増えすぎた雑誌類を何とかしようと、必要なページだけを切り離し、
スキャナーでPDFファイルに落とし始めましたが、けっこう手間かかりますね。 

以前はOCRでテキストにしたり、画質にこだわってJPEGで保存したりしてたので、
それよりはいくらかマシですけど・・・。
まだまだ先は長いです。


かつて無い大作戦で、追い詰められたジャスティライザー。
第32話 「激突! 勇者VS戦士」です。

○ハデスの玉座
「天童 澪。カイザー・ハデスに反旗を翻す愚かな虫けらよ。
今こそ、その報いを受けるがいい!」冥王
手かせを鎖でつながれ、ハデスの前に引き出される澪さん。

画づら的に、今ちょっとまずいんじゃないか?

ザコールがジャスティクリスタルを引きちぎり、ハデスに渡す。
「フッフッフッフッ・・・ようやく手に入れたぞ、ジャスティパワー!
これで私は宇宙最強となる!」冥王
だがその力は、ハデスの力とは相容れなかった。
「あなたに使いこなすことはできません。
ジャスティパワーは、地球人の持つ正しい心にしか反応しないのです!」澪
「そういうことか。
ならばそのパワーを使えなくするまでだ。
お前たちを消し去ってな!」冥王
「たとえあたしが死んでも、ジャスティライザーと地球の意思が、
必ずあなたの野望を打ち砕く!」澪

○さつき総合病院
お労しや・・・ベッドに横たわる麗香さん。

介護のため、源さんが病院に駆けつけた。
翔太たちは澪さんを助けに行くか、敵のカプセルを調査するかでもめる。
「そんなもんより、澪さんの方が大事だろうが」翔
「・・・それが奴らの狙いか・・・」真
ジャスティライザーの目を澪さんに惹きつけ、マグネシールダーに干渉させないために・・・。
「冷静に分析してる場合じゃねえよ。澪さんが心配じゃないのか?」翔
もちろん、そんなことは無い。

麗香さんを背負ってここに運び込む間に、彼女の口から澪さんの居場所の手がかりを得ていた真也。
『竜王・・・山』麗

「澪さんの居場所なら、心当たりがある・・・」真
「だったらグズグズしないで、みんなで!」翔
あわてて飛び出し損ねて、看護師さんに激突・・・。粗忽者め。
「敵の作戦に乗ってやる必要は無い。
俺一人で十分だ」真
カプセルの調査を二人に押し付け、真也は澪さんの救出に向かう。
「どうしちゃったんだろう、真也さん?」ユ
「真也のやつ、澪ちゃんがさらわれたことで自分を責めてやがる・・・。
ありゃ下手すると・・・あぶねぇぞ」源

本来なら、真也が調査に当たった方が現実的なデータが得られる。
それは彼もわかってるはずなのに・・・。

○竜王山洞窟
澪さんが監禁されている洞窟。
神野が現れた。
「お前たちも、もう終わりだ」騎
「いえ。ジャスティライザーが必ずあなたたちの計画を止めます」澪
「俺がグレンを倒す」騎
「なぜあなたはそこまで?
あなたは何のために戦うのです?」澪
「俺は戦士なのだ」騎
「・・・!」澪
ジャスティクリスタルと神野のブレスレットが、また同調し輝く。
「ううっ!!」騎
頭痛に襲われる神野。
ハデスと戦うデモンナイトのビジョン!
「?」澪
輝きがおさまったとき、ザコールやって来て澪さんを連れ出していった。

○ハデスの玉座
「・・・やはりダメか。始末すべき時が来たようだな」冥王

○路上
カプセルの調査に向かう翔太とユカちゃん。
突然バイクを路肩に停める。
「やっぱり戻ろう。
澪さんを放っといて、カプセルの調査なんてやってられない。
澪さんは俺たちの仲間だ。仲間一人守れないで、地球なんか守れない!」翔
「そう言うと思った!」ユ
真也が麗香さんから聞きだした手がかりを確かめるため、病院に戻る二人。


一方、澪さんの救出に向かう真也は・・・。

『あたしは・・・守って欲しいんじゃない。
みんなと一緒に・・・あなたと一緒に!
苦しみも痛みも悲しみも乗り越えて行きたい!』澪

「助け出してやる。必ず!」真

○さつき総合病院
源さんの制止も聞かず、ベッドから起き上がろうとしている麗香さん。
そこへ翔太たちが戻ってきた。
「教えてくれ。澪さんはどこに連れて行かれたんだ?」翔
「教えるから、私も一緒に!
私、澪さんを守りきれなかった。
澪さんにもしものことがあったら、とても生きてはいられないわ!
だからどうしても!」麗
「バカ野郎!!」源
ベッドに押し倒す源さん。
「こんな怪我人が行ってどうなるってんだ!かえって邪魔になるだけだろうが!!」源 

「・・・」麗
源さんの気迫に押され、二人に手がかりを託す麗香さん。
「・・・竜王山。ザコールからハデスの声が聞こえて・・・」麗

○ハデスの玉座
なぜ澪さんを殺さないのかとハデスに問うデモンナイト。
マグネシールダーにジャスティライザーを近づけないための囮だと答える。
「わかっております。ですが・・・」騎
「あの娘さえいなければ、グレンはシロガネにはなれぬ。
作戦の指揮は私が執る。貴様はグレンを倒すことだけ考えておればよい」冥王
「・・・わかりました」騎

○竜王山
洞窟を警戒するザコール。
通常ならステルスモードなのに、今回は囮なので姿を消してないのね。
物陰から突入の機会をうかがう真也。
そこへ翔太たちが来た。
「抜け駆けは無いんじゃないの?」翔
「バカ。これは俺たちをひきつける罠なんだ。
だからやつら、わざと麗香さんに居場所を」真
「俺がやつらを惹きつける。その間に澪さんを助けるんだ」翔
「いや。囮は俺がやる」真
「デモンナイトの狙いは俺だ。
奴を惹きつければ、中が手薄になるはずだぜ」翔
「真也さんの負け。行くわよ」ユ
「・・・頼むぞ。翔太」真
「澪さんによろしくな」翔
翔太は山を登って洞窟の向こう側で変身。
入り口を警戒するザコールたちを誘き寄せる!

その隙にガントが入り口から突入!
フレンドパークのチュチュバスターズのように現れるザコールを倒しながら、奥へ急ぐ。

カゲリは洞窟の外を警戒するザコールを倒して回る。

ザコールが澪さんを引き出した場所には、鎧武者の姿をした像が置かれていた。
像の傍らに立つ地蔵が持っている独鈷杵を手前に倒し、また戻す。
すると像の股間の前垂れが開き、そこに彼女を押し込んだ。
『それがお前の処刑台だ。ゆっくり楽しませてもらうぞ』冥王

○さつき総合病院
「澪さん、待っててください!」麗
足を引きずって、病室を脱走する麗香さん・・・。

○ハデス旗艦
舷側の射出口が開く。
ソニッククラッシャーがマグネシールダーに向け発射された!

○伊達電器店
健一さんがガラスクリーナーでプラズマテレビを磨いていると、臨時ニュースが・・・。
『アメリカ国防省の発表によりますと、巨大な隕石が地球に接近しており、
まもなく日本へ落下する模様です・・・』
「・・・え?・・・社長〜っ、大変ですよ〜!!!」健
源さんは・・・大量の握り飯を作っている。
「今テレビでですね、日本めがけて隕石が、隕石が!落ちてくるって!
早く避難しましょう!」健

どこへ逃げる気なの?

「バカ野郎!翔太たちが帰ってきたときに、誰もいなかったらがっかりするだろうが!」源
「そんなのん気な・・・。?それ、炊き出しですか?」健
「俺にゃよ・・・こんなことぐらいしかしてやれねぇんだよ!」源
「そうか・・・さよならぁ!!」健
「ええっ?」源
健一さんが逃げ出そうとドアを開けたとき、
「麗香さん!!」健
・・・が戻ってきていた。
「お前ぇ、そんな体でなにやってんだよ!!」源
「澪さんは?翔太たちは戻ってきたの?」麗
「無茶すんなよ!!翔太たちが必ず連れ戻すって!
健一!奥へ寝かしてやってくれ!」源
「ハイ!失礼!!オッショッー!!」健
彼女を抱き上げ、奥へ。

最近は大荷物を持ってなかった健一さんだが、パワーは衰えていなかったようです。 


○竜王山
「よく来たな、グレン」騎
ザコールを片付けたグレンの前に、神野が立ち塞がる。
「澪さんを返してもらうぞ!」翔
「いいだろう。俺を倒せたらな!」騎
神野、変身して斬りかかる!

洞窟内では、ザコールがガントを待ち伏せる。
後ろから飛び掛ったザコールを、逆に羽交い絞めにする。

銃を回すところがかっこいい!!

「澪さんはどこだ?」真
聞いた途端、床が抜けて落ちるガント!!
広い地下空間に着いた。
刀の先からビームを放ち、ガントを襲う鎧武者!
ガントスラッガーが効かない!

「何を企んでるか知らないが、お前らの負けだ!
今頃真也たちが澪さんを助け出してるはずだ!」翔
「無駄だ。いずれにしても澪は死ぬ。
澪は魔神像の中。そしてそれを処刑するのはお前たちだ!」騎

戦術的に勝利しても、戦略的には敗北・・・。
よくある話。

間の取り方が悪く、魔神増の攻撃をことごとく受けるガント・・・。

『みんなと一緒に・・・あなたと一緒に!
苦しみも痛みも悲しみも乗り越えて行きたい!
それがあたし自身の、もう一つの戦いだから!』澪

ガント、バーサスカノンを起動!
「必ず救い出す。待ってろ、澪!!」真

『そうだ。貴様ら自身の手で、澪を殺すことになるのだ!
さあ撃てガント!お前の手で澪を消し去れ!!』冥王

「・・・バーサス!!」真
『真也さん』澪
「!」真
魔神像の股間に、澪さんが見えた。
「澪さん!」真
ジャスティクリスタルが、魔神像を起動したときの様子をガントに見せる。
「わかった!ガントスラッガー!!」真
地蔵の独鈷杵を吹き飛ばすと、魔神像の動きが止まり、前垂れが開いた。

『なに〜!?』冥王

「真也さん!」澪
「澪さん!」真

デモンナイトに叩きのめされているグレン。
「どうした?三人揃わなければ、その程度で終わりか?」騎
「ふざけるな!たとえ三人バラバラでも、心はいつも一緒にいるんだ!」翔
そのとき、澪さん救出の知らせが来た!
「お前なんかに、負けてらんねぇんだよ!!」翔
まぬけ時空へ突入!(違)
「悪あがきもそこまでだ!」騎
斬り合う二人の変身が解ける。
「終わりにしようぜ、もう・・・」翔
「俺はまだ、負けちゃいない」騎
「あんたは確かに強い。
だけど、殺しあうだけの力なんて、悲しすぎるよ!」翔
「フッ、下らん。それが貴様ら地球人の弱さだ!」騎
「違うよ。大切な人たちを守りたいだけなんだ。
だけど、そのためには戦わなきゃならない。
この戦いを終わらせること。それが俺たちの役割だから!」翔

二人の立場を象徴する青と緑の星。
緑の星は機界昇華され(違)、消滅した・・・。

○衛星軌道
ソニッククラッシャーが地球に向かう・・・。

○ハデスの玉座
「ノルンに敗れて450年。
今こそ恨みを晴らすときが来た〜」冥王

○竜王山
「俺は戦うために生まれてきた。
戦うことだけが、俺の存在理由だ!」騎
「神野・・・あんたは・・・」翔
「俺は誇り高き戦士!カイザー・ハデス親衛隊 デモンナイトだ!!」騎
そのとき、神野の背を狙う攻撃が!
弾き飛ばされた二人。
「ハッハッハッハッハッ!」冥王
「ハデス!」翔
カイザー・ハデス直々の御出座し。
「デモンナイトよ。貴様の役目は終わりだ!」冥王
「どういう意味です、カイザー・ハデス!?」騎
「貴様を生かしておけば、後々危険な存在になるかも知れん!
ジャスティライザーたちと共に、死ねぇ!!」冥王
健からビームを放ち、翔太もろとも神野を消去しようとするハデス!
だがその攻撃は、ガントスラッガーによって阻まれた!
「!?」翔・騎・冥王
「ライザーガント、推参!!」真
「ライザーカゲリ、参上!!」ユ
澪さんも駆け寄る。
「ムッハッハッハッハッ!揃ったか、虫けらども!」
澪さんと神野を連れて離脱する翔太。
「逃がさん!」冥王
「危ない!」ユ
三人をかばうカゲリ!
ハデスの攻撃を、ジャスティクリスタルの障壁が防ぐ!
だが、防ぎきれない!カゲリが盾になり、翔太たちは無傷だった。
「ユカさん!」澪
「むう・・・」冥王
第二撃!
「クラスト・・・!?」
変身して立ち向かおうとした神野。
だが、ブレスレットの輝きがいつもと違う?
澪さんのジャスティクリスタルと同調し、より強固な障壁を展開、攻撃を完璧に防いだ!
「な、なんだと?」冥王
澪さんにも神野の記憶が見えた。
「・・・今のは一体・・・?」澪



ついに姿を現したカイザー・ハデス。
ジャスティライザー対ハデスの、地球の運命を懸けた決戦が、今 始まる!!



神野は「空はいいぞ・・・」とか言い出しそうだし・・・。

魔神像に取り込まれ、ガントと戦う澪さん。
・・・「装甲騎兵ボトムズ」のOVA、「ビッグバトル」を思い出した。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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