コードギアス Stage 23
携帯@です。
コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 23「せめて哀しみとともに」
……について雑感など。
^L
●全体を通して
あっさりとルルーシュがユーフェミアを撃ってしまったのでちょっと吃驚。クロヴ
ィスとは違って、自分の責任で暴走したので、ちょっとは悩むかと思ったのですが、
そこはルルーシュなりの慈悲なのかな。
合衆国日本の設立、神楽耶との出会い、スザクとの決別、オレンジ君復活、V.V.登
場、等々、取りあえずの最終話なので、これまで出しそびれていた要素を駆け足で出
したという印象が。
ラストも何か色々と気になる要素を残ったままですが、それらはラスト2話&第二
期でどうぞということかなぁ。本シリーズでは2クール使ってルルーシュが修羅の道
へと落ちて行く過程を描いて終わりということなんでしょう。
取りあえず、夏に予定されているラスト2話では、トウキョウ租界でのコーネリア
&スザクとルルーシュの最終決戦を行った後で、ニーナが核兵器自爆で勝負は有耶無
耶に……という鬱展開となりそう。
第二期では、もう少し幸せな展開があると良いのですが……。
●アバンタイトル
ユーフェミア「私、ユーフェミア・リ・ブリタニアの名の下に、命じさせて頂きます。
日本人を名乗る人々は、全て殺して下さい。一人たりとも残してはなりません」
アバンタイトルは、ナイトメアの中から虐殺命令を発するユーフェミア。
日本人を名乗らなければ、助けてくれるのかなぁ(無理です)。
●黒の騎士団、進撃
ルルーシュ「ユーフェミアは我々を裏切った! 全軍、式典会場に突入しろ! ブリ
タニアを粉砕するんだ!}
カレン「ユーフェミアめ、だまし討ちをするなんて!」
ブリタニア軍兵士「イレヴンが!」
藤堂「そうか。やはりそれが、本音か!」
待機していた黒の騎士団はゼロの命令で式典会場に向け、日本人虐殺中のブリタニ
ア軍を撃破しつつ進撃を開始する。
ユーフェミアが裏切ったと感じ、それぞれ怒りを覚えるたカレン、藤堂、そして扇。
スザクは上空からユーフェミアを捜索するが、地上から黒の騎士団の攻撃を受ける。
「イレヴンが!」ブリタニア人の皆様、やっぱり特区には賛成してないんだ。
ユーフェミア個人がどうというより、ブリタニア人総体としての意識が変わらない
ことには、結局のところ問題の解決にはならなかったんでしょうね。
桐原老人、どうなったかと思ったら生きていて扇に救出されてました。扇以外は桐
原老人のことは忘れていそうな気もするけど……。
●ユーフェミア射殺
ユーフェミア「ひ…日本人ですか? 無礼でしょう。私はユーフェミア・リ・ブリタ
ニアですよ」
カレン「え…。そうか、ここにいたのか。お人形の皇女様」
(中略)
ユーフェミア「あら。日本人かと思っちゃった。ねぇ、考えたんだけど、一緒に行政
特区日本の宣言を…。あら? 日本?」
ゼロ「ああ。出来ればそうしたかった。君と共に」
(中略)
ユーフェミア「どうして? ルルーシュ」
ルルーシュ「さようなら。ユフィ。多分、初恋だった」
なおも日本人を撃ち続けるグロースターを止めた紅蓮弐式。
グロースターの中に居るのがユーフェミアだと知り、敵を討とうとするカレンだが、
上空からガウェインでやって来たゼロに止められる。
わざわざ、自分からユーフェミアと名乗ってしまうユフィって。「無礼ですよ」と
いう辺りは、皇族なので高飛車なだけで、ギアスとは関係無いのかもしれない(笑)。
ガウェインでグロースターを破壊するゼロ。手の指からアンカーが延びますか。で、
