グランセイザーの事前PR用ビデオを観ました。
かなり前に撮られたようで、まだ設定が完全に固まっていない感じです。
たとえば、変身する前にナックルライザーのダイヤルを変身位置に手で回したり、
バーニングファルコンは実際に矢をつがえてたり、超星神がモーフィング変形した
り・・・。
本編もあの調子だったら、ちょっと眠たかったかも。

それと、現在トイザラスで流されてる店頭PR用のビデオを、途中からちょっと観
たんですが、ルシア・ロギアとタリアス・水のトライブ3人が戦うシーン。
タリアスがムチャクチャ強い!やっぱりこうじゃないと、オモチャは売れません
ねぇ。


それでは第23話「復讐!ロギアの挑戦」です。

○宇宙
ルビーのように輝く謎の物体。ロボットのようだが?

○屋上
アルカニスを天にかざし、呼びかけるロギア。
「ダイロギアンよ。お前の力が必要なのだ。超星神を叩きのめし、セイザータリア
スを地獄に送るために」
その時、アルカニスに通信が入った。
立体映像で現れたのは、彼の上司だ。

グレート・ロギアかと思った・・・。

『ロギア、作戦は終了した。インパクター星に帰還せよ』
「何ですって?まだ戻れません!作戦を続行させてください!」
『だめだ!既にウォーフマナフ(と聞こえた)の最高会議が結論を出している。
われわれの地球での作戦は、失敗したのだ!』
「そんな!まだやれます!!こちらの犠牲は二人」
『問題は我が方の犠牲ではない。ガントラスをグランセイザーに与えたことだ。
ウォーフマナフの最高会議では、それが問題になった。
地球人抹殺計画は、我々の手を離れた』
そこまで告げると、上司は姿を消した。
失望するロギア。

「地球人抹殺」なんてセンテンスを聞いたのは、何年ぶりだろう。

○堀口研究室
妖怪博士に水晶板に触らせて欲しいと頼む蘭ちゃん。
ガントラスが合体したとき、戦士が全員あの全滅戦争のイメージを見た。
「その後あたしには、『大いなる力、ダイセイザー』って言葉が聞こえたんです」
それを聞いたのは、蘭ちゃんだけだった。
その理由を水晶板に求めたのだ。
「ガントラスにダイセイザー・・・。超古代人が遺した物が、次々と目覚めてい
る。
もしかしたら今、水晶板から新しい情報が得られるかも知れん!試してみよう!」
恐る恐る水晶板に手をかざす蘭ちゃん。
すると水晶板が輝き、数々のイメージが蘭ちゃんの中に流れ込んできた。
超星神・全滅戦争・クラウドドラゴン・ガントラスの壁画・ダイセイザー・落下し
てガルーダ地表で大爆発を起こす・太陽らしい星が暗くなる・・・。
気を失う蘭ちゃん。
「蘭にいったい何がおきたんでしょう?」

やがて目を覚ました蘭ちゃん、説明を始めるが・・・。
「・・・戦争やガントラスや、色々見えたんですけど、それが一まとめになってい
て・・・」
「何が見えたんだね?」
「・・・超古代・・・4億年前の宇宙からの攻撃。
攻撃してきたのは、宇宙の知的生命体の連合組織ウォーフマナフ。
でも、その実態は、はっきりとしていないんですけど・・・。
そして、最初に造られた超星神は、ガントラス」
ガントラスには、人工知能が組み込まれていた。
他の超星神にも組み込まれるはずだったが、結局グランセイザーがパイロットとし
て乗り込むことになった。
理由は不明。
「でも、ガルーダは埋まっていたのに、自分から出てきたよね」
「超星神たちは、私たちグランセイザーがダイブインしていない時でも、攻撃行動
をとることがあるんですよね」
「おそらく超星神は、ある程度の判断能力を兼ね備えているのかも知れん」
「グランセイザーの中心は、クラウドドラゴン。・・・そう聞こえたんです」

やっぱり業界人が大好きな、「試作零号機が一番強い」ですかね?
最近ではアバレキラーとか・・・。

○ジム
トレーニング中の松坂。
ふと見ると、なんとロギアが!?
「松坂直人、セイザータウロン」
「何の用だ?」
「決まっているだろう。君を潰しに来たのさ」
「面白い。表に出ろ」

