2002年7月下旬の雑記

おジャ魔女どれみドッカ〜ン! 第25話「笑顔をくれる? なぞのグラス」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: +1)

MAHO堂のどれみに送られてきたベネチアングラス。差出人はかすれていて読めない。マジョリカが暴走するほどの高級品がなぜ送られるのか, どれみにはさっぱり見当がつかない。だが, ババが妙に思わせぶりなことを言ったため, マジョトゥルビヨン先々代女王に関わるものだと判明。マジカルステージの後にオイコーラを注ぐと, そこに五女・アンジェラの姿が浮かび上がった。……$385,000からいきなり$1,000,000につり上げ。マジョトゥルビヨン先々代女王愛用の品ともなればそれだけの付加価値が付くだろうけど, 人間界の者にしてみればあまりにも不自然ですね。競馬馬に9億円つけた両津勘吉みたい。駆け引きも何もあったもんじゃない。まあ, マジョクロスはオークションに通じているわけじゃないってことでしょう。今回のババは情けなくも自爆。そろそろ, どれみ達にも手玉に取られるかな。次の機会には, 誘導尋問にひっかかるあたりを希望しまーす。

グラスにマジョクロスが浮かび上がったことから, どれみ達はマジョクロスを訪ねてアンジェラの贈り物を聞く。泣き虫のアンジェラをいつも笑顔にしていたレモン水の魔法と, それに使われていた件のグラス。アンジェラは祖母に, グラスに合うコースターを作っていたのだった。どれみ達は早速コースターを作る。……こうして観ると, 今回の話, 直球勝負というか捻りがないと言うか, 「起承結」ですね。視点をアンジェラに置くと「起承転結」になりますが。ところでこのコースター, 特徴も何もないから「思い出のコースター」にはならないんじゃないでしょうか。

植物が眠り続ける, 先々代女王の墓所。ハナちゃんとババはコースターを先々代女王に贈る。思い出されるアンジェラの贈り物。アンジェラは祖母にプレゼントを渡そうと雨上がりの道を走り, 祖母の目の前で水溜りに転んで汚してしまったのだった。悔しさ, 悲しさに泣くアンジェラだが, トゥルビヨンは洗えば綺麗になると言う。それが自分へのプレゼントだと知ったトゥルビヨンは感動の涙を流し, アンジェラは自分ではなく祖母を笑顔にするためにレモン水の魔法を使った……えーと, あれを「レモン水の魔法」と言っていいものかどうかわかりませんが, アンジェラの行動を対象的に結びつけるためにそう表現しました。うまい組み合わせですね。マジョトゥルビヨン先々代女王を取り巻く茨が, また1本消滅しました。しかし眠り続ける植物に変化はありません。そのうち, 元呪いの森を飛び出して魔女界全体に広がってしまうのではないかと心配です。

次回, 小竹は本懐を遂げるか?

今、そこにいる僕 第五話「ひとごろし」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

タブール達により, 再び男の前に連れ出されるサラ。今回サラを所望したのはカザム。カザムは名前を聞いて来るが, サラはただひたすらにおびえるだけ……まず名前を聞いたところがポイントでしょう。今回「名前などいらない」が徹底されていたから, カザムはサラを個人として見ていることになります。でも, どん底にあるサラにはそんなことを意識する余裕もなく, というより, 声として聞くことすらできていないでしょう。哀れな……

少年兵の戦闘訓練。名乗りを上げたナブカに対し, 教官は新顔(シュウ)を相手に指名する。シュウはナイフを拒否しいつもの棒を使い, 大振りで連続攻撃を仕掛けるが, ナブカは冷静に見切って随所で的確に反撃を加える。だが, ナブカのナイフがシュウの棒に刺さり食い込んだ瞬間, シュウは頭突きを加えて一矢を報いる。あまりに異常な戦い方に, 教官はそこで止めさせる。食事の際, ナブカはシュウに無駄の多い動きを警告するが, 勝手に兵士扱いにされた上周囲の誰もが疑問に思っていないことをシュウはおかしいと呟く。……常にナブカの側で「異常な」シュウの言葉を聞いているブゥが気になるところ。ナブカの「常識的な」言葉を改めて聞くことにもなっているし, ある意味一番冷静なところで双方の意見を聞いているわけだから。このシーンで初めてザリ・バースの名前が出て来ました。

ヘリウッドに2名の侵入者。ハムドを暗殺せんとしてやってきた。目の前に見張りの死体を投げ出され, ハムドは見苦しいほどに狼狽する。机の陰で震えながらも, 警報を鳴らし暗殺者の一人を拳銃で撃つハムド。任務及ばずアベリア達がやってきたため, もう一人の暗殺者は逃走する。アベリアは兵士に追跡を命じ, 負傷した男を尋問しようとするが, 激昂したハムドは男に銃弾を何発も撃ち込んで殺し, 死体を踏みにじる。もう一人の男も, 尋問を許さず射殺するよう命じるのだった。……どこの手の者かは出なかったけど, 当然出て来た暗殺者。迷路と化しているヘリウッド内部を発見されずにハムドの下まで辿り着くのだから, 相当の手練れでしょう。ですが, あんなハムドでも, 恐怖に震える中反撃し, 結果的に無傷で一人に重傷を負わせたのですから, 実は射撃の技術があるのかも知れません。……手に負えない……

逃げた男を捜索するナブカの隊。不安から口数が多くなる2人の少年兵をナブカがたしなめる。その時, 灯を持っていたブゥが隠れていた男の顔を映し出す。男はブゥを人質に取り, ナイフを突き付けて道を切り開こうとするが, ナブカはブゥを殺したところで逃げ場はない, もう一度ハムドの下へ行っても兵士に囲まれて死ぬだけだと冷たく告げる。自棄になって一人でも多く道連れにしようとする男に, 横からシュウが殴りかかる。ブゥが男の手から逃れたとき, ナブカはシュウを押し退け男を銃で撃つ。さらに止めの一撃を放ったナブカにシュウは非難の声を上げるが, ナブカは震えながら殺すしかないんだと呟く。……ナブカの台詞, ブゥを救おうとしていないように思えます。自暴自棄に追い込んでいるし。ブゥに対して思い入れるようなところはあるものの, それを押し込めているんでしょう。グループリーダーとしての立場に置いては, ブゥもまた「名もなき兵士」の一人として扱うと。しかし動揺も緊張もしないわけはなく, ましてや人を実際に殺すのも初めてなのでしょう。

