真木子です。

『ヒーロー大戦Z』は観に行かずに終わりそう。
二代目ギャバンに興味ないもので。


第36話「九官鳥は語る」

夜の公園で、ソラが言ったコヨミのことなどを話し合う晴人と輪島。
賢者の石は魔宝石の一種かもという話に。

ゲートを見つけたとミサがワイズマンに報告。ソラは加賀君ことラームを担当に
ご指名。「あの人、ちょっと変わったファントムだから、面白いことになると思
うよ」

燃え上がる炎を見つめる男がさげる鳥かごの中で、九官鳥が「ゼツボウダ、ゼツ
ボウダ」としゃべる。

聞き込みしている凛子を瞬平が見つけ、「刑事っぽいですねー」
最近の連続放火の捜査中。手掛かりは、防犯カメラに映っていた鳥かごを持った男。
まさにその男がそばを通り過ぎ、さっそく声をかける凛子。男は反応なし、九官
鳥は「ゼツボウダ」
急に走り出す男を追いかけようとする凛子だが、ボギーに憑かれているのかとい
うぐらい間の悪い瞬平に巻き込まれて逃げられた。

署長に怒鳴られる凛子。逮捕できなければクビとまで言われてしまう。

前にコヨミが魔宝石を発見した森に来た晴人。インフィニティになって結界を切
り裂くと、入口が現れた。
ウィザードが来たのを見て、ワイズマンをかばおうとするミサ。ワイズマンは変
身してカーテンの奥から出てくる。
「あの結界を破るとは、なかなかやるじゃないか」
「おまえたちファントムのおかげで成長してね。それより、俺に教えてくれない
かな。サバトのこと、コヨミのこと、賢者の石のこと」
ミサちゃんは賢者の石のことは初耳らしい。
「無駄な好奇心は時として不幸を招く。時に、真実は知らないほうが幸せなんだよ」
向かっていくと、ワイズマンの片手が光って止められる。
「なかなかいい魔力だ。使わせてもらうぞ」
森に戻って変身解除。「あいつ、俺の魔力を使ってこんなことを」“こんなこ
と”って、追い出されたことかな?

呆然としている凛子。瞬平が謝ろうとするが、逆効果。
逆ギレした瞬平、周囲に迷惑をかけつつ「僕が捕まえてみせますよ!」
飛び出していく二人。

変な似顔絵(特徴掴んでいなくもないけど)を手に聞き込みをしている瞬平を晴
人が発見。
当の鳥かご男が近くを通り、走り出す瞬平、追いかける晴人。
別の場所で聞き込みをしていた凛子も男を見かけ、追いかけると瞬平と衝突。ド
タバタしつつ路地を抜けると、燃え上がる火の前に立っている鳥かご男。
「放火魔!」
男は逃げだした。
晴人は「だいたいわかった」と門矢士みたいなことを言ってウォータードラゴン
に変身、ブリザードで消火。続いてバインドで男を捕まえる。転がる鳥かご。
突然現れたファントムがバインドを断ち切る。
「まさか、放火魔がゲート?!」
ウィザードはファントムと戦うが、爆煙の目くらましで逃げられた。
見ると、九官鳥が残っている。

ゲートの保護と放火容疑者の逮捕で対立する瞬平と凛子。
晴人が呆れて立ち去った直後、九官鳥が住所をしゃべりだす。

根本和良と書かれた部屋に、大家に鍵を開けてもらって突入。誰もいない。
今度は駅前のコンビニと告げる九官鳥。

コンビニはアルバイト先と判明。だが根本は今日は休みの日。
次の候補地は「ナナセシンスイコウエン」

ファントムにありつけずへばっていた仁藤。ゲートを捜している晴人を見つけ、
一緒に行く。

凛子に声をかけられた根本、放火を否定。ファントムのことを説明しようと瞬平
が近づくと、鳥かごのキュー太にすがりつく。
一足遅れてきた晴人と仁藤に、黒い鳥が襲いかかり、ファントムに変化。
「九官鳥のファントムって、そんなのありかよ」
「加賀さんは九官鳥じゃないよ。彼はちょっと変わっててね。九官鳥に姿を変え
る能力を持ってるのさ。面白いでしょ」
ファントムは仁藤に任せ、「訊きたいことがある!」とソラに向かっていく晴
人。変身。
「僕にはないし」とグールを出すソラ。

巡回中のパトカーに根本を引き渡そうとする凛子。根本は犯行を否定し瞬平にす
がりつく。鳥かごが空なのを見て「だめだ、もう絶望だ〜」

「あの根本って人、すっごく気が弱くてさ。警察に逮捕なんかされたら、絶望し
ちゃうよ」

根本を連れて逃げる瞬平。パトカーを乗っ取り、追いかけて飛び込んだ凛子も一
緒に乗せて走り去る。

「あ、ゲートが逃げちゃった。これは予想外。・・・加賀さん!」
飛んでいくファントム。
ウィザードはドラゴタイマーを出したが、魔力不足でエラー。変身解除になって
倒れる。

「ちょっと! いったいどういうつもりなの、瞬平君!」
「護るんだ、ゲートを。根本さんを!」

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  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp