神戸です。

On Mon, 04 Apr 2005 22:22:34 +0900, Karura Asagami <karura@occn.zaq.ne.jp> 
wrote:
>  ハイ、大変ですね。吸気口から排気口まで、3つの関節を通り抜けない
> とイケマセン。それでもノーマル時ならほぼ一直線ですが、ストライクパッ
> ク(違ったっけ? ストライクバルキリーのストライクたる部分のことね)
> を付けると、若干股関節(になるところ)と膝が曲がってしまいます。

VF-1の熱核ターボジェットエンジンの場合は
どうやら発電した電力でファンを回しているようですから
タービン及びタービンからファンへのシャフトといった機械的接続がそもそもなく、
腰-腿の部分は単にスネにある燃焼室まで吸気を導く筒であればいいわけで、
そうであるならば、ある程度は曲がってもあまり問題にはなりません。
(ストライクの場合は宇宙でロケット・エンジンとして運用するのだから
そもそも吸気しないし。)
が、通常のターボファンジェットのように機械的に繋がってると結構大変そうです。
もっとも宇宙伝来のOT素材があればなんとでもなるのかも知れませんが。
通常エンジンといっても原理が機械的ターボ・ジェットなだけで
燃料は今のジェット燃料とは違ってて、そもそも燃焼温度とかからして違うのかもしれないし・・・。

> ガ> ウォークって、移動方法がホバークラフトよろしく、足から空気(排ガス
> か?)を噴射して、地面から浮いて移動しますが、まったく不思議な乗り
> 物だ。吹き出す空気はどこから取り入れてるんだろう?

それは現行の垂直離着陸機と同じく空気取り入れ口からでしょう。
(宇宙空間では推進剤。)
バンクの都合で完全ではない可能性はありますが、
ガウォークの時も大気圏内では空気取り入れ口は閉めてない筈です。
(大気圏内でバトロイドで空戦したマックス機の場合などでは
バトロイド状態でも空気取り入れ口は開いていた可能性があります。)
熱核ターボは恐らく噴気の運動エネルギー(と恐らく運動量も)が
現行の通常エンジンより大きいので、現行機よりガスの質量は少なくて済み、
VTOL状態でも現行機のハリアーほど大きな空気取り入れ口&巨大なファンは
要らないのかも知れません。

ただここまで考えてくるとむしろ困るのは
バトロイド時や宇宙での慣性飛行時などの
エンジンが噴射してない時かという気もします。
噴射してないときは脚のエンジン部にはプラズマの流れも多分ないわけで
どーやって発電するんだろうということですが・・・。
その間はバッテリー駆動なのかしら・・・。
あるいはプラズマのエネルギーを殆ど全部電力にできるような運転状態も可能なのかな?
(残る排気にジェットとしてのエネルギーが残らないほどに?)

>> 当時中学生だった神戸の記憶では、
>> スライド式のアームで機首まで脚(エンジン)をズルりと運んでジョイント
>> するんだったような。
>  この「スライド式のアーム」っつーのは、おもちゃ版のギミックで使わ
> れた銀色のアレのことでしょうか? おもちゃ版のバルキリーを、不細工
> 中の不細工たらしめた原因のひとつだと記憶しています。麻上が最初に書
> いた「明らかに本編では存在しないパーツ」というのがそれのことです。
> あれのせいでスマートなはずのバトロイドが「デブ」になってしまいまし
> た。銀色の動きを字にすると、まさに神戸さんが書かれたようになります。

まさにそれがタカトクトイスの「完全変形バルキリー」です。

ただ、設定ではアームはスライド式であったように思うのですが、
トイはスイング・アームですし、
設定上、股関節が結合して役目を終えた後はアームは元の位置へ引っ込むはずが、
トイでは股関節ジョイント機構の代わりにそのままアームを股関節に使っています。
ですから厳密には違います。

忠実なのは変形専用のアームで脚を腰=機首まで運ぶというアイディアの部分だけです。

ただまぁ、スケールとコストを考えますと
トイであるから強度が必要ということもありますし、
スライド式よりはスイング式の方が機構は簡単なので
仕方ない妥協だったのかなという気もします。

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