平成ライダーシリーズのDVDには、初回特典でカードが3枚封入されていまし
た。
しかし今度のブレイドには、ラウズカード(スペード3 DOUBLE)が1枚と、
DVDケースと同じサイズのスペシャル・ライナーカードが2枚付いてます。
1枚は椿君、2枚目はスーツアクターの高岩さんのインタビュー。
恒例だった、全巻購入特典アルバムの、申し込み用紙が今回入ってない・・・。
今回は無いのかな?


ブレイド第28話「危険な賭け!?」です。

○アバンタイトル
睦月の魂を開放しようと、レンゲルに挑むドクモンド!
「私にチャンスをくれ!」
「・・・」
「ダメか、無理なのか?!」
ブレイド乱入!
「いい加減にしろ!」
ジャックフォームにチェンジ、パンチ一発でレンゲルを殴り飛ばし、変身が解け
る。
「睦月、目を覚ましたか?
自分の心を制御できない人間に、ライダーをやる資格は無い!」
「・・・」
「ベルトをよこすんだ」
変化を解く嶋。
「無駄だよ。ベルトを取り上げても、また彼の元に戻る。
カテゴリーAが彼を選んでしまったんだ・・・」
睦月、よろめきながら敗走・・・。

○オープニング
ペッカー・アンデッドの声は、デカレンジャーのビョーイと同じ、塩野勝美さん。

○白井農場
嶋の無謀な行いを、問い質す栞ちゃん。
「なぜなんです?なぜレンゲルに封印されようなんて、バカな事したんですか?」
「そうですよ。だって封印される時に、睦月の心が勝ってればいいですけど、そう
でない時は・・・
カテゴリーAの邪悪な力が・・・」
「放っとけないじゃないか、あの子。
一人の若者がカテゴリーAに操られ、人格を破壊されていく・・・。
そんな姿を、黙って見ていられないよ」
「・・・」返す言葉も無い。
「さっきの睦月は、あのままだと邪悪に取り込まれていました。
嶋さんのは、危険すぎる賭けだ。
そんな賭けで、あなたを失いたくは無いし、睦月も・・・。
睦月をこれ以上、危険に晒したくないんです!」
「とにかく、二度とこんなバカなまねはしないでください。
烏丸所長にもしかられるし、・・・約束してくれますね」
「・・・ああ」
「さあ、朝ごはんにしましょう」
嶋は朝食を摂らずに、橘の見舞いに出かけた。
睦月の事を聞くために。
「嶋さん!」
「大丈夫、心配しない!
ホラ、そんな顔してると、ここにシワ増えて、美人が台無しだぞ」
「!」
「え?美人って・・・どこに?」
キョロキョロ・・・。失礼な連中・・・。
「・・・」(ー”ー〆)
早速手鏡を取り出し、自分の表情を修正してみる栞ちゃん。
(^_^)

大胆写真集でも、見せてあげなさい。

○聖中央病院
橘の病室を訪ねた嶋。
「睦月のことが心配です。
でも、嶋さんが自分を犠牲にするようなことは・・・」
「もういいよ、その話は。あの3人にも随分叱られたから・・・」
睦月のことを聞く島。
「バスケットボールが好きな高校生。
それと、ガールフレンドが一人」
「ガールフレンド?」

○公園
通行人を襲うペッカー・アンデッド!

今度はキツツキか。またもやアンチショッカー・モチーフ。

被害者を木上に引っ掛けて・・・、お前はモズか?

○聖中央病院
風が嶋にアンデッドの存在を告げた。
同時に、橘のアンデッドサーチャーも反応。
「アンデッド!近い。すぐそこだ!」
「私が行く。君は無理をするな」

○公園
逃げる女性の手にした花束を奪い、踏みつけて女性に迫るウッドペッカー!
あれ、望美ちゃんだ。
ウッドペッカーを阻止するドクモンド!
病室を飛び出した橘、「望美ちゃん!?大丈夫か?」
「なんなんですか、あの怪物?!」
ドクモンドが左腕から繰り出すレムルズ・トルネード(違)で、ウッドペッカーを
吹き飛ばす!!
近づいてくるドクモンドを見て、気を失う望美ちゃん・・・。
「嶋さん、この娘がさっき言ってた、睦月のガールフレンドです」

○聖中央病院
望美ちゃんを橘の病室に運び(どうやって?)、彼女の記憶を操作して、さっきの
出来事を消去する嶋。
「睦月君がこんな戦いに巻き込まれていることを知ったら、きっと悲しむだろうか
らね・・・」
橘が驚いていると、望美ちゃんが眼を覚ました。
「・・・ここは・・・どこ?・・・!橘さん、ですよね?」
熱中症で倒れたんだろうといって、ごまかす橘。
「ありがとうございます。見舞いに来たつもりが、助けていただいたなんて・・
・」
彼女は睦月に頼まれて、橘の様子を見に来たのだ。
「そうか・・・あいつが」
「どうやら、本当にいい子らしいね」
「?」