シュウ達を含め, 遠征に出る一隊。窓からその様子を見ていたサラは, その中に最初の男を見つけて再び苦しむことになる。……み, 見たくない……カザムが結局サラをどう扱ったのか分からないけど, 少なくともこんな様子は見たくない……

次回からは, 本放送で観ている話になります。約3年かかってやっと追い付きました。

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以前も書きましたが, このアニメに関してだけは, 両親のいる時間帯に観ています。というか, 両親に観せています。非アニメファンどころかアニメを気嫌いしている両親から果たしてどういう感想が出るか, と思いまして。実際のところ, 父は結局拒否してしまったようでほとんど観ていませんが。

第1話から第3話にかけては大した感想は出ませんでした。やはりいい気はしていない様でした。第1話Aパートには悪くない印象を持っていましたが, あれは本編と違いすぎますので。しかし第4話(前回)あたりからは見方が変わってきたみたいです。ところどころで意見が聞けますし, やや真剣に観始めているようです。

前回, 兵士達の統制された行動に「オウム真理教みたい」という感想が出ました。軍隊だと言うと「じゃあオウムが軍隊のようになっていたんだ」と。

今回はハムドについて。狂乱した挙げ句にアベリアにすがりつくあたりで「こいつは変態か」と。……何か違う……。暗殺者に襲われ震えるあたりで「本当は弱いんでしょ」……このあたり, どう判断したものか分かりません。私はハムドは狂ってはいても能力はあるものと思っていますが。

G-onらいだーす♥ Glass.4「特訓ド真中!」(本日放映分)

評価……☆☆☆(前回比: ±0)

何が「ド真中」なんだかさっぱりですが, とにかくライダースの結束を強めるための特訓。中身は真田博士のシュミですね(^^;;; 本編中では「木人くんζ(だかβだか)」って言っていたと思うのですが(νとかもあるのかと思っちゃったんですけど), EDの字幕では「木人くんプラス」だって。じゃあ0010。

前回からヤヨイに好意持ってしまったアイちゃん, 仕事と感情の板挟み。何だか凄く可愛いんですけど, マコちゃんフィーチャーの話はまだかなあ。第1話以外では役割画面に出ていないし, 何か欲しいところです。いやとにかく出番が欲しい(^^;;; 今回の, 御風呂上がり(多分)の後ろ姿にクラクラ。

山籠りで一人必殺技の体得を目指すユウキ。……忍術とゆーより妖術なんですが(^^;;; これがまさかあんな使い方されるとは。崖崩れの後どうやって助かったのかと思ったけど, なるほど。「メガネ外さなくてもいいのよ」って, ギャグですけど, 視聴者への説明でもあるでしょうね。次のセーラの場面だけ見たらわけわかりませんから。ところで一郎を捕縛した木人くんプラス。この時点から真田博士が操っていたのは間違いありませんが, だとしたらやっぱり一郎がイチゴを持っていることも把握してますね。

天地無用! GXP 第一話「雨のち霧、ときどき不幸」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆

西南の不幸っぷりが実にいいです。本人もはや慣れきっていてめげないし。ついでに厄病神でもあるようですが, これまた誰も西南を避けようとしたり責めたりしないところ, すでに全員悟りの境地ですね。天地は中学時代に西南にどういう対応していたのかなあっと気になります。単なる先輩後輩よりは仲よかったように思うけど。

普通の自転車で走るにはあまりにも苛酷なような気がしますが, 例え頑丈なマウンテンバイクを使ったところで西南にかかれば一瞬で全壊でしょうから, 意味ないですね(^^;;; 修理のしやすさが重要なんでしょう。普通の町中移動なのにパンク修理用具を持ち歩いているくらいですし。ハンドルと籠しかない自転車を復元できる海には関係なさそうですけど(^^;;; というよりあれは一から自転車作っているに等しいのでは。

柾木家の池でパンク修理用の水を調達する西南。ああ久しぶりの柾木家。遠くから見て「人がいない」ってわかるのですから, 普段の喧騒も知っているのでしょうね。その中身がどういう人なのかは知らないようですが。会ったこともなさそう……じゃ, 天地がここに引っ越して来たことだけ知っていて, 訪ねたことはないってことかな。天地に会えば, 少なくとも魎呼はセットで付いてくるし。

宇宙船墜落頻発地・柾木家。美星の船ならいつものことですが(^^;;; 雨音の船が墜ちるのは西南のせいでしょう。OVA第十三話ではわかりませんでしたが, 今回ははっきり分かります。柾木家浸水(^^;;; 信幸は床を高く設計しているんでしょうね。さもなくば, 後から鷲羽ちゃんが持ち上げたか。ここでの雨音の台詞がブックレットに全部書かれているのが笑える(^^;;;

やっとの思いで辿り着いた正木家。透明自転車はお約束ギャグですね。しかし海っていいキャラクターしてるなー(^^;;; 西南にも耐性ありそうだし(風呂場の戸棚だけは避けられなかったみたいだけど, 反撃しているし)。多分, この時GPのパンフレット兼入隊申込書に気付いたとおもうんですが, 霧恋には黙っていたんでしょう。当然ですが。上空をふと飛び去る魎呼は, ファンサービスですか?

