韓半島北勢力が核実験の可能性を予告していた。
 人力で掘った横穴に核爆弾を置いて実験するらしいが、山腹の大きさ等不明確な部分も多い。
 核開発の権利は何れの国にも存在し、この事自体を非難するつもりは無い。
 核開発を非難する国の多くが核保有国か、何れかの国の核の傘の下にある現状では、非難そのものが合理性を欠く。

 只、実験を行う時には、周辺諸国に影響を及ぼさない様に細心の注意を払って行う配慮は行うべきだ。
 その意味では数百メ−トルの土圧で十分かどうか懸念をしている。
 プルトニュ−ム型核爆弾を作る事自体は然程難しい技術では無いが、制御は困難な様子だ。
 自国民を犠牲にすれば食料援助の必要も無くなるかも知れないが、自滅の速度を加速するだけだろう。

 自滅すれば、統制を失い一時的には混乱を招くだろうが、中朝国境付近の朝鮮族人口と現在の北の人口、交易状況から推察すれば、多分中国へ併合されるか、中国の管理下の自治区となるだろう。
 現状の韓国は確かに民族は同じとの認識ではいるが、教育の大きな差、国際情勢、経済の後退等を考慮すれば、人道支援が精一杯で、国境線を開く事はあり得ない。武力で難民流入を阻止せざるを得ない。
 当然日本への海上からの密航も相当数有ると想定されるが、多くは目的を果たせないだろう。
 密航に成功しても生活に至るには、在日と言われる人々の支援が不可欠で、数人単位ならば一時的には可能だろうが、何れ密航は見破られる。又彼等が敵視した国に定住する事は非常に難しいと思える。
 日本は一時的通過国に過ぎないだろうし、彼等を受入れる事は事実上ありえない。
 海上で食料を補給する程度で、海流に乗って頂くしかないと思う。ロシアが受入れるかどうかは、不明だ。・・・領土割譲をすれば幾らか希望はあるが、中露間の領土問題は多分黒竜江以南に関しては中国が難色を示す可能性の方が大きい。

 韓国の太陽政策の破綻と中国の外交戦略の勝利の一ペ−ジの始まりかも知れない。