◆20:20 8裏 プロミストアイランドの攻撃

〔これまでのお話〕満を持して登場の最終キャラ!・・・となるか?

眞深 「さぁ来なさいっ!」

 監督が居ないこの状況を最大に生かして無理矢理登場の眞深。も
うあからさまに、これまで碌な登場シーンが無かった事の鬱憤晴ら
し。1塁側も全員が(^^;)状態。しかし本人は一切構わず、加えて
最初から持ちネタ全開で行くらしく、バッターボックスに立つ彼女
の姿は野球ユニフォーム姿ですらない。そこらの売れない少女アイ
ドルが良く来ている様なピンクのフリヒラドレスを来ている。





 あまつさえ両耳脇にでっかいサイコロと、頭にウサ耳を付けて(爆)。




眞深 「さぁ!てんちょーさんが居ない間ならやりたい放題よ!」
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 このあんまりな光景に沈黙するしかない1塁側ベンチ。辛うじて、

鞠絵 「これは『全開』と言うより」(^^;)
咲耶 「『全壊』と言った方が良いかも・・・」

 と呟くのが精一杯。しかもあまりに判りやすい憑依ネタだった為
に、セーラーチームから野次なぞ飛んでいる。

レイ 「へぃへぃー! うさだなんかにボールが打てるのかにょー!」
眞深 「『うさだ』ゆーな! ラ・ビ・アン・ローズとお呼び!」

 御約束を守った突っ込み台詞へきっちり元ネタ通りに返す眞深。
が、この隙を亜美が見逃す筈も無し。すかさずちびうさへサイン。

ちびう「それいけっ
    ぴーんくしゅがぁ、はーと・あたっくぅうう!」

 ひゅ! すぱむ!

爺や7「すたーいく、わん!」

レイ 「ほ〜ら、やっぱりうさだはうさだだにょー。ひっひっひ。」
眞深 「う、うぅうるさいわね! ちょっと待ってらっしゃい!」

 レイちゃんのまたもや的確かつ元ネタ通りの突っ込みに、後頭部
へでっかい(汗)をかいた眞深。

眞深 「せっかくウサ耳付けたんだから、十二戦支爆裂な魔女っ娘
    のネタだってあったのに!」

 とかブツクサ言いながらベンチ裏に引っ込む。はて?と悩む両軍
選手が待つ中、程なくして眞深が姿を現した。今度はノースリーブ
のブラウスに、極端に短いミニスカ。ぴちぴちの生脚が眩しい(爆)。





 しかし頭は5色のメッシュ(再爆)。





眞深 「さぁ、悪のモーディワープめ! この私のシナプス弾激が
    怖くなかったら掛かってらっしゃい!」
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 再び、このあんまりな格好に沈黙するしかない1塁側ベンチ、い
や両軍。辛うじて、恐る恐ると亜美が突っ込む。

亜美 「あの、火乃紀さん?じゃなかった眞深さん?





    それ、7回裏に山田さんが使っちゃったんですけど・・・」





眞深 「・・・まじ?」

 再び後頭部にでっかい(汗)をかいた眞深が、亜美を振り返って尋
ねる。そして当然、この隙を見逃すちびうさでもなかった。

ちびう「ほりゃっ!
    ぴーんくしゅがぁ、はーと・あたっくぅうう!」

 ひゅ! すぱむ!

爺や7「すたーいく、つー!」

   「だぁぁあああああ!」 どんがらがっしゃん

 今度は1塁側ベンチが総ゴケ。これで2カウント。もう後が無い。

眞深 「いけない。眞深、バカだから・・・
    でも、ったくもう! これで首尾良くロボット戦に持ち込
    めたらリヴァイアスから重力兵器と戦艦主砲があるロボッ
    トを指揮官権限で持ち出せたのに!」

 再び、危なっかしい事を呟きながらベンチ裏に戻る眞深。それを
見送りながら雛子が傍らの可憐に尋ねる。

雛子 「ねーねー可憐ちゃん? なんで眞深おねーちゃんは、いち
    いちお着替えするの?」
可憐 「…登場場面と戦闘場面の間に『お色直し』が御約束だった
    頃の癖が抜けてないのね、眞深ちゃん・・・」

 そいつは1回裏に使っちゃったろう?と隣の鈴凛が考えていた時、
眞深がベンチ裏から現れた。今度は真っ当なテニスウェア姿。





 しかし、金髪縦ロール(爆)。





眞深 「ほーっほっほっほっほっほっほっほ! こぉのわたくしの
    天才を怖れぬなら、掛かってらっしゃっても宜しくてよ!」

■8回裏0アウト|1|2|3|4|5|6|7|8|9|− ■
■Sailors|0|0|1|1|0|0|0|0| |2 ■
■Sisters|2|0|1|0|0|2|0| | |5 ■
■ 満塁 NEXT:眞深・可憐・千影 ◆ マウンド ちびうさ ■