アンカー自身で無くて、ワイヤー部分で切断も出来るのか。
それにしてもガウェインって何だかサイコガンダムみたいだな。
ナイトメアを破壊されてもなお、ライフルで日本人を殺そうとし続けたユーフェミ
ア。ナイトメアだけでなくて、ライフルのマガジン交換のやり方まで知ってましたか。
皇族のたしなみとして武器全般取り扱えそう。
ガウェインから現れたのがゼロ=ルルーシュだと知ると、一緒に行政特区日本の宣
言をと言うユーフェミアをあっさりと撃ったゼロ=ルルーシュ。意外とユーフェミア
を倒すのが早かったですな。
「さようなら。ユフィ。多分、初恋だった」……ええと、実の兄妹だったと思うの
ですが、そういう感情あったんだ。
●瀕死のユフィ
スザク「お願いします。ユフィを、ユフィを助けて下さい!」
ゼロがユーフェミアを撃つ光景を上空から目撃したスザクは、ガウェインのハドロ
ン砲を回避しつつランスロットでユーフェミアを助け出し、紅蓮弐式の顔面をマニピ
ュレーターで殴りつけ(…て、手の方が壊れていましたが)て、アヴァロンに帰還。
スザク、あまりの衝撃に、我を忘れてます。二人きりでも無いのにこの後は「ユフ
ィ」と発言してますし。
●富士陥落
ギルフォード「はい。黒の騎士団によって、富士の行政特区が落とされたと」
コーネリア「何」
ギルフォード「黒の騎士団は、迎撃体制を整えています。それと…ユーフェミア様
が」
(中略)
玉城「俺達をだまし討ちにしたな。もう許さねぇ。絶対に許さねぇからな!」
トウキョウに帰還中のコーネリアは、富士行政特区が黒の騎士団により陥落させら
れたこと、ユーフェミアが撃たれたとの報告を受ける。
富士行政特区では、G1までも黒の騎士団の手に落ちていましたか。そして、逃げ
遅れたブリタニア人を殴りつける玉城。弱い奴にはどこまでも強い玉城でした(笑)。
捕虜になっていたブリタニア軍人達、群衆に後で虐殺されていそうです。
●全ては報道のために
ラクシャータ「あんたってさ、本当ブリタニアへの忠誠心が無いわね」
ディートハルト「忠誠?」
ラクシャータ「うん」
ディートハルト「ブリタニアは完成した素材だ。そんな物に尽くして何になる」
ラクシャータ「ハハハ。思ってたより素直な人間ね」
ディートハルト「君こそこれからどうする?」
ラクシャータ「さあね。データが欲しかっただけ何だけど、あんたら見捨てるのも気
持ち悪いし、ゼロは面白い男だしね」
式典会場に残されていた編集機材を用いて、虐殺シーンを編集、ネットに上げよう
としているディートハルト。
ディートハルトとラクシャータ、判ってはいたけれど自分の主義主張では無くて、
自分の趣味のために黒の騎士団で活動しているのね(笑)。
●立場逆転
ゼロ「こうなった以上、京都六家の方々は、私の指揮下に入って頂く。反論は許さな
い。他にお前達が生き残れる道は、無くなった!」
富士の鉱山から下りてきた神楽耶達と合流したゼロは、高圧的に京都六家に自分の
指揮下に入るように命令。
まぁ、ブリタニアに取り入ってお金と情報を持っていたのがキョウトの力の源泉で
したから、それを失ってしまっては家柄以外には利用価値が無さそうな連中ですしね。
これまでも表には出ていなかった訳ですし。とは言え、黒の騎士団が成長するために
世話になったのに、ちょっと酷いかも。
クライマックス寸前でゼロと神楽耶が出会いました。思ったよりも軽そうな感じか
と思ったら…想像以上だということが後で明らかに。
神楽耶はスザクの親戚でしたか。皇(すめらぎ)という名字なので、皇室みたいな
ものだとすると、スザク自身も皇族みたいなもの?
●ブリタニアの医学は世界一…じゃなかったのか
ユーフェミア「そんなことより、スザクは、日本人、でしたよね」
スザク「え、ああ」
ユーフェミア「う…」
スザク「ユフィ」
ユーフェミア「違う。駄目。違う。そんなこと、考えちゃ、いけない」
(中略)
ユーフェミア「式典は、日本は、どうなったかしら」
スザク「ユフィ。覚えていないのか」
(中略)
ユーフェミア「私は…うまく、出来た?」
(中略)
ユーフェミア「あ…」
スザク「大成功だ。みんな、とても喜んでいたよ。日本に」
ユーフェミア「良かった」
(中略)
ユーフェミア「おかしいな。あなたの顔、見えない」
スザク「あ…」
ユーフェミア「学校。行ってね。私は途中、辞めちゃったから」
スザク「ユフィ。今からでも行けるよ。そうだ。一緒にアッシュフォード学園に行こ
う。楽しい生徒会があるんだ。君と…」
ユーフェミア「私の、分まで、ね」
スザク「駄目だ。ユフィ、駄目だ!}
ユーフェミア「ああ。スザク。貴方に会えて」
スザク「あ…」
集中治療室に運び込まれたユーフェミア。だが、政庁に戻るまでは保ちそうに無か
った。蜂の巣にされたマオですら復活したのに、ユーフェミアは拳銃一発で死亡なん
て……orz
瀕死の状態でスザクを殺そうとする嫌な展開…と思ったら、ユーフェミアは自力で
ギアスの影響から逃れましたか。
結局、自らの命令についてユーフェミアは覚えておらず、スザクは行政特区日本が
大成功だったと嘘をつく。
ユーフェミアはスザクに自分の分まで学校に行くように言い残し、死んでしまいます。
●建国宣言
ゼロ「しかし、私たちの期待は裏切られた。虐殺という蛮行で!」
(中略)
ゼロ「そうだ! ユーフェミアこそ、ブリタニアの偽善の象徴! 国家という体裁を
取り繕った、人殺しだ!」
(中略)
ゼロ「私は今ここに、ブリタニアからの独立を宣言する! だがそれは、かつての日
本の復活を意味しない。歴史の針を戻す愚を私は犯さない! 我らがこれから
作る新しい日本は、あらゆる人種、歴史、主義を受け入れる広さと、強者が弱
者を虐げない矜持を持つ国家だ。その名は、合衆国日本!」
ディートハルト「そうです。今が建国の時」
行政特区日本で、群衆達の大声援を受けつつブリタニアからの独立と新国家、合衆
国日本の設立を宣言するゼロ。
群衆が独立では無く、ブリタニアへの憎悪とゼロへの個人的崇拝だけで動かされて
いるような気がするのが何だか危険な気が。
アメリカ合衆国が無い世界なのに、合衆国という言葉をどうやって思いついたんだ
ろう>ゼロ。それと日本を後において合衆国を前に置いたのも何だか日本語的には奇
妙。後々、合衆国+地域名で増やしていくつもりなんだろうか。でもそれって、ブリ
タニアとやっていることがあまり変わらないような。
合衆国という日本語自体、そもそも何が起源であるかについては諸説あるようです
が、共和制の古い訳語である合衆+国という説と、英語の直訳から合州+国の誤記か
らという説などがあるようで。
取りあえず新生日本は民主政体でも連邦制国家でも無さそうなので、どちらも当面
は当てはまらなさそう(汗)。
●孤独となったルルーシュ
C.C.「大丈夫だ。私にギアスは利かない。知っているだろう?」
ルルーシュ「そうだったな。フン。ギアスの制御が出来ない以上、みんなとはもうお
別れか」
(中略)
ナナリー「私とお兄様と三人で、学園祭を。ほら、ミレイさんが中断した学園祭、も
う一度やるんだって言ってましたよね。だから、その時は、一緒にどうかなっ
て。あの、ごめんなさい。もう会わないって言ったのに。でも、どんな形でも
良いから、もう一度だけ、直接会えると」
(中略)
C.C.「ギアスの切り替えが出来なくなった他に、変化は無いか?」
ルルーシュ「別に。ただ」
ルルーシュ「ユフィは、俺のギアスに、命令に逆らおうとした。能力が落ちたのかと
も思ったが、それは多分、彼女にとってとても許せないことで。とても、当た
り前のことで」
C.C.「それで?」
ルルーシュ「それだけだ。ちょっとした」
C.C.「契約したろう。お前の側にいると。私だけを」
黒の騎士団に呼応し、各地のレジスタンスや市民達が一斉蜂起する状況下、ルルー
シュはトウキョウ租界への侵攻を決意。
福島はやっぱり白虎分隊ですか。取りあえず、明治維新はあった世界なのですな。