GPパンフレット……日本語じゃないように思えますが, 母親も吉子も読めているんですね。自動翻訳? 景品申し込みに拇印が必要なわけないでしょー(^^;;; このやりとり面白すぎ。父親は何も言わなかったから, 実は事情を知っているのかと思ったけど, そうではなかったようで。

寝ている間にGPに連れ去られる西南。美兎跳さんは例によって偶然紛れ込んだんでしょうけど, 案内人の方も何とも思っていませんね。西南の周囲の人と同様, 慣れているんでしょうね。山田家は西南がいなくなった途端, 幸運に見舞われたようで(^^;;;

ちっちゃな雪使いシュガー #10「バックステージハプニング」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

前回観たのは4月3日。

クマ=ヴィンセントに押し潰されるサガ, ってかなりヤバい情景に見えてしまうんですが(^^;;; 「キュウクツな味だな」の洪水。それにしてもシュガー, 寝相が悪いなんてものじゃないですね。寝ながら飛んでいるわけだ。

「クマが変身した青年」役の俳優に恋してしまったノーマ(どれみ状態(^^;;; )。残念ながら今回は舞台裏には行けなかったものの, 追っかけと化すのは目に見えてますね。その代わりというわけじゃないけど, 舞台裏へ行ったサガ。ヴィンセントに「キュウクツな味」の真意を聞くと……「なんとなく思い付いた言葉を口にしただけ」。サガはコケてたけど, 実際そういう印象を受けるものだったわけです。ヴィンセントはピアニストであってコーヒー鑑定士じゃないから, 具体的に味がどうこうは言えないにしても, ブレンドを変えてどうこうじゃないですね。コーヒーを入れるのに重要なのは「飲む人のコンディションを読むこと」だと言われますから。コーヒーに限ったことじゃないでしょうが。

ハモンド劇団に強引に入団したグレタ。これによって変更された脚本は, 「結婚式前にもクマが檻を抜け出そうとする」「クマを使い続けることにハンターが反対する」(← 例のハプニングがあったシーン)「クマが抜け出した時, ハンターが団長を非難する」くらいかな。団長が, 非道になりきれない小悪党と化したことでしょう。

「おしばい」の謎を解き明かそうと, バックステージに突入する見習い季節使い達。大道具小道具をグチャグチャにするので, フォローにてんてこまいのサガ。モップを被ったのは可哀想。で, その余波を受けた長老, 天井裏から落下して(飛べよ!)グレタの背中にスッポリ。本番中にも関わらず暴れるグレタ……長老は許せませんな(笑)。ぶち壊しになりかけた舞台を, クマのヴィンセントがアドリブでフォロー。あ, なるほど。先にグレタが暴れているから時系列は矛盾するけど, うまくまとめたものです。でもこれだと, あの結末に持っていくのは難しくない?

喜劇を演出するため, 激しくピアノを鳴らすヴィンセント。サガは耳を押さえる……サガ, ひょっとして静かな曲しか聞いたことなかった? クラシックにだって激しい曲は当然あるんだけど……母親だってそういう曲も当然弾ける筈。幼い頃に幾度も聞いた曲の印象が強すぎたのかなあ。で, ピアノの弦が切れたのをサガは耳聡く聞き分け(これはもともと弦が弱っていたか), ピアノを破壊するような演奏に反感を抱く。シュガーは, 転がしてしまった林檎をヴィンセントが演奏しながら拾い掲げたことから, ヴィンセントには季節使いが見えているのではないかと思う。……見えていそうですね。グレタの背から長老が抜け出た丁度のタイミングで, 演奏を止めてますし。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン! 第15話「わるいぞ! ワルモ団」(本日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: -1)

今回, 作画が相当荒れていました。下膨れ顔の楓なんて見たくなーい(泣)

冒頭のテレビ番組(これは「アニメ」じゃなくて実写?)の超能力少年, CVはくまいもとこさんでしょうか。ビストロレシピのゼンに似ているよーな。OP提供バックがこの絵だったから, 今回こんなのが出て来るのかと思ったら, テレビとは……(^^;;;

ミルモ対策をサボって釣りをしているヤシチ, サスケ, ハンゾー。釣れたのはファンシーショップ店長(^^;;; しっかり針刺さったままで「オトドケモノです」言ってますね。にしても, 海坊主ならぬ川坊主かと思ったよ(^^;;;

黒い5つのマグカップ。出て来たのは, サスケの上司である忍者軍団・ワルモ団。……ま, 妖精なんですから外見はこんなもんだと思ってましたが(^^;;; 魔法のデバイスは三味線と来ました。曲がいいです。絵もぴったり合ってます。その効果は……やっぱりおバカまんまで(^^;;; 視聴者騙し「交通事故」。今回は私, 騙されました :-)

少なくともヤシチに対しては威厳のあったワルモ団。しかし安純の方が遥かに上手。安純も予想を裏切らないですね。早速トイレ流しの刑, というかゴミ扱い。翌日, 学校で小学生並のくだらない悪戯を乱発するワルモ団。担任のメタなギャグは, 爆笑しましたけどミルモの雰囲気に合わないんじゃありません?

決闘, ミルモvsワルモ団。まともに渡り合えば, ミルモの圧勝ですね。あ, 冒頭でミルモが超能力少年ドラマを気に入っていたのは, 悪役がしっかり悪役しているからか!

騒音で安純を怒らせながらも, 黒魔法の結晶を作り出すワルモ団。それを見つめてしまった安純は精神支配され, ワルモ団一郎の言うがままに「麦茶を運んでしまう」!! 何と! あ, 安純が妖精に負けるとは! こ, これは一大事だー!!

リルム, ムルモも操られてしまう。楓はギリギリのところでミルモが駆けつけたため操られずに済んだが, ワルモ団+リルム+ムルモ+安純の攻撃から楓を守ってミルモは半死半生の目に。い, 一体これからどうなる!?

次回, 楓が妖精界へ行くんですか。衣装は妖精に合わせた形になるの?

王ドロボウJING 10th SHOT「ポルヴォーラの子守歌」(本日放映分)

評価……☆☆☆(前回比: 比較不能)

• エリクシールは実体を持つ幻影?
• 機関車は一体何?
• 最後の選択は単なる偶然?
• どうして今の今まで橋がそのまま残っていたんでしょう?

