A級を参拝しようがB級を参拝しようが誰を参拝しようが人の心の自由など規制
不可。内心の自由の領域で、見てきたようなことをいうな。
こういうこということ自体、日本人でさえ、イカサマ手品を見ているようであ
る。

堂々と言えば良いではないか。東京裁判を日本国は国として敗戦したので否応
なく、サンフランシスコ条約調印して受け入れたが、個人としては受け入れて
ない日本人がたくさんいて、東条英機を個人としてはいまも英雄視している日
本人はいるだろう。他人の内心は、誰にもわからない。

日本においても、靖国参拝は賛否両論ある。
日本国として参拝したからといってサンフランシスコ条約を破棄することは意
味しない。サンフランシスコ条約を受け入れているからといって、東京裁判に
に納得していることを意味しない。これも事実だ。

首相の靖国参拝が今後も出るかどうか、わからないが、
参拝禁止の意見が、参拝賛成の意見を言論で忌憚なく攻撃して、参拝禁止の意
見が多数意見に成長する可能性を保障する政治制度である。
もし、禁止が多数意見に成長するようであれば、選挙で落とされるであろう。
我国の政治制度である。
他国が、日本国民の意見を左右させたいのであれば、忌憚なく、言論で日本国
民の賛成派を攻撃されることは、理にかなっている。大いにしていただければ
よい。ただし、あくまで、言論による攻撃に限る。石をぶつけたり、日本人に
暴力をふるったり、こうした暴力による攻撃は、断じて謹んでもらわねばなら
ない。言論という同じ土俵で、闘ってもらう限り、大いに議論をしてもらえば
良い。