めでたしめでたしなムードの前回から一転、ライダーたちに陰謀が迫る!

ブレイド第43話、「敵か味方か?」です。
・・・何を今更?いや、観ればわかる。


○アバンタイトル
妙に赤っぽくエフェクトをかけているが、ほぼ先週のまんまなので省略します。
なんだろう?夕景にしたいのか?ちょっと無理あるぞ。
まあ、ゴジラ対メカゴジラの、真夏の沖縄の擬似夜景にくれべれば、大したことないが・・・。

「これで、元の睦月に戻ったんだよね。
今度こそ、パーティーだね」
どうしてもパーティーしたい虎太郎。
それが高じて、劇場版では王様ゲーム・・・。

○嵐山渓谷
白井農場組と、始と天音ちゃん、睦月も交えて、川原でバーベキューパーティー。 


望美ちゃんは?

「とりあえず、めでたしめでたしって感じだよね。
睦月がカテゴリーAの力から解放されてさ」
「頼むぞ、睦月。
真の仮面ライダーとなった今、お前の力が大きな戦力となる」
「・・・」
睦月の反応は、今一だ。
「・・・俺、本当に仮面ライダーになれたのかなって・・・。
今まで、すごいみんなに迷惑かけっぱなしで、すごいみんなに頼ってばっかで・・・」
柄にもなく、一真が諭す。
「なに言ってんだよ。そんなのみんな同じだって。
仲間同士、助け合って行けばいいじゃないか」
「そうよ。アンデッドも、あと3体だし。もう一息じゃない」
「それともう一つ、ジョーカーの存在が気がかりだが・・・」
現状では、どうということはないが・・・。
「『ジョーカーが最後に勝ち残れば、世界は滅ぶ』と言ったトライアルBの言葉は、 

一体何を意味しているのか?
奴は今、ジョーカーを封印しているらしいが・・・そんなにうまく行くのか?」
周囲の心配をよそに、始は天音ちゃんと川に石を投げ込んでいるが・・・。
「・・・?」
対岸の森の中に、何かを感じた?
「どうしたの、始さん?」
「!・・・ううん、なんでもない」

始の感じた者は、ティターン・・・。

いちいち姿を現して、アピールせずともよい!

○天王路のアジト
石版を背に、物思いにふける天王路。
「・・・もうすぐだ。全てのライダーが倒れ、アンデッドが滅んだ時、
神の声が私に届く・・・」
今のところ石版は、黙して語らず・・・。

○白井農場
ボードのデータベースから、天王路のことを検索する虎太郎たち。
・・・NOT FOUND
「これだけ調べても、何も手がかりが掴めないなんてな・・・」
「うん。何かヒントが見えてくると、ぶっつり消えちゃうんだ・・・。
本当謎の人物だよ・・・」

データベースなんてものは、与えられた情報だ。
与える方に主導権があり、検索する方にはそれがない。

橘にも当たってみる一真。
「何か思い出せませんか、天王路博史について?」
「いや・・・。おれも実際に会ったのは、数回しかなかったんだが、
わかっているのは、途方もない財力を持っていたらしい・・・。
と言うことだけだ」

○森
木立の間をを駆ける金居。
ハトが飛んだ!
「そこか!」クワガッタンに変化!
ジャンプして、ティターンを叩き落す!
「アンデッドの心を奪われ、天王路のために働いているとは・・・。
哀れだな・・・」
「・・・」
「そんなお前に、生きている資格などは無い!」
ティターンを叩き伏せる!

○白井農場
「アンデッド出現!
一体はカテゴリーが確定できない。この前の奴だわ」
「睦月にも、連絡をとってくれ!」
一真と橘が、現場へ向かう!

○森
早速二人が到着!
「お前は!」
一真を見て、クワガッタン戦線離脱、変化を解く。
「仮面ライダーか。今はお前らと戦うときではない。
だが、せいぜい、そいつには気をつけろよ」
金居、逃げた。
ティターンは、やる気満々。
「変身!」『Turn Up』×2
斧のような剣を振るい、ダブルライダーを圧倒するティターン!
ギャレンの銃弾を、ことごとく叩き落し、触手でライダーを襲う!
睦月も駆けつけた!
「気をつけてください!奴の鞭には毒が!」
触手が当たった木は、見る見るうちに枯れてしまった!

アンデッド以外にも有効?

