変装の達人オットー。
しかし、<何者にも化けられる>ということは、
個性を保つことがむづかしくなるのではないか?
自分が何者であるか?ということが曖昧になる。

人間に対して劣等感をいだいているのも、
このあたりに根があるのだろうか?

# 神林長平「われ語りて世界あり」を読んでいて思いました。