対岸の火事に有らず。
我国の派遣労働者は生産調整のダム湖。
どんなに干上がろうと下流に水を供給するためにこき使われるし
どんなにあふれようと仕事がなければ霞を食って生きろとばかりに放置され
る。フリーター然り。
早い話が、現代の奴隷である。
奴隷をこき使って高笑いしている国家がフランスばかりでないことは、言わず
と知れたこと。

まず、「現代に奴隷が必要」というこの現実を、認識するところから始めなけ
ればならない。現代社会構造は奴隷なくしてまわらない。世界はアフリカや東
南アジアや南米という奴隷国家国民なくして成り立たない。経済というのはそ
ういうものなのである。自由貿易というのは、勝つか負けるかどちらかしかな
いのだ。自由貿易をするなら、するものたちは、まけたら奴隷という認識がい
る。その認識がないまま自由貿易をする国ほどアホな国はない。そういう負け
組みの国がいてはじめて搾取国の高笑いが鳴り響くのである。

そもそも自由貿易をすれば互いに比較優位の品物を輸出することで互いが豊か
になるなどという大嘘っぱちを古典経済学者が振りまき、いまだにankoのよう
なドアホは、これを信じているのであろうか。顔だけ男の右の自称共産主義者
の悪平等論も間抜けこの上ない迷信信者であるが、自由貿易が世界の正しいす
がただなどと妄信してるankoのファシズム振りには、開いた口がふさがらな
い。

そもそも自由貿易なんて存在しないのである。
世界の貧乏国は貿易すればするほど貧しくなるのである。
貿易立国というのは、かっぱらい、押し売り国家に等しい。
自由貿易を停止し、自由貿易に変わるシステムを作ることは世界のニーズに
なってきているのではないか。

こういうとすぐにannkoは青筋を立てる。しかし、自由貿易はなくなってもあ
たらしいシステムを構築すればよいのである。どんなシステムかだって?
考えろ。

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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp