単に日本人に恨みを持っている団員たち。
キャッツアイを服用したプロレスラー。
魔女と殺人プロフェッショナル（脱）。
特殊訓練した戦闘部隊ＤＡＣと高速戦闘機ダッカー。
これらいずれも、レインボーマンを倒すに至らず。
そして遂にＫは、究極の対レインボーマン用兵器を開発した。
それがサイボーグだ！！

レインボーマン 第４１回 「サイボーグ１号との戦い」です。
少年やジャガーも出るのか？（違）

○太陽の剣が、強固なサイボーグの皮膚には通用しない！
アイビームでレインボーマンを追い詰めるキャッシー！
だがその時、ゴッドイグアナもレインボーマンを発見。
空からなんだかよくわからない鳥に姿を変え、キャッシー諸共レインボーマンを襲う！！
「レインボーマンは私が殺すんだ。誰にも邪魔はさせない！
カムト！！」
赤い霧が当たりを包み込む！
キャッシーが気が付いた時、レインボーマンは姿を消していた。
太陽の剣が一本だけ残っていた。

サイボーグとは言っても、探知能力は大したことないらしい。
まあ、３番目の人と比べてもしょうがないが・・・。

○闇の中で気が付いたレインボーマン。
「ハッハッハッハッハッハッハッハッ！！」
「お前は誰だ？」
「ゴッド・イグアナ」

おお、別人だとわかったのか。大したもんだ（違）。

「この魔法ゾーンに連れてきたのは、お前をこの手で殺し、
娘 イグアナの恨みを晴らすためだ！
娘の仇、行くぞ！！」
ゴッド・イグアナの放った縄が蛇のようにしなり、レインボーマンに巻き付いた！
「しまった！」
「あれから４４４日と４時間。
娘 イグアナは甦らなかった！
娘を甦らすためには、お前を殺す以外にない！！」
「黙れ！そうはさせんぞ！！」
杖を矛に変え、レインボーマンを突く！！
残念ながらその刃が、彼を固縛した縄を切ってしまった！
剣を抜き、応戦するレインボーマン！

結構、何本でも出るのね。

剣で矛の柄を切られたゴッド・イグアナは、それを剣に変えて立ち向かう！
剣を弾き飛ばされ、今度は毒蜘蛛を放つ！

駄菓子屋で売ってたようなゴムの蜘蛛だが、操演が妙に上手くて無意味にリアル。

ついで、ゴッド・イグアナの投げた剣が、レインボーマンの胸に刺さる！！
さらに毒蜘蛛も迫る！！
「毒蜘蛛よ、レインボーマンを殺すんだ！それ！！行け！！」
毒蜘蛛の絡みつかれ、動きが取れなくなるレインボーマン！
「娘の仇！死ね！！」
彼の胸から剣を抜き、今まさにとどめを刺そうとしたとの時！！
サンランプが輝き、ゴッド・イグアナの真実の姿を映し出した！
「うっ！いけない・・・見てはいけない！魔力が消える！！うわぁー！！」
退散するゴッド・イグアナ。

残念。エルバンダのお婆ちゃん。
さすが曽我さん、よく動きます。
「宇宙刑事ギャバン」では、ジャズダンスなんかやってたし。

○落っこちるように元の世界に戻ったレインボーマン。
その途端、ヨガの眠りが・・・。

○キャッシーはアジトに戻っていた。
レインボーマン、完全にロスト。
オルガに捜索隊を出させる。

○ＤＡＣが捜索を開始した頃、タケシはヨガの眠りに落ちていた。

捜索ったって、固まって草むらを走り回ってるだけにしか見えない。

○オルガの元には、残念な報告しか入ってこない。
キャッシーはイライラを増大させていく。
「おのれ、レインボーマンめ！！」
一撃で机を叩き折る！！
「キャッシー、乱暴しないで。あなたは並の人間じゃないのよ」
「！・・・人間じゃない？
・・・あたしは人間サイボーグ」

俺はロボット・サイボーグ、ってのはハカイダーだが。

キャッシーの目から、黒い涙が・・・。
「この涙を見て。機械油よ。潤滑油なのよ！！」
「興奮しないで。
あなたはレインボーマンを倒すための、栄光のサイボーグ第１号なのよ」
「でも・・・あたしの体は、首から下は人工皮膚、人工の血管、赤い血なんて一滴だって無いんだわ！！
・・・レインボーマンをやっつける、人間サイボーグ・・・」

白目が真っ黒になりそう。

○日が暮れた。
ヨガの眠りも終わった。
早速変身し、遠当ての術三連射でＤＡＣを吹き飛ばす！

○翌朝。
街に帰ってきたタケシは、牛乳配達をしている鉄っつぁんに出会う。
タケシの腕の傷に、ハンカチを巻いてやる。
「どうしたんです？」
「受身があんまり上手くないんでね」

レスリングの王者、下町の黒豹が、受身が下手なわけが無いが。

不景気で、おでん屋だけでは苦しいんだと。
「これもやっぱり、死ね死ね団の陰謀のせいなんですかね？腹が立つな！
レインボーマンにもがんばってもらわなくちゃ！」
「うん・・・」

○死ね死ね団のアジとでは、相変わらず白人をコピーマシンに突っ込んでいた。
出来立てのＤＡＣ隊員に、オルガが訓示。
軍資金確保のための次の作戦は、銀行の襲撃。
世界に強い日本円を強奪するんだと。

昭和４７年と言うと、対ドル固定相場が廃止になった直後で、３０１円程度だったようですが。

「これは日本経済を混乱させると言う、一石二鳥の作戦だ」
「Ｙｅｓ，　Ｍａ’ａｍ」
「レインボーマンにだけは、十分に注意するのだ」
「Ｙｅｓ，　Ｍａ’ａｍ」

○カラスに姿を変えたゴッド・イグアナは、空中からレインボーマンを探す。
「レインボーマンを倒すためには、新鮮な人間の血を摂らなければ！！」

○ヤマト家では朝食の準備中。
「お母さんに心配かけて、しょうがないお兄ちゃんね」

食卓で髪をいじっているみゆきちゃんも、ちょっと問題ありだぞ。

そこへ爆炎ともに、ゴッド・イグアナが出現！
「お前の血が欲しい！！」
みゆきちゃんに襲い掛かる！！
ところが床に落ちたみゆきちゃんの手鏡が目に入り、またもや退散。

髪をいじってるのは伏線だったのね。

直後に帰ってきたタケシ。
『このままでは日本を守るどころか、家族の命さえも危険だ。
おれはどうすればいいんだ・・・』

ゴッド・イグアナはヤマト家を選んで来たのか、
それともたまたまみゆきちゃんが目に付いただけなのかが不明。

○キャッシー、ますますイライラ。
オルガはみゆきちゃんを囮にして、レインボーマンをおびき出す作戦を提案。
「レインボーマンも人間。命がけで飛び込んでくると思うわ」

これって、サイボーグ一号に対するあてつけ？

そこへＤＡＣ工作隊から銀行襲撃準備が整ったとの連絡。
「直ちに作業開始」

○その夜。
垂直の壁を直立したまま登っていく、黒装束にストッキング覆面の男たち。

この間ニューヨークで、こんなファッションショーをやってたような・・・。
ストッキングで覆面するのは、強盗の作法としては正しい・・・のか？

首尾よく東亜銀行の建物に潜入。
大金庫前の鉄格子に電線を仕掛けると、持参した装置のスイッチを入れる。
すると鉄格子が消滅してしまった！
続いて特殊なメガネを装着すると、大金庫前の赤外線センサーが見える。
別な装置のアンテナを伸ばしスイッチを入れると、赤外線がアンテナに集まって消滅した。

・・・すごいテクノロジーだ。

さらに、大金庫の閉鎖ロックを解く。
扉が開いた。

全ての作業が終わり、金庫の扉には張り紙がしてあった。
曰く、『日本の皆さん もっともっと働いて、お金をためて下さい。死ね死ね団』

死ね死ね団と書いたら、覆面の意味が無いような。

○翌朝。タケシがラジオ体操をしていると、臨時ニュースが。
首都圏の三つの銀行が、死ね死ね団に襲撃されたとの内容だ。
「奴らの仕業だ！こうしちゃいられない！！」

ラジオ体操がニュースで中断されることは無いと思うが。

○タケシ、走る！
彼を背後から追い抜くバイク！オルガだ。
走り去る時、濛々たるスモークを焚く。そこに字が浮かび上がる。
『妹を助けたくば、戦場河原へ来い』
早速変身して急行！

○「せんじょうがはら」っていうから、栃木県かと思った。
着いた所は、通称五本松。多摩川の川べり。

土手下から撮ると周囲の建物が映らないので、時代劇でもよく使われたそうだ。

「レインボーマン！待ってたわ」
キャッシー参上。
「やっぱり罠か」
「さすがレインボーマン、気付きが早いわ。
妹はお前をおびき出すための口実よ！」
言うが早いか、ナイフ投げで攻撃を始めるキャッシー！
太陽の剣で対抗するレインボーマンに、爪先銃を撃つ！
剣を投げつけるが、人工皮膚には効かない。
ジャンプで飛び掛り、キャッシーを組み伏せるレインボーマン！
だがそこへ、オルガがロープを使ってキック！キャッシーを支援する！
生身の相手には強いレインボーマン！
オルガを弾き飛ばし、アイビームを撃とうとしたキャッシーに太陽フラッシュが命中！ 


体から火を吹き、倒れるキャッシー！
隙を見て銃を撃ち、レインボーマンの腕を傷つけて去っていくオルガ！
「待て！！」
オルガの銃撃は意外と深手を負わせ、倒れこむレインボーマン。
そこへ謎のロケットが飛来し、着陸した。

キャップをつけても使えないほどチビた鉛筆って感じ。
それにしても、実物大プロップを作ってるし・・・。

ロケットの扉が開き、かなり不自然な特撮でキャッシーを取り込んで飛び去った。
「回収ロケットか・・・」
レインボーマンに追跡する力は残っていない。
そこへまた困ったことに、ゴッド・イグアナが現れた！
「ハッハッハッハッ！
口ほどでもないぞ、レインボーマン！ハッハッハッハッ！！」
「おのれ！ゴッド・イグアナ！！」
「受けてみよ！！」
ゴッド・イグアナの放った杖が、レインボーマンの左腕を貫く！
「うおおおおおっ・・・」
「いよいよ貴様の最期だ。ハッハッハッハッ！！
カムト！！」
再び赤い霧がレインボーマンを包む。
「ハッハッハッハッ！ハッハッハッハッ！！」


しかし、あのロケットは無いよなぁ・・・。

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「蒸着せよ！！」 Ｒｅｄ Ｌａｎｔｉｓ redlantis_@Yahoo.co.jp
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