ちっちゃな雪使いシュガー #11「あたしの好きなピアノ」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

ヴィンセントには季節使いが見えているのではないか, 見えているのなら「きらめき」を知っている筈……というわけで, ヴィンセントに張り付くシュガー達。ま, 例え知っていたとしても, 行動のすべてが「きらめき」に結び付くわけじゃないのは当然なんですが, すべてを疑って自爆を繰り返すシュガー達が笑えます。いい加減「やっぱり見えていないんじゃないか」と思い出した頃に, タイミング良く見えているような素振りをしますし。わざとやっているとしたら大したもの……ではなく, いくらボケボケっとしていても, ヴィンセントも役者ですものね。

対するにサガは, どうしてもヴィンセントをピアニストと認められずに悶々としています。周りがことごとくヴィンセントのピアノを絶賛するので, 心理的に追い詰められてしまっていますね。だから「お母さんもそう思うよね……」となってしまうんですが……ちょ, ちょっとサイレントマジョリティに縋り付く人を思い浮かべてしまった(汗)

ノーマは「クマが変身した青年」役の人に会いに行きますが, 会ってみればなんと女優! 砕け散ってしまいます。その後の反応は, ある意味失礼ではありますが, そういうのも慣れていそうですね, 役者さんは。

公園の遊具に登れない子供に, 棒で遊具を叩いて楽器にすることを教えるヴィンセント。あっと言う間に人気を集めます。天性の音楽家というだけでなく, 遊び……楽しむことを知っているという感じですね。シュガー達ものってますし, たまたま通りかかったサガもすぐにリズムを刻みだしました。「僕の好きな音楽」ですか。上じた気分でピッコロを吹くと, 一瞬とはいえ見事に雪を降らせることができたシュガー。「降らせた」のはこれが初めてですよね。

声をかけられたことで怒りを思い出し, ヴィンセントの「音楽」を受け入れてしまっていた自分への苛立ちも合わさり, 楽器店でのピアノ演奏にも感情が入ってしまうサガ。そこにやってきたヴィンセントが一緒に演奏しようとして逆鱗に触れてしまいます。このピアノが母イングリッドの形見だというのは, ここで明らかになるんですね(事前に知ってしまっていると辛い)。サガに敬遠された理由に気づいたヴィンセント, 次回どう動くのか楽しみです。

ふしぎの海のナディア 第26回「ひとりぼっちのキング」(本日放映分)

評価……☆☆(前回比: ±0)

前半は島編にしてはよかったんですけどねえ……後半があれじゃあ。

ナディアに望遠鏡で月を見せながら, 地動説を解説するジャン。……何故だー! 何故, 月と星が別々に動いているんだー!!

も〜っと! おジャ魔女どれみ 第7話「おかえり! ハナちゃん」(7月25日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: -1)

間違って「G-onらいだーす♥」のテープに録画してしまった回。編集が大変だ……

前回見たハナちゃんの様子が忘れられないどれみ達。そこに現われたデラにハナちゃんが魔女幼稚園から失踪したことを告げられ, どれみ・はづき・あいこ・マジョリカ・ララは総出で魔女界に駆けつける。遅れてMAHO堂にやってきたももこは, 置き手紙を見て一人で開店の準備をする。……店番くらい残しなさいよ(^^;;; と言ったら今回の話が成立しないので置いておいて。どれみ達の置き手紙はローマ字で書かれていました。パティシエ服に着替えると自動通訳されるようになりますが, 読めるようにはならないんでしょうね。ローマ字表記されても日本語が理解できないってことは流石にないと思いますが, いざとなったら自分の声を通訳させるって手もありますし。

そのハナちゃんは, オヤジーデに連れ出されて人間界に来ていた。魔女幼稚園でアルバイトをしていたオヤジーデが, おんぷの出演するカザマドン・エピソード1を観に行こうとしてサボる口実にしたのだ。MAHO堂にどれみ達はいなかったが, ももこにハナちゃんを預けてオヤジーデは映画館に突撃。ももこは慣れないながらも子守りを始めるのだった。……口実にするんだったら, ハナちゃんをどれみ達に会わせることが公に認められていなければいけないんじゃないでしょうか。こっそり連れ出すんじゃ, 口実も何もない, 単なる誘拐です。この途中でマジョミラーが出て来なかったから, 実は規則に疑問を抱いていたマジョミラーが許可してしまっていたんじゃないかとも思えてしまいます。ももこ, 子守りが手慣れていることはないのでしょうが, ハナちゃんとすぐ仲良くなれましたね。流石5人目のママ。

魔女界でハナちゃんを探して回るどれみ達は, テキ・テキパキ・アタリメ子が破いて遊んでいたおんぷファンクラブ会報を見付け, オヤジーデが幼稚園でアルバイトをしていたことを知る。これはオヤジーデが連れ出してカザマドンを観に行ったに違いないと気づき, 急いで人間界に戻る。映画館で舞台挨拶をしたおんぷも最前列にオヤジーデを見付け, 不安に襲われてすぐMAHO堂へやって来る。MAHO堂ではももことハナちゃんが仲良くしていたが, またでんぐり返しに失敗したハナちゃんが泣き出してしまい, 興奮のあまりお菓子の材料から巨大どれみスポンジを作ってしまっていた。やっと集まったどれみ達は, 再会を喜ぶ暇もなくマジカルステージで宙に浮かぶスポンジを消す。……ハナちゃんが失踪したのに, オヤジーデのことにはまったく気づいていなかったマジョピー。馬鹿ですか? それともよほどオヤジーデが存在感ないのか。そのオヤジ, 映画館でも迷惑極まりない奴でした。騒ぐな! 巨大どれみ, よく下から見て気づきましたね。まあ気づかなくとも消さなければなりませんが。折角仕入れたばかりの材料は消失ですか?