○草原
いまどき珍しく、黄色くなったススキが群生する草原。
「来い!」
格闘戦をはじめる松坂とロギア。
キックを中心に戦う両者。
松坂のドロップキックを受け、ジャンプで姿を消すロギア。
彼らの背丈より高いススキに阻まれ、ロギアの位置がつかめない。
相手の気配を察し、ジャンプして襲い掛かるロギアを迎え撃つ松坂!だが、呻き膝
を折る。
「そろそろ決着を着けようじゃないか」
振り向くと、変身したロギアが立っていた。
「望むところだ!装着!!」
速攻でパンチとキックをロギアの胸に叩き込む!
だが、タウロンの攻撃は、すべてブロックされた。
ホロスナイパーを抜くロギア。
タウロンはブルキャノンで対抗!
しかし、ロギアは銃を腰のホルスターに戻してしまった。
「飛び道具は無しで行こうってのか」
タウロンもブルキャノンを解除した。
「バカめ!」
ロギアは腰をひねる。すると横向きに装着したホロスナイパーの銃口がタウロンに
向いた!!
胸部に銃弾を浴び、弾き飛ばされるタウロン!
改めて銃を抜き、タウロンに向ける。
「卑怯な!」
「ほざくがいい。私の新たな計画の第一歩、お前からだ」
枯れた草原に、銃声が響く。

格闘家である松坂の心理を逆用した、巧みな戦法だ。
これはルールの無いゲームなのだ。
グランセイザーとしては最強の筈のタウロンだが、アケロン人・カリンに襲われて
以来、どうもツキが無い。

○堀口研究室
「直人がやられた?!」
例によって彼は伝通院先生のところへ担ぎ込まれた。
命には別状無い様だが・・・。

○京南大学病院
愛ちゃんは松坂の看護をしている。
病室の様子をのぞいた伝通院先生の前を、これ見よがしに横切るロギア。
「ロギア!」後を追う先生。

屋上に出た。
ピーカンなのに、無理やり雨を降らせている。かなり無理がある。
まあ、「ゴジラ対メカゴジラ」の「真夏の沖縄で擬似夜景」よりはマシだが・・
・。

○林
病院の屋上からジャンプしたロギア。
レムルズも追う!
「よくも直人を!」
「次はお前の番だ!」
レムルズが1回パンチを打つ間に、ロギアは3回返してくる!
振り向いたレムルズの額にホロスナイパーの銃口が突きつけられ、引き金が引かれ
た・・・。

○街
戯れに猫の写真を取っている反町。
何やってんだ、報道カメラマン!
バッグで携帯で携帯のバイブレーターが呻いているが、猫に夢中で気づいてないよ
うだ。

場所を変える反町の背後に、スライドして現れるロギア!
殺気に気づいたか、振り返る。「お前は!?」
近くの広場にロギアを誘う。
「装着!」
松坂たちより、多少マシな格闘戦を演じるゴルビオン!
だがやはり彼の攻撃はロギアには当たっていない。
ホロスナイパーを抜いた。
「ブラスト・ソー!」剣で銃撃を阻む!お前は大泥棒の末裔か!
攻撃に転じるゴルビオンだが、剣が重過ぎてスピードが遅い!
ホロスナイパーをマグナスラッグモードに変え、ブラスト・ソーを弾き飛ばした!
その衝撃でへたり込んだゴルビオンに、第二射を装填するロギア。

○アイキャッチ
本日はヴェルソー。だが出演予定無し。
戦隊シリーズだと、今日の主役なんだが・・・。

○街
銃口の前にパイシーズが割り込んだ!
思わず銃を引くロギアに、ギャンズのドロップキックが命中!ホロスナイパーを弾
き飛ばした!!

ここは普通、パイシーズのアクアブリッツで狙撃じゃないか?

「きっさまら〜!!」
「カルニコス!」ストームハルバード(違)を構えるギャンズ!
ハルバードスピン(違)でロギアに斬りかかるが、どうも長さをもてあましている
ような・・・。
でも何とかロギアを食い止めている。
そして壁際まで追い詰めた。
「ロギア!ルシアを連れて自分の星へ帰れ!」
「ルシア・・・?帰れない。ルシアは死んだ!」
「何?!」
「この借りは必ず返す!」
ジャンプして逃走。

ホロスナイパーを回収する反町。
「ルシアが・・・」涙を流す愛ちゃん。
「そんなこと言ってる場合か。ロギアは今までに無く凶暴になってる」
「ああ。直人さんと洸さんもやられてるんだ」