ギアスの制御が出来なくなった以上、みんなとはもうお別れかというルルーシュに、
ナナリーが電話をかけて来た。
テレビもネットも使えず、ラジオだけが頼りのナナリーは、行政特区の虐殺事件の
ことを知らずに、ユーフェミアと話したいと言う。何も知らないナナリーはルルーシ
ュは本当のことは言えず、明日相談しようというだけ。
ラジオではユーフェミアの虐殺宣言は聞こえなかったんだろうか。
ユーフェミアが命令に逆らおうとしたというルルーシュは、それがユーフェミアに
とって許せないことであるが故だと推測する。
そんな命令を実行させてしまったことで落ち込むルルーシュをC.C.は抱きしめるの
でした。
段々、ルルーシュの立場がマオに近くなって来ました。ルルーシュの最後はC.C.に
殺されて…となっちゃいそう。
●呆然とするコーネリア
「しかし、総督は攻撃中止命令を出された後、ユーフェミア様の居室にお籠もりに。
ダールトン将軍も行方不明という状況では」
ネット経由で虐殺の情報が流れ、日本各地で暴動が発生。
民衆を糾合しつつ進撃を続ける黒の騎士団は、寝返った名誉ブリタニア人の部隊も
糾合、数万の軍勢となりトウキョウ租界に進撃。一方ブリタニア軍は他のブロックで
は防戦に追われ、トウキョウへの援軍は出せない状況。
やはり日本人そのものの虐殺を命じられては、名誉ブリタニア人と言えども裏切っ
ちゃいますか。
こんな大事な時にユーフェミアの部屋に籠もって呆けているコーネリア。無理もあ
りませんが、コーネリアの命令が無いと何も出来ないギルフォード以下ブリタニア軍
の幹部の面々も情けないぞ。
そして、ユーフェミア逝去の報を聞いたニーナは……。絶叫するその顔が怖すぎで
す。
●喜んでばかりもいられない人々
カレン「(生徒会のみんな、逃げてくれてると良いけど)」
C.C.「そんなことは無い。喜んでいるさ、私は。ああ、優しさなんて忘れてしまった
んだよ。マリアンヌ」
トウキョウに向けG1を先頭に進撃を続ける黒の騎士団。
各地の部隊が合流し、軍勢は膨れ上がるばかり。
喜びに沸く幹部達(特に玉城)。一方、カレンはやはり生徒会の人達が気になる様
子。
例によって誰かと交信中のC.C.。マリアンヌって、暗殺されたはずのルルーシュの
母上? またまた交信相手の謎が深まりました。
●何か約束すると死ぬお約束
扇「ああ。こっちは何とか。なぁ千草。帰ったら大事な話があるんだが」
ヴィレッタ「フフ」
扇「どうした?」
ヴィレッタ「初めてその名前で呼んでくれましたね」
扇「ああ。済まない。変だったかな」
ヴィレッタ「いいえ。それじゃあ、待ってます」
格納庫ではサザーランドの色を塗り替えらる作業中のG1からアパートで帰りを待
つヴィレッタに電話で話している扇。
扇は流石に用心して自分の本当の名前をヴィレッタに教えていなかったのか。それ
と千草って名前をヴィレッタに与えていたとは。初めて呼んでくれましたねって、ヴ
ィレッタが自分でつけたのかな。
帰ったら大事な話…扇に死亡フラグ……と思ったら、ヴィレッタのことをめざとく
見つけた(そもそも知られていたのかもですけど)、日本人達がアパートの扉を破っ
て入って来て……。ヴィレッタ、逃げて逃げて〜!!
●ユーフェミア様の敵
ナナリー「ここも、戦場になるのでしょうか」
リヴァル「まさか。コーネリア総督の正規軍がいるんだぜ。無い無い」
シャーリー「そうかなぁ」
リヴァル「そんなこと言うなよ。怖いだろ? ナナリー。まだ帰って来てないの、ル
ルーシュは」
シャーリー「ルルーシュ?」
ナナリー「どうかしました?」
シャーリー「あ…別に」
リヴァル「なぁ、いい加減ルルって呼べよ。仲直りしてさ」
シャーリー「ルル? 私、そう呼んでたの?」
(中略)
ニーナ「待っていて下さいユーフェミア様。私が必ず、敵を討ちますから」
アッシュフォード学園。テレビの報道を観ながら不安そうなナナリー、リヴァル、
シャーリー。シャーリーは自分がルルーシュのことをルルと呼んでいたことは未だ知
らないのか。
その頃、ニーナはサザーランドに何やら組み込んでいる模様。
ミレイが校舎フロアに戻るように言っても、聞く耳持たず。
どう見ても、核兵器抱えてゼロもろとも自爆する気満々なんですが。^^;;;;
●V.V.登場
スザク「ユフィ。僕には判らないよ。どうして君があんなこと」