今の髪型ではでんぐり返しがやりにくいからと, どれみはハナちゃんの髪型をツインテールに, というよりはどれみ同様の2つお団子にする。魔女幼稚園に預け直した別れの時, ハナちゃんはどれみ達の前ででんぐり返しに成功した。喜ぶどれみ達にマジョミラーは, 今後は定期的にハナちゃんと会うことを許可する。……あ, ハナちゃんが魔法で自分の髪型を変えるんじゃなかったんですね。しかしこれだけの理由で, よく規制緩和する気になりましたねマジョミラー。相当どれみ達に肩入れしたようです。

今、そこにいる僕 第六話「砂嵐に消える」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆+(前回比: +1)

ここから, 本放送時に観た話です。

無表情・無感情に, 三人目の部屋へ連れ込まれるサラ。隙を突いて瓶で男に殴りかかるが, 少女の細腕では男を昏倒させるに到らず, 逆に組み伏せられてしまう。恐怖と嫌悪の中暴れた結果, 奪った銃身が男の頭を直撃。倒れた男が起き上がろうとするのを見て, さらに何度も銃を男の頭に振り下ろし続ける。我に返ったサラはひとしきり吐き, ヘリウッドを脱出。変装した兵士の服を脱ぎ捨て, 髪を切り落とし, 下着だけの姿で泣きながら砂嵐の中へ走り去った。……ああ……人が変わっちゃったよ……。すべてを失ったサラは, ただ一つ自由を得た……と言うと希望が見えるようですが, 実際のところあの恰好で砂漠に出るなどまさに「死と言う名の自由を得た」と言うに等しいです。次回の出会いは幸運と言うしかありません。

遠征に出たヘリウッド軍。あくまでも戦いたくないと主張するシュウからタブールは水を奪い, 戦わない者には飲む権利はないと告げる。妙にシュウを敵視するタブールにブゥもナブカも疑問を唱えるが, タブールはシュウがララ・ルゥのペンダントさえ持っていれば戦はなかったんだと叫んで去る。戦時に動けないと困るからとナブカはシュウに水を分け与える。攻撃開始直前, シュウはあくまで戦いには加わらないと水を返すが, ヘリウッドで飲み食いした分雑事で返すと言う。が, ナブカは今回の遠征に雑事は存在しないと言う。……タブールの思惑って何だったかな。この時点で遠征後のことは知っているんでしたっけ? 次回わかるかな……。「ララ・ルゥのペンダントがあれば戦が終わる」というのを本気で信じているのか不明ですが, もし既に信じていないのなら, 手柄にすることだけですね。ナブカに対する態度からしても, 既に裏を知っているのかもしれない……うーん。あと, この間にアベリアとララ・ルゥの会話があるんですが, アベリアが感情をさらけ出したのも初めてなら, ララ・ルゥがまともに言葉を発したのも初めてでは。

平穏な村に突然降り注ぐロケット弾。老若男女関わらず爆風に飲まれていく。ヘリウッド軍がやってきたことを察した男達は, 女子供を隠そうとするが, ほどなくヘリウッド軍が村に集結した。食糧はいくらでも渡すが, 人はやれないと主張する村長。交渉にならないと判断した部隊長は即座に村長を射殺し, それを見て飛び出した男も撃つ。その時, シュウが部隊を飛び出して村長を介抱しようと, 既に死んでいることを知ると部隊長に殴りかかろうとする。即座にナブカが取り押さえ, シュウは打ち据えられ気絶する。……普通に歩いている村人がいきなりロケット弾の爆風に飲まれ, 次の一弾では女子供も飲まれる……観ていて嫌になります。人の生き死にがあっさりしていて。始めて描かれるヘリウッド以外の人々。ヘリウッドがどのように見られているのか(当然ですが)が, 内部の様子からも大体想像はつきましたが, 正面から描かれて来ました。村の人々には, シュウの行動はどう写ったんでしょうね。却って絶望を増したような気がします。第三話でのサラのように。

村の各所を兵士がさらい, 隠れていた女子供も問わず徴発されていった。そんな中, ナブカが訪れた家には一人の男の子がいた。殺さないで, 見逃してと震えるその子に, 殺さないが見逃すわけにはいかない, いずれ戦が終われば必ず戻って来られるとナブカは告げる。でも人殺しは嫌だと言うその子に, 俺もそうだったと言って, ナブカは男の子を引き出した。……ナブカが幼い頃の自分を重ねたシーン。ブゥよりも小さいように見えますが, ナブカが徴発されたのも同じくらいの年でしょう。そして, まったく同様の会話を経ていたのだと想像できます。だから, 次のシュウの叫びが届くんですね。

目覚めたシュウは, ブゥを振りきり見張りの兵士に当て身をかまして, 拉致された子供達を解放する。しかし即座にナブカが狙撃し, 足を撃たれたシュウは取り押さえられる。どこまで面倒をかけさせるんだと詰るナブカ。だが, 戦を終わらせるために必要なら, そうナブカも思っているなら, この子達もまた他の子供を拐うのかというシュウの叫びにはっとする。それじゃあ誰が止めるのか……戦を終わらせるためと言われて徴発され, 兵士となったナブカ。そのナブカが同様に言って男の子を徴発した。なら, その子がまた同じことをするのも道理。ナブカを徴発した兵士もそうだったかもしれない。決して現在の境遇に満足していない, いつか故郷へ帰ることを願っているナブカが, 同じ境遇の子供を再生産していることを気づかされたんですね。ナブカは分隊長でもあるから立場を弁える必要もあるけど, それをずっと脇で聞いているブゥが, いよいよ思い詰めた感になってきました。

ナブカは, 帰還までのシュウの拘束及び帰還後の軍法会議を進言する。そしてヘリウッドへ帰還する隊の後方で, 部隊長達は後始末をしていた。……この後始末, 僅かに役に立たない女や非戦闘員が残された村を消去しているんですよね……このこと, 兵士のうちどのくらいが知っているんでしょうか? 特に少年兵。