ダブルライダー、触手に跳ね飛ばされ、変身が解けた!
「橘さん!剣崎さん!」
Aのカードを手にしながらも、何もできない睦月。
ティターンは撤退。
苦しみながらも、敵を追う一真
何もせず、さって行く睦月を見送る橘。
同じく金居。
「こんな茶番を、いつまで続ける?天王路・・・」

○喫茶ハカランダ
天音ちゃんが、絵を持って帰ってきた。
「どう始さん?天音が学校で描いたんですって」
中央に始、右側に天音ちゃん、左奥に遥香さん。
「よくかけてるね。上手だよ、天音ちゃん」
「あたしより、始さん大きく描いてる所が問題だけどね〜」
「わかったわかった。今度描く時は、お母さん大きく描くから!」
和んでいると、一真が来た。
?・・・なんか様子が変?
「?」始も気づいた。
他の客が来た。
一真は席に座り、フォークを手に取ると、天音ちゃんの絵に描かれた始の眼に突き立てた!!
「おい、手伝え」
始はトレーに載せたお冷を、一真に頼む。

手ぐらいは洗わせようよ。

トレーを手に取った一真、そのままコップを床に落す!
「!どうした?」
駆け寄る始に、トレー越しのパンチ!
なんとか受け止める始!
客の悲鳴!!
「お前は!」
一真、そのまま店の外へ!
「・・・!!」
始は、絵に突き刺さったフォークを見た!

○公園
睦月は望美ちゃんと会っていた。
「でも驚いたな。
睦月が・・・仮面ライダーだったなんて!」
「・・・」
「あたし決めたんだ。
睦月の応援団長になっちゃうからさ!」

団員はいるのかしら?

「どうしたの?元気ないじゃん」
そのとき、背後に一真・・・。
「俺、自信ないんだ。
今までの俺は、強さに憧れてた。
でも、強さに憧れる弱さに、気づいたって言うか・・・」
「・・・あたしには、よく解らないけど・・・」
「・・・?」
そのとき、背後の一真に気づいた。
鉄製のオブジェ越しに、睦月を見ている。
「剣崎さん?」
一真は指でオブジェを押し、二人の方に倒した!!
「望美!!」
倒れてきたオブジェから彼女を庇い、気がついたときには一真はいなかった。
「剣崎さん・・・まさか・・・」

取り付けの甘いオブジェ・・・。

○白井農場
一真が帰ってきた。
わざとらしいくらい、いつもと変わらない様子。
「ちょっと!連絡もよこさないで、何やってたのよ!心配してたんだから!」
「ごめん!アンデッドを探してるうちに、迷子になっちゃってさ!」
「・・・」
「へぇ〜。方向音痴だったんだ」
「えっ?・・・」

橘も帰ってきた。
屋敷の前では、睦月が待っていた。
「橘さん」
「どうした?」

栞ちゃんは、野菜を刻んでいる。

「なに?剣崎が?」
「ええ。明らかに、いつもの剣崎さんじゃなかった」
「どういうことだ?」
「・・・!まさか、剣崎さん、さっきの戦いで、あのアンデッドの毒にやられたんじゃないですか?
俺もそうだった様に・・・。あの毒にやられると、アンデッドに心を支配されるようになる」
「俺に任せてくれ。
やつのことは、俺が一番知ってるつもりだ」
橘が、様子を見に行った。

メニューは、カレーライス。
「はい、どうぞ」
「いただきま〜す」
橘から見ても、わざとらしいくらい、普段どおりの一真だ。

橘が睦月に普段どおりだと話していると、始も来た。
「いや、俺も見たんだ。奴は明らかに、普通じゃなかった」
「だが、今の奴は、まったく普段どおりだ」
「どうかな?さっきの剣崎からは、アンデッドの気配が感じられた。
俺の眼で確かめてやる」
「おい!俺を信じないのか?」
屋敷に踏み込む3人。

「・・・?」
一真はいなかった。
「出かけたわよ。もう一度アンデッドを探しに行くって」
橘たちも、慌てて追いかける!

普通であるにせよ、おかしいにせよ、食堂から正面を通らずに外出するなんて、メチャクチャ不自然。

○路上
車が横転している!
ドライバーは無事だ。
「だいじょうぶですか?」
「・・・仮面ライダーがいきなり襲い掛かってきて・・・」
「やはり、剣崎の奴は・・・」
「バカな!」

かなりメジャーな存在になってる仮面ライダー。

○地下駐車場
ブレイドが人々を襲っている!
「やめろ、剣崎!!」
ブレイドのパンチが、駐車場の支柱を破壊する!
橘の突っ込みをジャンプでかわし逃走!
「どうやら、間違いないようだ。
今の剣崎は、アンデッドに心を支配されている」
「剣崎!」
橘が追う!

