阿部です。

In article <20030527221357cal@nn.iij4u.or.jp>,
 cal@nn.iij4u.or.jp (SASAKI Masato) wrote:

> ちなみに私は呼びかける必要はないと思っています。
> もし度をすぎた注意があればその根拠の薄弱さを指摘すれば足りるし
> もし度をすぎて奨励があればその根拠の薄弱さを指摘すれば足りるし
> それは別に録画したテープの貸し借りに限定されることではないのです。

これは貸し借りを注意したり奨励したりする人に向けて
流すことを前提にしていますか?
むしろ私は、まず第一に、著作権を意識せずに貸し借りを
呼びかけてしまった人向けに流すつもりで書きました

現状、「こういう解釈で運用が行われている」というのが
まとめられるものだったら、まとめておくことは悪いことでは
ないんじゃないの、と今は考えています。
いま書いていて気がついたのですが、私が書いた呼びかけは、
河野さんが言うfjにおけるルールとは異なるみたい。

録画したテープの貸し借りに限定されることではないのなら、
それぞれのケースに応じて、こういう蓄積を作っていくのは
どうでしょうか?

現行著作権法の通説的理解を解説し、かつそれへの批判
あるいは現状の著作権者側の対応への批判を含んだ、
よいものが示せればと思っているのですが。


> 「fjで何か取り決めをすれば違反にならないのだ。
>  fjで流れたことに従えば違反にならないのだ。」
> という勘違いを防ぐためには
> こういう呼びかけはむしろ避けた方が安全なのかもしれません。

私が書いた趣旨は、(はじめに書いた時は意識していません
でしたが)、fjだけのルールというわけではなく、
japanでもにちゃんねるでも、他の掲示板でもだいたい
(=ほとんど手直しなしに)通用するようにはなっていると
思います。

もう少し、世の中一般的に、日本国内の著作権法下ではという
ことを意識したように書けばいいのかな。

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阿部圭介(ABE Keisuke)
koabe@mcc.sst.ne.jp (NetNews用)