初登場はにゃーの1。気品すら感じさせるつややかなしっぽとエプロンドレスがトレードマークの仔猫。口癖は「〜にゃーの」。
飼い主の庵が大好きで, いつか庵と結ばれることを夢見ている。極めてノーコンながら魔法が使えることから, 猫たちの間に伝わる「キンカの姫猫伝説」に出てくる「キンカ族最後の姫君」が自分のことだと思い込み, 異世界ガナーシュからお迎えが来た時に「姫として恥ずかしくないよう」魔法の修行に励む(?)。
初登場はにゃーの1。勝気で面倒見の良い, 血統書付きのペルシャ猫(でも野良)。たるとの親友。たるとの魔法を信用していないばかりか, 「キンカの姫猫伝説」もおとぎ話だと笑い飛ばす。
初登場はにゃーの1。楚々とした物腰の, 和服の似合うジャパニーズ・ボブテイル。「こがね屋」という駄菓子屋で飼われている。たるとの親友。たるとの魔法は信用していないが, 「キンカの姫猫伝説」は猫達にとって大切な神話だと語る。
しっぽフェチで, 特にたるとのしっぽが大のお気に入り。「しっぽを触って猫の個体判別ができる」特技がある。実は強肩の持ち主。
初登場はにゃーの1。モモンガの少年。通称かきピー。
空腹で飛ぶ力を無くしていたところをたるとの魔法で飛ばせてもらったため, 丘科町でただ一人たるとが魔法使い・キンカ姫だと信じている。が, ノーコンのためまるであてにならないということにもじきに気がつく。
初登場はにゃーの2。チャイナドレスと眼鏡と分厚い本がトレードマークのお姉さん猫。学者の櫻持教授に飼われている。ガレットと親しい。たるとたちに妙な入れ知恵をする洛雁を厄介に思っている。
極めて博識で, たると達の良き相談相手。但し基本的に教科書・辞書通りの受け答えしかせず, 判断はたると達に任せている。滅多に出歩かないため, 運動神経ゼロ。
初登場はにゃーの2。神社の軒下に住み着いている老猫。自称「大魔法使い」でたるとを弟子に取るが, 実際には魔力はまったく持たず, 使っているのは手品に毛が生えた程度の化法である。
年の功と言うか, 老獪な知識はあるので応用力に優れている。だが本質的に臆病なため, 実力を発揮することはまずない。
初登場はにゃーの3。スーツと帽子とサングラスがトレードマークのハードボイルド猫。月平に飼われている。実は音痴だったりする。
初登場はにゃーの1。たるとの飼い主。大学生だが休学中。お菓子作りに情熱のほとんどをつぎこんでいる青年。
暢気でずれまくった性格。猫たちの言葉を理解できるわけはないのだが, 人間の言葉を理解しているのかも怪しく思えてくる。杏子に一目惚れし, どうにかして彼女の気を引こうとする。
初登場はにゃーの1。庵の姪(姉の子)。恐らく小学生。実質的に彼女が庵のお守りをしている状態。
庵が杏子に夢中になっているのを見て嫉妬に似た感情を覗かせたが, 月平と付き合ううちに薄れたようである。
初登場はにゃーの2。猫マニアのお嬢様。お耽美猫を14匹も飼っており, 椅子や机には猫のレリーフを彫り, 庭木は猫型に剪定させる徹底ぶり。
たるとを一目見て自分の物にしようと目論見, 捕猫網を持って毎日追いかけ回す。庵の好意には気づいていないが, ケーキは気に入った模様。
初登場はにゃーの3。きな子の喧嘩友達(きな子の方が圧倒的に強い)。ガレットの飼い主。
初登場はにゃーの1。街外れの妖しい洋館「糟寺館」に住む謎の人物。最中家が丘科町に引っ越してきたのと同じ頃, 強い魔力の気配を感じてポテチとナチョスに「魔力保持者」を探すよう命じた。
初登場はにゃーの1。ウィロー配下の「凸凹コンビ」もしくは「トロいコンビ」の片割れで姐御肌。ナチョスとともに, 「迷いの森」「遮断木」などの化法や落とし穴・落書きなどで人々(猫)を惑わせる。光り物を集めるのが趣味。
初登場はにゃーの1。ウィロー配下の「凸凹コンビ」もしくは「トロいコンビ」の片割れ。たるとに一目惚れした心優しい少年。悪役の似合わなさが実によくハマっているという, 表現のし辛いキャラクター。
初登場はにゃーの6。丘科町で評判の占い師。かつて糟寺館で占い師シュアラ・クレーム(糟寺はぎ)の弟子として修行していた。
初登場はにゃーの1。たるとが(主に魔法のことで)悩むと現われる, もう一人のたると。たるとの心理描写かと思いきや……!?