○睦月の家
『悔しくないのか?負けておめおめと帰ってきて。
それでもお前は、最強のライダーか?』
睦月をあおるカテゴリーA。
腹いせに、テーブルの上の物を払い落とす睦月。
なぜか知恵の輪だけが残る。
「・・・よせ。俺にかまうな。俺のことは放っといてくれ・・・」
その時、携帯が怪しげな着メロを奏でる・・・。

○寺
電話をしてきたのは、望美ちゃんだった。
呼び出されて、睦月が来た。
「この人が睦月と話したいんだって」
彼女の後ろから、嶋が現れた。
「悪いね、こんな形で呼び出して」
二人で境内に上がる。
「なぜ一人で来なかった?一人で来れば、決着が着けられたのに」
「それは君の意思か?」
「・・・判らない。だけど、体の奥の方で、あんたと戦って強くなれって声が聞こ
えてくるんです」
「その声を封じるんだ。そして、この声を聞いてくれ」
嶋の右手に風が渦を捲き、声が聞こえてきた。
『睦月、好きだよ。大好きだよ。
睦月のことが、すごく心配・・・。昔の、私が知ってる睦月に戻って。お願い・・
・』
望美ちゃんの声・・・。
「彼女の心の声を風にした物だ。カテゴリーAに支配されようとした時、この声で
打ち勝て!」

空気録音?

「カテゴリーAに打ち勝つ・・・。そんなことが、そんなことが本当にできるのか
?」
「できるさ!君の意思しだいだ」
『黙れ!』
睦月は望美ちゃんを置いて、走って行ってしまった。

入れ違いに、始が現れた。嶋を監視しているのか?
「彼は頑張ってくれるかねぇ?ナチュラル」
帰ろうとする始に、嶋が話しかけた。
「もう帰るのかね?もう少し、ゆっくりしてったらどうだ?
ジョーカー」
「その名で俺を呼ぶな」

バチルス(違)

○聖中央病院
脱走を企てる橘。
『おそらく嶋さんは、自分を犠牲にして睦月を・・・』
止めようとした看護師さんを振り切って逃亡。

○寺
「奴に封印されるつもりか?」
「心配かね?」
「フッ、バカな。俺は心配など・・・」
「だろうね。君にはどんな者にも負けないという自身がある。
なぜなら、君自身の存在が、最後に切り札だからね。
それで、今、どういう気持ちだね?
君はカテゴリー2を使い、徐々に人間に同化していっている。
案外、気持ちのいいもんだろう、人間の世界って?」
「俺はあんたのように、人間に媚を売って生きない。
人間になど同化していない」
「そうかな?
君は、あの親子を愛し始めている」
「!」
「同じように、睦月君にも大事な人がいる。
私はね、そういう、人を大切に思う気持ちに触れると、たまらなくなるんだ。
何とかしてやりたい、救いたいって。
このおせっかいが、私の弱点なんだよな、ナチュラル」
どうやら、ナチュラルも、肯定してるみたい・・・。

嶋さんがあの服装で境内に立つと、なんか絵になりますね。

○睦月の家
望美ちゃんが外から睦月の様子を窺っていると、橘がやって来た。
「あの嶋さんって人と話して、それから家に戻って、携帯かけても全然出てくれな
くて・・・」

睦月は薄暗い部屋で、考え込んでいた。
「本当に、・・・本当に勝てるのか?
俺はどうしたらいいんだ?・・・どうしたら・・・」

「助けるよ!」
「橘さん・・・」
「あいつは、自分がコントロールできなくなってるんだ。
俺にもそういう時期があった。
だから、・・・必ず助ける!」
「一体、どんなことに睦月巻き込まれてるんです?あたし、知りたい」
「君は知らない方がいい。君はあいつの、唯一心を許せる場所であってほしいん
だ」

この娘を殺せば、あいつも目が覚めるだろう(違)。

○白井農場
バーベキューの準備をして、嶋を待っている3人。
嶋の歓迎パーティーをするつもりで、彼の帰りを待っているのだ。
だが、現れたのは始だった?!
「楽しそうだな」
彼はナチュラルの鳥かごを持っている。
「これを預かった。俺に育てろと置いていった。
迷惑だから、返す」
「どういうこと?ナチュラルは嶋さんの家族みたいなものでしょう?
それをなぜあなたに?」
「お前たち人間がのんびり食事の支度をしてる時にも、俺たちの戦いは続いている
んだ。
勝ち残った物だけが生き続ける。それを知らずに気楽なものだ・・・」
「まさか嶋さん、また睦月と!」
一真と栞ちゃんは、アンデッドサーチャーのチェックに走った。
「ナチュラル、このお兄さん怖かっただろう?もう大丈夫だからね。嶋さん探して
あげるからね」
「・・・」

