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【突然妄想劇場】瀬戸内少女野球団 球魂一発 北の○○・南の××
        炸裂! 女の意地が、マリンスタジアムに花開く

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はるか「・・・なんだ、このセンスゼロなタイトルは。」
みちる「なんでも書き手曰く、SSカンが戻ってないそうよ。」
せつな「戻るも何も、元々この程度のセンスしか無かったかと。」
ほたる「はるかパパぁ、みちるママぁ、私、こんなタイトルのSS
    なんかに出演(で)たくな〜い(;_;)。」
はるか「我慢して、ほたるちゃん。でないと・・・」
みちる「でないと?」
はるか「此処(fj)での出番が、次は何時か判らない・・・」
(一同、号泣)

終わってしまった番組キャラの、悲哀であった(ちゃんちゃん)。


◆前回までのお話(大嘘)

 たった一人のハートを巡り(きゃ)、日々熾烈な争いを当の本人の
目前はおろかモニターの此方側にさえ見せず、舞台の裏側で暗闘を
繰り広げている、シスタープリンセス12名の自称妹たち。日々妄
想を抱いては吶喊暴走突撃を繰り広げる女性キャラ達の行動に悩ま
された主人公こと兄ちゃんは、思い余って山田太郎(魂の名)のコネ         <---(0101)
(無印ガン○ムとGガン)を通じ、とある先輩キャラに相談を持ち掛         <---(0102)
けてしまった。過去に幾多の女性キャラを手玉に取っては、ついで
に地球まで救っちゃったみたいなぁ、の彼曰く。

地場衛「ふむ。そう言ったタイプの女性には発散させるに限るな。」
山田 「発散?つまりコイツに彼女らと順番に付き合えと? そん
    なぁ、無理ですよ。ロンドベルでの貴方じゃあるまいし。」       <---(0103)
地場衛「何を言ってるんだ君は!? 発散と言ったらコレしかない!」
兄ちゃ「は?」
地場衛「スポーツだよスポーツ! そしてスポーツと言ったら!」

 そう言いながら、轟然と瞳と背景に炎を燃やしつつ、片足をこれ         <---(0104)
でもかと垂直真上に蹴り上げ(土煙付)、立ち上がった彼の手には…





 瞳からの汗と、体中からの涙とに汚れた、1個の硬球が握り締め         <---(0105)
られていた(ばば〜ん!)。





地場衛「父ちゃん! 俺はやるぜ!」                                   <---(0106)





兄ちゃ「・・・そんなバカな。」                                       <---(0107)

 ボキャ貧の彼の台詞だけからでは判らないかも知れないが、彼は
この時これまでに感じた事が無いほどに「ごっつぃ嫌な予感」を抱         <---(0108)
いていた。だがしかし、済し崩しに瀬戸内(今、決めました)の辺境
にある離れ小島までトラック輸送された挙句に強制転校の上幽閉さ
れても文句一つ真っ当にぶつけられない兄ちゃんには、先輩キャラ
が醸し出す「押しの演技」(別名:駄目な雰囲気)に逆らう事なぞ           <---(0109)
出来よう筈もなかった。

 こうして、即座に先輩キャラの暗躍(つまり、うさぎに「4-2-1で
ランナーを仕留めるうさって、華麗だ」と吹き込んだ)と、山田太
郎(魂の名)の積極的な活躍(つまり、咲耶に「ライナーを逆シング
ルで止め、飛び出したセカンドランナーへそのままタッチする咲耶
ちゃんって、兄ちゃんの好みかも」と吹き込んだ)により、ここに

第1回 兄くんのハートをバッティング!ナイスなフィールディン
    グで兄君へトス!!兄チャマとスライディングでチキチキ・
    大甲子園(シス)プロ野球編vsセーラーチームおばさんs

の開催が決まった。ちなみに上記大会名を決定したのは千影と春歌
と四葉。概ね、妹達の間では好評だったそうだ。なお上記正式タイ
トルの一部がセーラーチーム側に何故か伝達されなかった事は、
蛇足ながら申し添えておく。

兄ちゃ「・・・そんなバカな。」

泣いて喚いて抗議しても、決まってしまったんだから仕方が無い(爆)。    <----(0110)