真木子です。

仮面ライダーGIRLSって、棚橋弘至博士(!)が改造したという設定なんですね
(最近初めてPVを見た)。どう見ても博士一人で彼女たちより強いぞ。


第15話「ラストシーンの後は」

メデューサと格闘、千鶴を逃がすウィザード。
メデューサは、ゲームのルールを変更するとリザードマンに告げて引き揚げた。

部室に駆け込む千鶴。悟史はいない。
「早く見つけなきゃ」
貼ってあった集合写真を取って、駆け出していく。いっこうに現役部員がいる様
子がないのですが、その割に出入り自由。いいのか、そんな管理で。

悟史がファントムで千鶴がゲートだと、皆に知らせる晴人。
そこに千鶴から、さとっちのアパートに行くところだから来てと電話。

千鶴が夢のために必死で掴んだものを聞き出そうとしている悟史。
そこに晴人が駆け込んできた。
「魔法使い君も来たんだ」
「ゲートをファントムから護んなきゃいけないからな」
頼りにならないから二人だけで逃げようと言う悟史を叱る千鶴。急に、映研行か
なきゃと言い出す。さとっちの命である映画を、いつでも完成させられるよう、
フィルムを肌身離さず持ってなきゃ、と。持ち歩くほうが、フィルムが痛んだり
する危険が高いような気がしますが。
「あの映画が、わたくし、女優・真中千鶴の原点! 今の私の心の支えだから」
はっとする晴人と悟史。嬉々としてリザードマンに変身する悟史の姿を千鶴の目
から隠す晴人。
何が起きたか理解しないまま都合よく気絶してくれた千鶴を置いて、リザードマ
ンと戦うウィザード。『エクステンド、プリーズ』脚が伸びる・・・
「まあいい、先にフィルムを手に入れるか」と去るリザードマン。

千鶴を面影堂に運んだ晴人。気絶するほど頭を打ったなら病院に行ったほうがい
いのでは。
晴人は一人悩んでいる。

くだらねえと言いながら映画を見ているリザードマン。メデューサとフェニック
スが来てせっつくが、演出プランを練ってるんだと言って動かない。

翌朝。凛子から映画のフィルムがなくなっていると聞いた晴人、「フィルムなの
かな・・・」
そこに千鶴が起きてきた。悟史は一人で逃げた、ファントムも逃げたと説明して
非難される晴人だが、真実を告げようとはしない。
飛びだしていく千鶴。誰か追った方がいいと思うよ。
「迷えば迷うほど、彼女を苦しめるぞ」
「・・・そうだな。おっちゃんの言うとおりだ」

港で写真を見つめている千鶴。
晴人が来た。「ここ、映画のラストシーンの場所だよね」
心の支えはフィルムじゃないよねと指摘。
「そうよ、悟史よ! 悟史がいたから、あたし女優になろうって思ったの。悟史
が誉めてくれたから。でも、全然うまくいかなくて。ずっと顔が見たかっ
た。・・・やっと再会できて、生きてるって判ったのに。お願い、晴人君。悟史
を護って」
コヨミから、ファントム発見の知らせ。こちらに向かっているという。
「千鶴ちゃん。今度こそファントムを倒して、君の希望を護る。だから・・・ご
めん」『スリープ、プリーズ』
駆け付けた凛子が千鶴を受け取り、瞬平が青指輪のセットを渡す。

「主演女優が到着したら、目の前でこいつをズタズタにする。ラストシーンにふ
さわしい演出だ」練ってその程度のプランですか。
でも、待っていたのは晴人。変身して銃撃。フィルム缶が飛ぶ。って、危ない
じゃないか。慌ててるのはリザードマンだけだけど。
倉庫に飛び込むとグールを出してきた。リザードマンは柱に登って攻撃するが、
盾にされたグールのほうが全滅。喜んでていいのかトカゲ君。
今度は車で轢こうとするが、ウォータースタイルで通り抜け。
車を爆破しスラッシュストライクで吹っ飛ばすが、リザードマンはまだ生きてる。
「悪い夢は、終わりにしよう」
ウォータードラゴン登場。『ジャバジャババシャーンザブーンブブーン!』と予
想以上ににぎやか。
ヤバい、と海に飛び込むリザードマン。水属性相手にそりゃ間違いでしょ。
『チョーイイネ、スペシャル、サイコー!』で、これは予想通り尻尾がついた。
次に脚がつけば、ドラゴンが完成するわけね。
尻尾を振ると、水が割れてリザードマンが取り残される。『チョーイイネ、ブリ
ザード、サイコー!』で凍りつき、尻尾の一撃で爆発。

部室で目を覚ました千鶴に、晴人が「完成」と書かれたフィルム缶を渡す。前の
シーンよく確認してなかったけど、ファントム悟史が完成させたのかな?
「預かったんだ、悟史から」
悟史はアメリカに行ったという設定。
「千鶴ちゃんに伝言。『俺もあっちで頑張るから、おまえも頑張れ』っ
て。・・・自分で言えばいいのにな」
「ほんとよ。出会った頃から、いっつも自分勝手なんだから」

晴人たちが見守る中、映画を観る千鶴。
『いいんじゃない、夢でもなんでも勝手にすれば? 泣きべそかいて戻ってきて
も、あんたに貸す胸なんてもうないんだからね!』
「・・・バカ! こんなの見せられたら、また頑張りたくなっちゃったじゃない」

笑顔で去っていく千鶴。
「いつかはちゃんと伝えないといけないと思う。でも今は・・・」
「いいんじゃない? 人に希望を与えるのは、現実だけとは限らないわ」
「・・・うん」
やはり指輪をしたままでは仕事ができない人は、エンゲージなしでいくんですか
ね。でもここで“全部嘘だよ、悟史はとっくに死んでるよ”とバラしたら、絶望す
る可能性はまだあるんじゃないかと。いかがでしょうメデューサ様:-)

カーテンの向こうから姿を現すワイズマン。
「やるじゃないか。ふっふっふ、ハッハッハ」
これって、青い魔宝石を使ったことに感心しているのでしょうか? もったい
ぶって出した割に、何事もなくさらっと使ってましたが。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp