みの間だけ、4人で居る時だけのものかどうかはともかく、島にも秘密を共有できる仲間が居るっていうのは大切です。仲良し4人組が、仲良し6人組になったと考えることもできますよね。で、もしかしたら、『御石様の親戚』に紗季・千春・小春で願うというサイドストーリーができるかも……場所が場所だから変なシーンになりそうですけど(^^;;;

提案される、挨拶の練習。「リン先輩の御提案であるぞ!」「先輩って?」「転校生の。ほら、滅多にできないよ!」「最初の挨拶は重要だから」印象が決まるところあるよね。いきなり噛んだらドジっ子認定されて、病弱で入院して死んで幽霊になって姿が見える先輩(生年上は後輩)と恋をしてお別れして成仏してでもお盆には帰ってきたりして(長いわ!)。

さて、これで第1話から描かれて来た、紗季の引っ越しに端を発する懸念事項は一通り解消されましたが……後は何が描かれる? いや最後は実際の引っ越しでしょうが、物語としては。御石様の正体に言及されることは……される必要無いけどね。

良く観たら、EDにしっかり犬走島が描かれてるんじゃないか。

[10:05]
[09-10 21:16]

まさにキャッチフレーズ通り

コミPo!買いましたー。目的はコレを作るため。

[画像: チャリン子の旅プロローグ]

「チャリン子の旅」のプロローグ、「鉄子の旅」のパロディになっている部分を、実際に漫画にしてみました。これだけ見ると一体どこが自転車旅行本なのかさっぱり解らないでしょうが、本当にこれが切っ掛けなんだから仕方がない(^^;;; しかし本当にPoっと作れますね。時間はそれなりにかかるけど。

次の巻からはこれを載せたいと思います。本当に訳わからないままだとまずいので、もう1頁くらい続けたいですけどね。それに、本編でも使える部分では使いたいです。可能性があるとしたら、F氏邸あたりかな。

[09-19 21:24]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2012年9月10日(月)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の録画視聴対象番組

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所


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水野夢絵 <mwe@ccsf.jp>
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