V.V.「教えてあげようか」
スザク「あ…。え? 子ども。どうしてアヴァロンに」
V.V.「初めまして、枢木スザク。僕の名前はV.V.」
スザク「V.V.?」
ユーフェミアの亡骸の側で、どうしてあんなことというスザク。
そこに、謎の少年、V.V.が教えてあげようかと現れる。
V.V.って確か、C.C.がその名を言っていたような。
C.C.と同じようにギアスの力をあげることが出来たりするんでしょうか。
ここでユーフェミアの死の原因について教えたのでしょうが、どこまで教えだろう
か。
それは兎も角、V.V.の中の人って本当の子役っぽいんですけど…。
●もっと早く出番があれば
ゼロ「皇(すめらぎ)の?」
神楽耶「良かった。間に合いました。酷いな。私を置いてさっさと出陣しちゃうなん
て。私、ずーっとファンだったんですよ。あなたのデビューから。漸くちゃん
とお話出来ると思ったのに。背、意外と高いんですね。でも大丈夫、すぐに追
いつきますから」
ディートハルト「か、神楽耶様。六家の方々は富士に残られた筈では?」
神楽耶「追いかけて来たの! 夫の戦い振りを観るためにね」
ディートハルト「え?」
ゼロ「お戯れを」
神楽耶「この戦いに勝利したら、いずれ妻が必要になりましょう? 貴方が素顔を見
せられない身の上なら、それを補う者が居ると思いますが?」
ゼロ「勝てると思うのですか? この戦い」
神楽耶「ええ! 私は、勝利の女神ですから」
ゼロ「それは頼もしい。しかし残念ながら、私は悪魔と契約してしまった」
神楽耶「え?」
ゼロ「今更神とは、仲良く出来ませんよ」
アツギの防衛戦も突破され、エリア11の放棄までも囁かれた頃、漸くコーネリアが
復帰、トウキョウ租界外縁部に防衛線を敷くことを命じる。黒の騎士団、即ちゼロさ
え倒せば、反乱は収まると。
一方、ゼロはディートハルトに司令部、前線を藤堂に任せ、自ら出陣しようとする
が、その前にG1の中にちゃっかり乗り込んでいた神楽耶が現れて……。
まさか、こんなに軽いノリのキャラだったとは(笑)。しかもほぼ初対面の相手に
対して、幾らファンだからって「夫の戦い振りを見るために」とは。
とはいえ、ゼロが素性を明かせないのを補う存在が必要、と自分が妻となる理由を
挙げる神楽耶。前回、ラクシャータが言っていたように、素性のはっきりした旗印が
いないのが黒の騎士団の弱点なので、言っていることは最も。前回、黒の騎士団との
合流を主張したらしいことも合わせて、政治的な能力は表面のミーハーさとは裏腹に
高いのではという気も。
「勝利の女神ですから!」……言い切りましたよ、このお姫様。これまでの連戦連
敗の記録は取りあえず見なかったことに(笑)。
「残念ながら、私は悪魔と契約してしまった」ギアスの力を得たことですか。何と
なく、無理矢理契約させられたっぽい気もするけれど。でもこの先、ずっとゼロを追
いかけることになりそう。第二期にルルーシュが出て来ればの話ですが。
●オレンジ復活
ジェレミア「おはようございました」
実験適合生体=オレンジを本国に移送しようとするパトレー将軍。しかし、水槽が
内圧で割れてしまい……最後の最後に出て来てギャグかましてくれました、オレンジ
君。
●降伏勧告
ゼロ「聞くが良いブリタニアよ。我が名はゼロ。力ある者に対する反逆者である。0
時まで待とう。降伏し我が軍門に下れ。これは最終通告だ。0時まで待つ。我
が軍門に下れ」
(中略)
ダールトン「構わん。姫様を、姫様のもとに」
(中略)
コーネリア「無駄な脅しだなゼロ。トウキョウ租界は城塞都市でもあるのだ」
C.C.「今なら未だ戻れるぞ。このままでは、エリア11だけでは済まない。この世界全
体が、お前の命が戦いに染まる」
ルルーシュ「判っている。だが俺は」
トウキョウ租界を目前に、ブリタニア軍に降伏勧告を出すゼロ。
ダールトンは重傷を負ったまま、トウキョウ租界へと帰還しようとしていた。
ダールトン、ギアスかけられていることは確実ですが、何するのかなぁ。コーネリ
ア射殺が常識的な線ですが、ルルーシュ的にはコーネリアは生きて捕らえたい所でし
ょうし。
城塞都市、トウキョウ租界に依るコーネリアは降伏勧告をせせら笑う。
●死者からの電話
スザク「ルルーシュ。僕だよ」
ルルーシュ「スザクか。どうした、こんな時に」
スザク「ルルーシュ。今学校?」
ルルーシュ「いや。でももうすぐ帰るよ」
スザク「そう。電話をしたのは、みんなに伝えて欲しいことがあって」
ルルーシュ「なんだい。こんな時に」
スザク「空を、空を見ないで欲しい」
ルルーシュ「え」
スザク「ルルーシュ。君は、殺したいと思う程、憎い人がいるかい?」
ルルーシュ「ああ、いる」
スザク「そんな風に考えてはいけないと思っていた。ルールに従って戦わなければ、
それはただの人殺しだって。でも、今、僕は憎しみに支配されている。人を殺
すために、戦おうとしている。みんながいるトウキョウの空の上で、人殺しを。
だから」
ルルーシュ「憎めば良い」
スザク「う」
ルルーシュ「ユフィのためだろう。それに、俺はもうとっくに決めたよ。引き返すつ
もりは無い」
スザク「ナナリーのため」
ルルーシュ「ああ。切るぞ。そろそろ」
スザク「ありがとう。ルルーシュ」
ルルーシュ「気にするな。俺達、友達だろう?」
スザク「7年前からずっと」
ルルーシュ「ああ。じゃあな」
スザク「それじゃあ、後で」
ルルーシュの携帯にユーフェミアからの電話がかかる。
携帯の番号を教えていない筈のユーフェミアからの電話に、誰かが騙っていると思
いつつも電話を取ると、それはスザクからのもの。
スザクとルルーシュとの会話。スザクは、V.V.からユーフェミアの虐殺命令を出し
た真相を知ったのでしょうね。それでわざわざV.V.の言葉を確認するために、ユーフ
ェミアの名を騙りルルーシュに電話をかけたと。
ルルーシュが電話を取った時、発信元がユーフェミアであることについて、ルルー
シュが何も言わなかったことで、スザクは確信したことでしょう。
ルルーシュのスザクへの対応は、忘れていたというよりも、スザクに対して自分の
正体を偽ることを止めたということなのかも。だから、憎しみに囚われたスザクに、
憎めば良いと答えた。ルルーシュとしても、いっそ憎んでくれた方が楽だということ
なのでしょうが。
ナナリーのために、引き返すつもりは無いというルルーシュは、俺達、友達だろう
と言う。「それじゃあ、後で」戦場でってことでしょうね。
その「後」は、どうやら数ヶ月後になりそうですが……。
●破壊と創造の始まり
ルルーシュ「スザク。俺の手はとっくに汚れてるんだよ。それでも向かって来るなら
構わない。歓迎してやるさ。俺達は友達だからな。フフフフ…ハハハハハ…ハ
ハハハハハ…ハハハハハハ…ハハハハハハ…」
ルルーシュ「あの日から、俺はずっと望んでいたのかもしれない。あらゆる破壊と創
出を。そう。創造の前には破壊が必要だ。そのために心が邪魔になるのなら、
消し去ってしまえば良い。そうだ。俺はもう進むしか無い。だから」
0時過ぎ。トウキョウ租界を守る外壁部が突如パージされ、建造物毎崩壊を始める。
ブリタニア軍を巻き込みながら。
こんな大それた仕掛けをしていたのに、全くブリタニア側にそれを気づかせていな
かったと言うのは…。元々、敵に攻め込まれた時のためのパージシステムがトウキョ
ウ租界にあり、黒の騎士団がそれを乗っ取ったということかも。あれだけの破壊をも
たらす爆薬を運び込み、セットしたとは思えないので…。
どうやらルルーシュが、人の心を捨て完全に修羅の道を歩むということを決めた辺
りで次回へと続き……あれ?
●Stage 24&25 2007年・夏放送決定(一部地域を除く)
これまでご声援ありがとうございました。続きは増刊号で……とか、週刊連載漫画
の最終回で見せられたような気分です(笑)。
テレビで放映する予定があるだけマシですが、こうして見ると総集編を放送した分
放映出来ていない訳で……。枠は確保しようと思えばどうにでも出来そうなので、要
するに未だ製作が全然間に合っていない&第二期の準備があるからってことなんでし
ょうけど。
取りあえず、夏の続きを楽しみに(?)待っていることにします。
シリーズ総評はそれを見てからにします。
では、また。
−−−−
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Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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