○ガリマ姐さんのトンネル
『・・・信じられない。
剣崎は、一番強い心を持った仮面ライダーだ。
そんなあいつが・・・』
橘が六本木トンネルに差し掛かると、反対側で一真が待っていた!
「剣崎!」
一瞬笑顔を見せたが、すぐにアクセルを開け、ウィリーで突っ込んできた!!
橘がかわすと、さらに反対側から突っ込んできて、来た方に戻っていった!

○隋道
睦月が通りかかると、反対側から橘が。
「橘さん、剣崎さんは?」
無言で、首を横に振る。
・・・様子がおかしい?

○セルフスタンド
「でも、信じられませんよ。
剣崎さんみたいな人が、アンデッドの心に負けるなんて・・・。
俺みたいな弱い心の人間ならともかく・・・」
「・・・」
「橘さん、俺、実を言うと、やっぱり不安なんです。
このまま俺がライダーでいいのかなって・・・。
もっと相応しい人がいるんじゃないかって・・・。
こんな時にこんなことを思ってること自体、俺の弱さの証拠だと思うし・・・」
その時、橘が睦月の首を、給油ホースで絞めた!!
「!!・・・た、たちばなさん・・・」
なんとかホースを外した!
そのまま逃げる橘!
「まさか、そんな・・・橘さんまで・・・」

給油機のホースって、首を絞めるにはちょっと太いかも。

○川原
今度は始の前に、橘が現れた。
「・・・」
「剣崎はどうした?」
首で始の後ろを指す。
「?」
誰もいない?
始が向き直ると、橘はギャレンに変わっていた!?
「!!」
ラウザーを撃ってくる!
「お前もか!」
手すりを飛び越え、銃撃をかわしたとき、ギャレンの姿は消え、入れ替わりに睦月が来た。
「大変です!橘さんもアンデッドに操られてます!」
「ああ。わかってる」

○路上
通行人を襲うギャレン!

○橋の下
睦月たちの前に、一真が現れた。
「どうした?アンデッドは見つかったか?」
バイクを降り、いきなり一真を殴り飛ばす始!!
「うっ!何をするんだ始?!」
「剣崎、俺がジョーカーになったとき、お前は俺を助けるために戦った。
今度は俺の番だ」
「なに言ってんだ、お前?」
橘も来た。
「剣崎!」
彼の前には、睦月が立ちふさがる。
「待ってください。
橘さん、あなたは何度も俺を助けてくれました。
だから・・・だから今度は俺の番です!」
「何を言ってるんだ?どけ!」
「だめです橘さん!あなたはアンデッドに支配されている。
剣崎さんと同じように」
「俺がアンデッドに?」
「とぼけるな!」
もう一発、始のパンチ!
「待て始!よせ!!」
「お前を今のままにしておく訳にはいかない」
「・・・」
「変身」『Change』
「睦月!」
「許してください。・・・橘さん。変身!」『Open Up』
レンゲルは橘に、カリスは一真にかかる!
「どういうつもりだ、始!」
「バカな!よせ、睦月!!」
仕方なく二人も「変身!」『Turn Up』×2
4人のライダーの、タッグマッチに発展してしまった!!
「なぜだ!なぜ俺たちが戦わなくちゃならないんだ!」

戦いを見つめるティターン。ザコール並みに、中継機能があるらしい。

○天王路のアジト
実況中継を楽しむ天王路。
「仮面ライダーの最期だ・・・。ハッハッハッハッハッ・・・」

○橋の下
「いい加減にしろ、始!」
このままでは埒が明かない。
カリスはKを取り出す。『Evolution』
仕方なく、ブレイドもキングフォームへ!
ワイルドスラッシャーを、なんとか受け止める。
右腕のアンデッドクレストに損傷!
「やめろ・・・なんでだ・・・何のための戦いなんだ!!」
カリス、ブレイドに突進!!


どうせやるなら、黄色のマフラーとかブーツを・・・。


○オマケコーナー
「栞ンピック!!」
栞ちゃんと一真、虎太郎が、同時にダーツを投げる!
栞ちゃんは17のシングルで17点。
虎太郎は、2のシングルで2点。
一真はシングルブルで、25点!
優勝は一真でした。
「次回も観てね〜」

「残るアンデッドはあと3体・・・いや、4体か・・・」
橘さん、それ、先々週のネタ・・・。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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