バイクに鳥かごを、くくりつけてきたのか?風圧でどうなることか・・・。

○睦月の家
望美ちゃんを帰す橘。
ふと見ると、さっきまで空いていたはずの睦月の部屋の窓が、閉まっている?
橋を渡っている睦月を見つけ、呼び止める。
「お前、どこに行くんだ?」
「今度こそ・・・今度こそ・・・『今度こそカテゴリーキングを!』」
「彼に会うのはよせ!」
睦月を追いかけようとした時、川の向こうでウッドペッカーの声がした!
『雑魚の相手は任せる』
仕方なく、そっちに向かう橘。「変身!」『Turn Up』

○白井農場
アンデッドサーチャーが、ギャレンと戦うウッドペッカーを発見!
「橘さん、無茶しないでください!すぐ行きます」
『俺は大丈夫だ!それより睦月が、嶋さんの所へ向かった!
睦月を、嶋さんを探せ!二人を止めてくれ!』
「・・・橘さん」
再度カテゴリーキングの探索を始める。

○川原
探すまでも無く、決戦場はさっきと同じ場所。
今度は嶋が先に来ていた。
程なく、睦月が現れた。
「きたな、カテゴリーA」
『ようやく誰にも邪魔されず、決着を着けることができそうだ』
嶋は、望美ちゃんの心の声の風で、睦月を包み込んだ。
『睦月、好きだよ。大好きだよ。
睦月のことが、すごく心配・・・。昔の、私が知ってる睦月に戻って。お願い・・
・』
「睦月君、思い出すんだ」
『うるさい!変身!』『Open Up』
「そうか・・・、少し痛めつけてからでないと、風の声が聞こえないようだね」
変化。

○白井農場
アンデッドサーチャーがドクモンドとレンゲルを捉えた。
一真が向かう。

○川沿いの歩道
体調が万全でないギャレン、苦戦中。
めまいで照準が定まらず、至近距離でもよけられてしまう。

○川原
ブレイドが着いた。
レンゲルを抑えようと、羽交い絞めにする。
「睦月、やめるんだ!」
『邪魔をするな!』
「うっ!」
ブレイドが背中を撃たれた!?
「・・・嶋さん・・・」
「このチャンスを逃すわけにはいかないんだ!」

かわいそう・・・。ナイトやゾルダの戦いを止めようと奮闘する龍騎みたい・・
・。

○川沿いの歩道
「こんな所で、もたもたしている暇は無い!」
零距離射撃で敵を引き離し、バーニング・ディバイドで一気に粉砕する!

○白井農場
鳥かごからナチュラルが逃げ出した。
「・・・嶋さん」

○川原
巨大な爪でレンゲルを薙ぎ倒しておいて、再び風の声を送る。
望美ちゃんの声が、優しくレンゲルを包む・・・。
『睦月、好きだよ。大好きだよ。
睦月のことが、すごく心配・・・。昔の、私が知ってる睦月に戻って。お願い・・
・』
一瞬動きを止めたレンゲルだったが、すぐにラウザーを振るってドクモンドに飛び
掛る!
ブレイドの制止も効果なく、レンゲルのブリザード・クラッシュがドクモンドを襲
う!
一瞬、彼は睦月の声を聞いた。
「望美・・・」
「今だ!」
レンゲルに突進し、自ら技を受ける!
爆発し、バックルが開く。
「嶋さん!!」
「私を封印しろ。チャンスを逃すな。世の中を平和にしたいんだろう?
正義のために、戦いたいんだろう!」
ブランクカードを取り出すレンゲル。
「封印しろ。早く!」
ブランクカードが胸に突き刺さり、嶋の穏やかな表情と共に、ドクモンドは封印さ
れた・・・。
「クラブK EVOLUTION」

ギャレンが駆けつけたが、一足遅かった。
「まさか!・・・睦月、そのカードを渡せ!」
カードを奪おうとしたギャレンの手を押しとどめ、フラフラと去っていくレンゲ
ル。


エボリューション・・・、どんな力を持つカードなんでしょう?
ランサーのラウザーに通すと、ランエボに・・・(違)。

来週は、ウェンディーヌ様が登場!
わくわく。


○オマケコーナー
今週から、劇場版の補足編「NEW GENERATION」。
詳しい説明は、テレ朝のホームページをごらんください。
・・・夏美ちゃん、辞表で上司を封印・・・。


やっぱり、始がジョーカーか。
もう一ひねりほしかったなぁ。
そう単純な展開にはならないことを期待します。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。