Re: もはや、現政治を語る時期ではない。現資本主義崩壊の社会混乱を救済する方法を政府を飛び越えて模索しなければならない時期である。
S.Dazaiさんの<fa99ne$ouk$1@pin7.tky.plala.or.jp>から
>> 大臣が任命権を持つのに防衛省の役人がシビリアンコントロールに対してクー
>> デターを起こした今回の防衛省人事クーデターが、実際の国会封鎖に至る日を
>> 容認することになる。
>>
>> 今回の防衛省の事務次官の任命をひっくり返したことは、あきらかに、
>> クーデターである。
>
>実は、わたくしもそう思っています。道路公団総裁の時もそうだったけれども、
>石原のぶてる、小池百合子、こいつ等がどうであるにせよ、国民の民主的コント
>ロール下にある大臣の任命に対して素直に従わないということは一種のクーデ
>ターに他ならない。
>
>日本では「クーデター」なるものを直ちに戦車等軍隊を出動させた段階での軍事
>クーデターのみをイメージする傾向があって、このニュースグループでも然り、
>頻繁に語られはするが、議論の対象がいつの間にかすり替わっている場合が多
>い。ichiro,s氏でさえ、問題を小池百合子ひととなり、若しくは防衛大臣の適格
>性などを問題として批判するが、しかし、それはまた別な問題である事を知らない。
私もそう思います。
小池百合子に与えられた権限は人事権。これをひっくり返した防衛省ならびに
守屋事務次官に対するマスコミ批判はまるで及び腰。問題視さえしないに等し
い。民主党も沈黙。共産党も沈黙。感性が鈍っているのか、分かっていて右に
なれしているのか、まるで危機感がない。
サンデーモーニングなんかでも、関口ひろしなんかはまだ苦言を呈していた
が、岸井なんていう毎日新聞の人間も多少は批判していたがまるで緊迫感がな
い批判のポーズのみだった。あれでもマスコミかと思う。
みんな恐がっているのか。
だが、いま、この時点で、沈黙していたら、もう日本は真っ暗闇ではありませ
んか。
大騒ぎして、防衛省おかしいぞといって、はじめて自衛隊は国民の自衛隊のタ
ガをはめられる。主人は、事務次官ではなく、主人は国民であり、[選挙で選
ばれた内閣]の一員である大臣という存在に従属する人事権に基づくシビリア
ンコントロールに忠実な自衛隊という認識を自衛隊が持っていることを、国民
に知らしめる。
だが、防衛省は、自省にありもしない人事権を、守屋事務次官に「相談すると
いっていたのに相談しなかった」、「自分の任期は自分で決める」、という守
屋事務次官の横暴をさもその権利があるかのような報道に終始した。そんな権
限は事務次官にはない。防衛省生え抜きでなければ事務次官として受け入れな
いなどと防衛省が一丸になっているなどと報道することは、まるで防衛省にそ
の権限があるかのような報道だ。
なぜ、新聞は大騒ぎしないのか。このままでは、防衛省の暴走をもう誰も食い
止められない日本になるではないか。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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