おジャ魔女どれみドッカ〜ン! 第26話「キャンプとカレーでアッチッチ!?」(7月28日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: +1)

渓流釣り師の春風渓介主導による, 美空小6年1組/2組の夏休みキャンプ。釣りでは素人のゆ〜か先生がビギナーズラックを連発したり, どれみ達の班が凶悪なカレーを作ったり, 仕事のため来られなかったおんぷにお裾分けカレーをマジカルステージで届けたりしながら, 1日目は過ぎていくのだった。……カレーにプリンやクッキー入れるハナちゃんは困ったものだけど, 伊勢海老とか放り込む玉木も玉木だと思う(^^;;; というか, どうやって持って来たんだか。あれを子供達に食わせるのは, 食べ物を粗末にとか何とかいう以前に監督責任モノじゃないですか, 春風さん? マジカルステージでおんぷに食べ物を届けるのは, 「♯」第34話という名作があるからちょっとイマイチ。どれみと小竹の関係, 渓介パパは気づいたみたいですね。暴れませんか(笑)? キャンプファイアでの新SOS&トヨケンの吹雪に, あいこのツッコミが冴えてます。

2日目, オリエンテーリング。矢田と長谷部はやる気なしモードを炸裂させるが, ゆ〜か先生の「星型スタンプを見付けたら夏休みの宿題免除!」の爆弾発言に二人も目の色を変える。「好きな人に告白しようとしたら, 突然降ってきた星に押し潰される」夢を見たどれみは, これは星型スタンプを見付けるお告げだと浮かれる。……ゆ〜か先生, 何てこと言うんですか。これでスタンプを用意していなかったりしたら極悪非道だけど, それは流石にしなかったようで。どれみの夢, 小竹には見えないんだけど, 以前出ていた(らしい)先輩のシルエットになっているのかな? 「もしかしてどれみちゃん, 好きな人ができたんじゃ」いつものことです(^^;;; 深読みすれば, 小竹に対する好意はあって自覚はまったくないってことになりますが。

恐ろしい勢いで薮をあさりスタンプを探す矢田と長谷部。その形相ははづきとももこが怖がるほど。どれみ班は, 玉木とハナちゃんが方向指示で対立。二人が喧嘩している時, どれみが持っていたスタンプカードが風に飛ばされる。捕まえようとしたどれみは崖で足を滑べらせ, 助けようとした小竹もろとも崖下に落ちる。そんな二人に気づかず, 玉木とハナちゃんは喧嘩したまま行ってしまった。……なるほど, 矢田も長谷部も宿題まったくやっていなかったと(^^;;; 納得。玉木のことだからグループリーダーを自称したと思うんだけど, その割には班の状態に目を向けないですね。悲鳴も聞いていないとは。

崖下で偶然星型スタンプを見付けるものの, 落ちた際にどれみは足をくじいてしまって歩けない。小竹がいるので魔法での脱出もできない。崖上に声をかけても誰もいない。地図を持っているのは玉木, 方位磁針を持っているのはハナちゃん。しかも雨が降ってきた。小竹はどれみを背負って歩き, 雨宿りのできる場所を探す。お腹を空かせたどれみに飴を渡す小竹。直後に小竹の腹も鳴るが, 飴は一つしかなかったのだった。……崖下なんかにあった星型スタンプ。別にゆ〜か先生がスタンプ設置までやったんじゃないと思うけど, 随分凄い場所に置きますね。キャンプ地側からは簡単に行けるのかな。スタンプ全部集めたらどういうヒントになったんだろう。一瞬, 一度口にした飴を分けるのかと思ってしまった(^^;;; 美しいんだか何なんだか。

雨も上がり, 再びどれみを背負って歩き出す小竹。ハナちゃんの声に気づいて薮を抜けると, そこはキャンプ地のすぐ上だった。渓介が確認するに, どれみの足は軽傷で済んでいた。星型スタンプを見付けたことを宣言するどれみ。だが, スタンプカードは紛失していたのだった。……小竹の応急処置が功を奏したんでしょう。スタンプを押していたのは小竹なんだけど, いつどれみに渡して, いつ落としたんでしょう? ちょっと疑問。今期はどれみへの小竹イメージアップシリーズですね。

わがまま☆フェアリー ミルモでポン! 第16話「楓、ミルモの里へ…」(7月29日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: +1)

ワルモ団なんかに負けたことで屈辱に苦しむミルモ。体調の回復を待つ余裕もなく, 「黒魔法の結晶」を破壊するための魔法を特訓するが, なかなかうまくいかない。楓は摂の力を借りようとするが, 一足遅く摂もワルモ団に取り込まれていた。……直接的な破壊魔法って初めてじゃないかなあ。河原の小石も破壊できなかったけど, これはミルモの体調が悪いせいか, 破壊魔法自体に力がないのか。今まで人を吹き飛ばす魔法くらいしか使ってないよね。

もはや猶予はないと, ファンシーショップを呼び出し店長に相談するミルモ。店長は店の奥の異空間に二人を導くと, 本来の姿……ミモモに戻る。魔力を増幅するアイテムは一朝一夕には手には入らないと言うミモモだが, 魔力の根源たる「願う力」が元々強い楓に, その力を増幅するマイクを使わせればいいと助言する。マイクはミルモの里のどこかにあるとも。……ほえええええええっ!! ミモモって, 妖精通販の販売員だよね!? て, 店長と同一人物だったとは! マジで驚きました。しばし悶絶。第1話で, 人間界へ行くのを嫌がっていたミルモが強引にマグカップに吸引された理由がこんなところで出て来るとは。そう言えば, 楓はミルモを召喚する前にもマグカップで願いを叶えていた(摂と同じクラスになる)。うーん, 深い。

