一週休みでお久しぶりの真木子です。

主題歌の最初、「ガイム」じゃなく「Got It Move」と言っていることに、最近
になってようやく気が付きました。よく聞くとちゃんとVの音がありました。
『オーズ』以来、空耳フレーズが気に入ってるのか。


第5話「復活!友情のイチゴアームズ!」

○前回の続き
龍玄に対し、「こけおどしだ。やっちまえ」と城乃内。
鳥じゃなくてコウモリのインベスを撃つ龍玄。最後は『ブドウスカッシュ!』
強すぎる、とうつむく城乃内の手からイチゴ錠前が飛んで龍玄の手に。

○夜
一人で踊っている舞を見つけてにっこりする光実。と思ったら幻?
いつもの姫様の「運命を選ぼうとしている」云々の通知。
「でも・・・それなら舞さんは振り向いてくれるんでしょ?」
悲しげにうつむく姫。
ベッドで目を覚ます光実。枕元の戦極ドライバーを手にして、「夢じゃない」と
にんまり。

○チーム鎧武のガレージ
勢力図を説明する光実。半分以上がチームバロンの傘下に入った。敵味方がはっ
きりしたことで、衝突の頻度も一気に増えると分析する。
このさいチーム鎧武も連合に入ってしまえば対立せずに済むのではという案も出
たが、実際にはうまいダンサーだけを引き抜かれてバックダンサー扱い。
「僕たちが自由に踊ろうと思ったら、戦って護るしかないんだ、僕たちの居場所を」
気が付くと紘汰が来ていた。みんなが喜んで駆け寄る。
「・・・あのさ、ネットで見たんだけど、アーマードライダー龍玄てのは」

○外
ベルトは危険だと紘汰は忠告するが、光実は覚悟のうえだと言う。
「僕はいつも、進む道を人に決められて、ただ流されてばっかりで。そんな自分
が嫌でしかたなかった。でもこのベルトを手に入れて、初めて自分の意思で選ん
だ戦いをすることができたんです」
自分にとっては宝物だとまで言い切る。

○チームバロンのアジト
戒斗に無様だとけなされても、にっこりと代わりの錠前をよこせと要求する城乃内。
「支配者か・・・。なってみると大して面白いものでもないな」
錠前を投げ渡す戒斗。だったらなぜ連合など、と訊くと。
「弱い奴ばかりが幅を利かせて、誰が強いのかはっきりしない。最悪だ。見苦し
くて虫唾が走る」
「・・・」
「弱い奴は消えろ。・・・とまでは言わない。納まるべき場所に収まっていれば
それでいい。だが、枠に収まらずはみ出した奴は、ただの弱者じゃない。今はま
だ弱いってだけだ。こいつらには先がある」
チーム鎧武には見どころがあると言う戒斗。ドングリ錠前を握りしめる城乃内。

○フルーツパーラー
城乃内から錠前を受け取り、連合チームも悪くないと言う初瀬。
「初瀬ちゃんまでそういうこと言いだしちゃうんだ。がっかりだよ。要は俺た
ち、バロンの戒斗に舐められてるってだけじゃん。ロックシードさえ渡しとけ
ば、飼い犬みたいにおとなしくなるってさ」
単純な初瀬、可愛いペットで満足かいと訊かれて「そんなわけないだろ!」
戒斗と対等に渡り合える算段をつけないと、と話している城乃内たちに、シドが
目を向けてニヤリ。

○街
一人で練習している舞を見つけた紘汰、光実をなぜ止めなかったのかと責める。
「紘汰はいつも無茶しすぎなのよ。ミッチなら大丈夫。誰かさんより頭いいしね」
舞も光実も、本気でダンスを続けている。その自分たちの居場所を護るために、
戦う覚悟をしている。紘汰と違い自分のために戦っているから、光実のことは応
援できるのだと言う舞。
そこに電話。チームバロンが挑戦してきたらしい。

