北朝鮮の金正日をCIAは暗殺する能力など十分有している。
中国も有している。言うまでもない。軍事衛星から数ミリ単位の地表のものま
で識別する能力を有する米国軍事衛星は、表をちょろちょろする金正日を攻撃
することなど朝飯前だ。スパイも張り巡らしているのが当たり前。

でも、殺さない。生きたまま捕獲した方がフセイン同様、北朝鮮再生のカード
として使える。この裁判により、北朝鮮の米国化を推進できる。それはなら
ん、中国化、ロシア化、いや韓国化だと、戦後再建の利権の合意ができてない
だけである。このある種空白地帯を利用して、各国がそれぞれの思惑で北朝鮮
の存在を利用しているわけである。

米国は、日本の軍備増強、戦争をする国に育てることに使い、中国は、チンピ
ラへの影響力をみせ、チンピラ犬の獰猛性で米国、日本、韓国をけん制でき
る。ロシアも同じ。時には対中国への牽制球となる。

核実験を強行した場合、獰猛犬の格があがるので中国もロシアも本当は大喜び
なのである。米国も、本音は大喜びだ。ますます、日本を軍事化に加速でき
る。大きな鎧を着けて出陣できる日が近づく。そして、一世一代の本物の出陣
で、軍産複合体は大儲けし、極東のゴミ人種は掃除し、極東はますます、覇権
国家のものに塗り替えられていく。