国連事務総長の任期をあと僅かとなった。
 アナン氏は言うべき事を的確に指摘し、その功績は大きいと思うが、アメリカの横暴がもう少し控えめならば中東危機は現在とは異なった形となっていたかも知れない。
 さて、時期候補に韓国の商工通商部が有力との見方が強く、日本も支持している。
 彼は必ずしも目先の国益に捉われず、客観的な判断が出来る人物のようだ。
 日韓関係も彼が大統領であったならば、もっと緊密な関係を保つ事が出来ただろうと推測する。
 EEZ内の測量、観測を海上保安庁と共同して行う等の解決策で国内を説得したなど、客観的な判断が出来る人物と思う。
 彼が事務総長ならば、率先して日本も協力出来るだろうし、アジア地域、中東の難問にも異なった良い方法を見出す事が出来るだろう。
 極東からの事務総長の選出には大いに賛成する。
 今回は中国も拒否権行使は出来ないだろう。