ミルモが楓を魔法で妖精にすれば, 楓もミルモの里へ行ける。だが24時間以内に戻れなければ, 人間界には一生戻れなくなる。一瞬怯むがそれでもマイク探しを手伝うと言う楓に, ミルモは魔法をかける。心配された2頭身化は起こらず, 3頭身〜3頭身半で楓は妖精になった。羽根が生えて飛べるようにもなった。マグカップを潜り抜け, ミルモと楓はミルモの里へ行く。……可愛いです〜。一生戻れないかもしれないと母親に会いに行く楓も, 妖精楓も, 可愛いです〜。頭身の差の分か, ミルモより身長も高いですね。ミルモが20cmで楓が25cmってところかな。ところで, 団扇じゃないの? (^^;;;

出会った友人ベータ, ビケー, マンボ, ガビンにマイクのことを聞くミルモ。誰も知らなかったが, 秀才アンナに聞くことを思い付く。図書館にいたアンナは, 早速マイクについて調べ, すぐに資料を見つけ出す。マイクは妖精が生まれた時から持っている楽器と同質のものであり, 後から手に入れようとするなら妖精にとっての神・ガイア族に頼むしかないと。怒りを買って粉砕された妖精も多いと言うガイア族だが, 楓とミルモはガイア族に会いに行くことを決意する。……EDにも出て来る「空飛ぶタツノオトシゴ」とかいろいろ登場。あれはタツノオトリゴとか言うんでしょーかね(^^;;; 「べえ」口調だからベータ, は前にも出ていたけど……美形だからビケー, ってどーいうネーミングですか。みんな後天的な名前ですよね(^^;;; それにしても安純, 洗脳されていてもワルモ団幹部を脅迫するとは。安心しました。決して負けてない。全然変わってない(^^;;;

おとぎストーリー 天使のしっぽ 第12話「ご主人様、だ〜いすきっ!」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: +1)

第1試合: ガイブレードvs天気予報, 天気予報の勝ち。フィニッシュホールドは押しの強さ, 人数, 政治力(に, 似合わん……), そして反則(^^;;; ガイを見限って守護天使側に回るシンが何とも。このクラスのテレビなら2, 3万円で買えるんじゃ? 呪いの解けた悟郎なら簡単に稼げそうな気が。第2試合: 聖者殿のお世話vsご主人様のお世話, クルミ > レイ > ツバサの順。ツバサは完全にレイを意識しちゃってますね。ああ, こんな奴は嫌だー。そして, 「原作との違い」を作るきっかけになった食器洗いのシーン。やっぱりアユミちゃんよりアカネの方が背高いですね。ラン(4人目はランだったか)はもっと高いけど。

母親に電話で召喚される悟郎。周辺で騒ぐ守護天使達の声, 電話に入らないんでしょうか。これだけの数の女の子に囲まれていると知ったら, 母親はどう思うでしょうね。少なくとも今回のお見合いは強行しそうだけど(親同士での繋がりもありそうだし)。ぬいぐるみばかり入っている紙袋を持って走る, いい年した男性……袋によっては滅茶苦茶怪しくなりそう(^^;;; ついでにポスターの2, 3本も入れときましょうか(やめい) ランのパンモロは, 色とギャグを兼ね備えた今シリーズ最強のシーンです(^^;;;;;;; 悟郎, せめて気づいて意識してあげなさい。気づかず放置って結構ヒドい。でもマスコット状態でも多少は動けたような? 屋探し前後の, 各人の思い出を語る場面は風情があります。

お見合い写真を持ち出す母親に, 悟郎は開きもせず逃げ出す。見ていたらどうなっていたか, 興味は尽きませんが, この後は守護天使のお世話に忙殺され, 翌日も仕事に追われ, 暇になったら即父親と裏山へ, そして即帰宅でしょうから, 母親に突っ込まれる隙はなかったでしょうね。親不孝な息子だ(^^;;; ……「守護天使のお世話」って, 違和感ないなあ(^^;;;

「何か変な人」悟郎の父親。顔が出ないのはP.E.T.S.の主人公のオマージュだそうですが, やはりかつて守護天使を持っていた人と見て間違いないでしょう。現メガミ様だったりして。「つるや」だし。ナナ達を見て, 即気づいたという可能性もありますね。ミカのどーしよーもない企みに出会ったらどう対応したでしょう(^^;;;

やりたいことを見付けた悟郎。CDドラマなどでも未だ明らかにされていませんが(DJ☆CDはまだ聴いていないけど), 果たして何でしょうか。やっぱり睦悟郎動物王国?

放映時にはクリスマスの挨拶が入ったけど, DVDにはお見合いから逃げられた母親の独白(お見合い写真付き)と次回予告が。さてさてどうなる!?

おとぎストーリー 天使のしっぽ 第13話「忘れえぬ…人」(DVD)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

悟郎の夢とは, 獣医になることでした。……順当ですね。悟郎が大学で獣医学を専攻していたことも判明。しかしそれも昔のこと, 改めて受験勉強をしなければならない。すると必然的にアルバイトも減らさなくてはならない。生活がますます困窮する……ということで, 守護天使は今回から1日1人だけがお世話をし, 残り11人は全員マスコットになるという決まりに。第3話での時分割制に戻ったような感じだけど, スパンが4時間じゃなくて1日ならまあいいでしょ。自分に悟郎を付き合わせるんじゃなく, 悟郎の受験を支援するという明確な行動指針もありますし。

家に突然やって来た, クルミ似の女性。悟郎は最初はクルミかと思って声をかけたものの, 顔以外はどう考えても違いますよね。その女性, 公星くるみがすっぽかしたお見合いの相手だったと知って焦る悟郎。知っていたら, 受けるだけは受けたかもしれないけど……そしたら断り切れなくなったかもね。くるみの方はある程度本気だったんだし。結構強引に部屋に入って来るくるみ。女の子趣味の悟郎の部屋は, そりゃ見られたくはないですね(^^;;; そして, 局所的に地震が発生する窓際(^^;;;;;;; 人形の表情が激しく変わっているの, くるみは気づかなかったみたいですが, 悟郎は冷汗かいてます。

今日の御奉仕^H^H^Hお世話係のクルミ, お買物中。食品売場ではブラックリストに載っているようで(^^;;; でも妄想中のクルミは試食コーナーも目に入らないのでした。後で出て来るラン・ツバサ・ミカの妄想と対になってますが, クルミの妄想は相変わらず悟郎にお世話されているよーです。

帰ってきたクルミを迎えた……と言うより待ち構えていた他11人。客, と言っても家にはいないのですが, それがクルミオリジナルだと確認。クルミによると, 悟郎の初恋の人だと……気が気じゃないでしょうね。お見合いの相手だっていう部分も聞いたでしょうし。おじいさんになっても一緒と誓った悟郎に魔の手が……アカネの怒りは本気で怖い(^^;;; でも, 悟郎の初恋の相手って巫女のゆきさん(ユキさんオリジナル)じゃ?

