yas@is.tsukuba.ac.jp (Yasushi Shinjo) writes:

> > と、すっかり HT 萎えです。
> 
> ありそうなは話です。

「話し」「話しし」「話ししし*」等はよく見掛けましたが、
「は話」は初めて見ました。


> RC5-72 とか cruncher って、どんな性質のプログラムなんですか?

他の方の説明もありますが、
分散コンピューティング実験のひとつで、
現在は RC5-72 と OGR の二つのプロジェクトが進行中で、
dnetc という単一の実行プログラムに各プロジェクト用のコードがつまってて、
実行すると勝手に CPU 数等を判断し、
クライアント(cruncher)を 1 つまたは複数実行します。
(なお RC5-64 というのは RC5-72 の前身プロジェクトで、鍵 bit 数が少ないもの)

> 一般的には、OS とかライブラリは、マルチプロセッサになるとロッ
> クの部分に手が抜けなくなるで、従来の単一スレッドのプログラム
> は遅くなります。手抜きのロックというのは、割り込み禁止とかそ
> んなものです。

古い dual Celeron 533x2 を引っ張りだし
windows XP で RC5-72 の速度を確認しました。
結果出るまで一日かかりましたが、
  1 クライアントのみの場合 1,108,176 keys/sec
  2 クライアント同時の合計 2,158,843 keys/sec
と、dual CPU ではほぼ 2 倍の速度が出ます。 (大きい程速い)

てことで、RC5-72 に関しては、HTT 有効の時に遅くなる原因が、
マルチプロセッシングによるオーバーヘッドとは考えにくいでしょう。


> 最近、うちの若いものが Linux でハイパースレッディングをオン
> にしてシングルスレッドの Java のプログラムを走らせていて、突っ
> 込みを入れた所でした。

<URL:http://support.intel.co.jp/jp/support/platform/ht/faq.htm>
によると、HTT に対応(?)最適化(?)している Linux は
限られているようですが、その辺は大丈夫でしょうか?


> HTT って、Hyper Threading Technology?

そのつもりでした。紛らわしかったようですね。

神田敏広 <candy@kgc.co.jp>