○ガレージ前
紘汰がいないのを見て、腰抜けと言う戒斗に、「あんたごときが紘汰さんを笑う
んじゃない」と光実。両者変身。
助太刀しようかと城乃内が声をかけたが、「ふん。貴様らよりよほど頼れる連中
がいるさ」とドングリ2個を解錠。完全に実体化したインベス2体が出現。これ
もドライバーの力らしい。
「力は手に入れただけでは意味がない。使いこなせなければ、それまでだ」
インベス2体を制御しながら戦うバロンに感心する城乃内。3対1で痛めつけら
れる龍玄。
紘汰と舞が到着。
「今さらのこのこやって来たか、葛葉紘太。力に背を向けたおまえに用はない」
生身で飛び込もうとする紘汰だが、戦場を区切るバリア?に阻まれる。
逃げろと叫んでも、龍玄は、負けられないと踏みとどまる。
「きっと、紘汰が見てるからだよ。ミッチは、紘汰にあこがれて、励まされて、
だから強くなろうとしてるんだよ。そんなミッチが紘汰の前で、弱音吐けるわけ
ないじゃない」
「俺が、あいつを強くした・・・」
ベルトをくれと舞に告げる紘汰。「今度こそ、俺のためだ。俺自身のために戦
う。そのための力が欲しい」
紘汰が戦う理由はないと止めようとする龍玄だが。
「俺しかできないことをやり遂げるための力! 俺はそいつを引き受ける! そ
いつがきっと、大人がよく言う責任てやつだ」
ドライバーと錠前を受け取って変身。いつもより長く鳴っております。バリアを
砕いて、「ここからは俺のステージだ!」これが決め台詞になるんでしょうか。
「やはりな。弱さの枠には収まらない奴。だが、貴様らはこのベルトを持て余し
ている。力を示し、弱者を支配する、強さを求める意志がない!」
「違う! 強さは力の証明なんかじゃない! 強い奴の背中を見つめていれば、
心砕けた奴だって、もう一度立ち上がることができる! 誰かを励まし、勇気を
与える力。それが本当の強さだ!」
龍玄が鎧武にイチゴ錠前を投げ渡す。『イチゴアームズ』『シュシュッと参上
^H^Hスパーク』
ここでCM。それから挿入歌と共に最終パート。そういえば平成ライダーの挿入
歌は「エンディング」と呼んでましたっけ。
イチゴアームズの武器はクナイ。シュシュッと投げてみたり。
錠前を武器に付け替えて、『いち、じゅう、ひゃく・・・イチゴチャージ!』
ブドウスカッシュと共にインベスを撃破。バロンだけが残る。
「ふっ。やはり楽しませてくれるな、鎧武」
そこに進み出る初瀬と城乃内。「見損なってもらっちゃ困るね。俺たちもそうそ
う捨てたもんじゃないんだよ」二人とも戦極ドライバーを持っている。「男子三
日会わざれば括目せよってな!」
「「変身」」『ドングリ』『松ぼっくり』効果音は使い回しの法螺貝とトラン
ペット。『ネバーギブアップ』『一撃インザシャドウ』
地味なライダー2人ができあがり。ホッパー地獄兄弟みたいなもんか。

○車の中
シドが貴虎に状況報告。テスト用の戦極ドライバーは6機、うち5機がオーナー
を決めた。「短期間の仕込みにはいいペースだろ」
「ただのモルモットにしかすぎない連中に、時空間転移の手段を与えてどういう
つもりだ」
「案外あんたより先に、あいつらの誰かがヘルヘイムの森の謎を解いてくれるん
じゃないか」
ありえんと一蹴した貴虎、名簿の提供も「必要ない。連中の監視はおまえに任せ
てある」責任者が現場に丸投げでいいんでしょうかねえ。
車を降りたシド、「そうかー、任されちゃってますか、俺」と光実のページを見る。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

   小路 真木子(SHOJI Makiko)   sj_mkk@yahoo.co.jp