○京南大学病院
松坂と同じ病室に収容された伝通院先生。
「洸、お互いひどくやられたもんだな」
「ああ。不意を突かれた。でも、奴はなぜ急所を外したんだ?」
「俺たちを殺すことも出来たのにな・・・」

病室の外には、水の3人と天馬がいた。
ロギアは各トライブのリーダー格を各個撃破した。
「一対一なら奴の方が強いからな・・・」
「それだけじゃないな・・・」話を聞いて、松坂が起きて来た。
「ロギアの狙いは天馬、お前だ。ロギアは天馬と一対一でやるつもりなのさ」
「一対一で?だったら今すぐ俺の前に現れろってんだ!返り討ちにしてやる!」
「そうやって天馬を怒らせる。それが手なのさ」
逆上すると、隙が出来る。
「天馬はいつもカッカ来てる。効果ないんじゃないか?」鋭いツッコミの反町。
「ロギアも天馬のこと、買いかぶったもんだな・・・」
「ふっ・・・」
「ああ、直人まで・・・」
「でも・・・避けられない戦いなんですね」
「ああ。奴らはこっちの気持ちなど、関係なく戦いを仕掛けてくる。
でも戦い抜くんだ。地球の運命がかかってるんだから」
「地球の運命・・・」
「そんなこと、解ってるよ」
「天馬、やられないでくれよ!なんだかんだ言っても、お前がグランセイザーの
リーダーみたいなものなんだからな!」
そういった反町を、不思議な目で見る一堂。
「な、何だよ!」

ガントラス出現以来、ずいぶん考え方が変わったんじゃないか?反町君。

○路上
妖怪博士が御園木課長に呼び出された。
「未確認飛行物体が、地球に接近しているんだ」

宇宙から接近してくる物体を捕らえるって、どういう方法を使ってるんだろう?
距離が遠すぎて、レーダーは無理だろうから、やっぱり望遠鏡?

○国防省
モニターに映っている未確認飛行物体。
「ニューメキシコ天文台の大型望遠鏡が捉えた画像だ。一直線に地球に向かってい
る」

なんで地球に接近してくるものが、真横から撮れるんだ?
それに一直線に向かうと、地球の公転に合わせて進路を逐次変えなきゃならないか
ら、インターセプトコースを採るべきで・・・。

「画像の解析で正体が判った。炎の内部はこうなっている」
「・・・?ロボットか?これをロギアが呼び寄せているのか?」
位置は特定できないが、誘導電波が送られている。
ロボットの大きさが、身長50メートル、巨大ロボットとしては、ポピュラーな大
きさです。
「超星神と同じ大きさ・・・。もしかしてロギアは、巨大にはなれないのかも知れ
ん。
だが、部下を失い追い詰められたロギアは、この巨大ロボットを呼び寄せた・・
・」
このロボットを迎撃するため、前回は不発に終わった、アメリカの人工衛星からの
ミサイル攻撃を再度要請した。

前回はCGが製作中で・・・(違)。

○宇宙
迫る巨大ロボ。
進路上に突然出現する人工衛星。
4発装備されたミサイルの、1発が発射された!
命中まで40秒。

一方、クラウドドラゴンも迎撃にかかる。

○屋上
「・・・ミサイルか」
アルカニスでモニターしているロギア。

○宇宙
ミサイルが命中した!
だが被害なし。

クラウドドラゴンの前を巨大ロボが横切る!
だな、何も対応しない?
そのまま素通りしてしまった。

○屋上
「ふん!ダイロギアンにそんな攻撃は効かん!」

いくら自分のロボットだからって、自分の名前つけるか?

○国防省
「どうなったんだ?」
御園木課長に報告が入った。
「目標を破壊することは出来なかった・・・。しかも速度を上げ、レーダーから消
えた!」

巨大隕石を迎撃したクラウドドラゴンなのに、なぜ今回は攻撃をしなかったのか?

○火山島
「ダイロギアン。よく来たダイロギアン!」
大気圏に突入したダイロギアンは、徐々に減速しながら着陸態勢に入った。
「ラディア、ルシア、お前たちの無念は、必ず晴らす!」
表面を覆っていたバリアを解除し、ダイロギアンが軟着陸した。


「インパクターロギアの巨大ロボット、ダイロギアンは、ついに地球に到着した。
いよいよ、決戦の時が迫る!」

ダイロギアン、結構かっこいいぞ。

あれ?今回は冒頭のあらすじ以外、タリアスが出てないぞ?
いいのか?

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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