くるみをホテルに送り, 帰宅する悟郎。クルミは何やら上期限でお料理中……はっ, 食べるだけじゃなくて作ることもできるんだ。今回は真剣に作っていそうですね。普段ならつまみ食いでかなり減りそうだけど(^^;;; 怒りのオーラが立ちこめる人形11体, コワイ(^^;;;

夜。マスコットから元に戻って, ベランダで一人たそがれるラン。でも, マスコットの数が足りないんですけど。ツバサはランの隣が定位置ですからすぐにわかりました。気づかなかったの, ラン? クルミは今日の当番だから, 布団で寝ているんでしょうね……って, 後で見たらマスコットいるじゃん! だ, 騙された。ミカだったのか, いないのは。ベランダのラン, 庭のツバサ, 階段のミカ。相思相愛となってしまう悟郎とクルミを妄想し……まあ, 代表してミカが(自主規制)なんでしょうけど, 3人一緒に妄想したのは演出の通り(^^;;;

翌日, くるみとデートの悟郎。今夜は悟郎の部屋に泊めてね, っていーんですか妙齢の女性が。そこに現われる占い師……メガミ様まで登場か, と思ったら, 髪型ミカだ(^^;;; 前髪だけでも結構わかるものですね。「付きますよ」悲惨(^^;;; ツバサって, 鳥に影響力あるんだ。レイなら当然ありそうだけど, ツバサにもそういう力あるのね。嫉妬に燃えるラン。トラウマの水中でも燃え続けます。ミカですら思わずたじろぐ迫力, 普段おとなしい娘が爆発すると凄いですね。ここ, ツバサの肩の上にいる鳩の表情も面白いです。

レストランに入るくるみと悟郎。クルミほど人外魔境じゃないけど, くるみも食いしん坊なようで。注文取りに来たウェイトレスを拉致し(おい), ウェイトレスに変身するラン・ツバサ・ミカ(OPのミカはこれですね)。そのまま3人で(だからおい)くるみに接近しようとしたところ, だぼだぼのトレンチコートにサングラスのクルミが阻止。クルミにとっては, 悟郎だけじゃなくくるみも恩人ですものね。ご主人様より自分の食欲に忠実だったクルミですが, くるみの幸せはしっかり考えているようで。……悟郎の幸せは?

何やら傷心のくるみ。悟郎にはちょっと刺激が強すぎるかも, って何!? 何があったの!? そんなのくるみさんじゃない, と思わず騒ぎ立てるクルミ, ラン達に抱えられて退場。変装したままだったし外見はほとんどわからないだろうけど, くるみにとってはまさに「13年前の自分」の言葉ですよね。ほんの一瞬だけど, 心に響いたみたいです。夢に見るくらいに。忘れていた13年前の自分……13年前と言うのは悟郎と一緒だった頃という象徴かな。

広場(第1話でも出たところ)で話し合うクルミ, ラン, ツバサ, ミカ。自分自身のモデルにするくらい, くるみのことが好きなクルミ。でも今, くるみ自身は自分が好きじゃない。守護天使にとっては自分のことが否定されているようなものかな。うーん, ランオリジナルは今30歳。CDドラマでは幸薄そうな娘だったけど, どうしてるかな。みんがみんな幸せとは限らないですね。モモオリジナルの娘が両親に自己主張できるようになったか, とかも気になります。

帰郷するくるみ。去り際に, お見合いの相手は誰でも良かったんじゃない, と言って不意打ちのキス。嫉妬の炎に燃えたぎるツバサとミカ, 燃え尽きるラン。挨拶って, そりゃそうかも知れないけど, 明らかに特別な意味があるでしょ(^^;;; キスをねだる低学年コンビ, 整列させるタマミ, 何気なく並ぶミドリやアカネ。いや, 今更言わなくても, 第6話で悟郎と沿い遂げるつもりになっているんだし(^^;;; 最初で最後, 意見が一致するアカネちゃんとミカ。そして, 上級守護天使の自覚を捨てて自分も並ぶラン。11人まで並んじゃったら, ユキさんも流されたり……はしなさそうですね。

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最後の「毒」。結構オーソドックスですが……アイキャッチの大判振舞ですね。でも, でも, 最後のアレはなんだー!!

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2枚目, 「しっぽのへや」。あのー, 最初の映像, 第1話じゃなくて第5話ですよー(^^;;; それにしても平野綾さん, 今回封入のカードといい, 実は凄い人なんじゃ……

総合評価……☆☆☆☆(四聖獣編以降, 前世に纏わる話がほとんど無くなったのが残念です。やっぱり第2話と第6話が最高傑作。第2話は原作がありますが)

王ドロボウJING 11th SHOT「ザザの仮面舞踏会・前編」(本日放映分)

評価……☆☆☆(前回比: ±0)

あ, ED1枚目だ。

序盤のジンの印象, 最近崩れてますね……感情がかなり表に出て来てます。ある意味, ジンこそ仮面を被ったような人物だったのに。

老マンゴスティン(ってこれじゃトロピカルフルーツ)による回想シーン, 切り絵ですけど……どう評価したものやら。元から動画の少ないJINGだけど, これはあまりにも直線的で。