wizard #11
真木子です。
「ホアチャー」がなんだか懐かしかった:-)ケンタ君。
いやしかし、さすが本物ですな。蹴りを出すときの姿勢というか体重の配置が素
晴らしい。
第11話「守り抜く約束」
父さんが死んだ場所を見ておきたかったと言う直己。木崎の部下に連れて行かれる。
「話すことは何もない。彼の安全は我々が責任を持つ。いつまでもおまえのよう
な化け物の所に置いておけるか」
気が乗らない輪島に「悠長なこと言ってる暇はないんだ!!」とキレる木崎。
ファントムと戦うために魔法の力を手に入れなければならない、そのために指輪
が必要なのだと言う。晴人のを取り上げようとしないだけ真面目です。
「力を使いこなせるかどうかは、手にする人の心の持ちよう。力を手にするに
は、それ相応の覚悟が要りますよ」覚悟があっても、魔力がないと無理です。
ん、てことは、ゲートだと可能性あり?
指輪を使えるのは魔法使いだけと言われて呆然とする木崎。だったら魔法使いに
なるにはどうしたらいいのかという質問はなし。捜査機関の人間にしては追及が
甘いぞ。
フードで顔を隠し、車に乗り込む直己。
見張っていた凛子と晴人。晴人がバイクで尾行。このタイミングでこの距離
じゃ、気づかれそうですが。
ファントム組も屋上から見ていた。メデューサさんは、今度は手玉に取られない
ようにと何やら指示。
倉庫に直己を隠し、警戒する0課。でもグールの群れが来ると、全く歯が立たな
い。木崎は直己を連れて逃げ出すが、取り囲まれた。
木崎がボロボロになったところで、ハリケーン・スタイルで飛んできたウィザー
ドがグールを蹴散らす。
調子よさそうだな、とフェニックス登場。「悪いな。俺は何度死んでもよみがえ
る、不死身のファントム、フェニックスだ!」
火炎攻撃に吹っ飛んで海に落ちたウィザード、ウォータースタイルで戻るが、
やっぱり押されてる。
攻撃のあおりで直己のフードが脱げると、直己ではなく木崎の部下だった。あっ
さり引き揚げるフェニックス。
批判された木崎、直己を護るためなら手段は選ばないと叫ぶ。誰に対してもこの
ぐらい熱心ならいいけど、私情で扱いが変わるんだと公務員としてはいかがなも
のか。
半年前、木崎と先輩の片山は、多発する失踪事件を追っていた。その過程で緑の
魔宝石を入手し、ファントムの存在にもたどり着いた。ファントムも魔宝石を使
うんですかね? 儀式に必要だったのかな?
二人は、メデューサとフェニックスが次に狙うゲートをガーゴイルに告げる現場
を目撃。ゲートが片山の息子の直己であり、命と引き換えにファントムを生み出
すと知る。
片山は木崎に直己の保護を命じ、自分は残ってファントムを足止め。
『いいな、俺に何があっても絶対に戻るんじゃない。おまえは直己を護り抜くん
だ!』こういう、いかにも死にますって行動は気に入らないんですけどね。べつ
に“この場で”“一人で”足止めしなくてもいいのではないかと。木崎だって、父親
が行った方がいいと代わってあげるという考え方もあるのでは。
結局、片山は手遅れだったが、直己は保護することができた。
「・・・今の話、直己には?」
「直己君はナイーブなんだ。自分のために父親が死んだと知れば、心に大きな傷
を負う。だから何も話さないと決めたんだ。彼になんと言われようと」
本物の直己が出てきたのにびっくりする凛子。メデューサのほうは「やっぱり
ね」とガーゴイルを行かせる。
凛子からの連絡を受けた晴人に、自分も連れて行ってくれと頼む木崎。魔法で飛
んで行くのかと思ったら、普通にバイクに二人乗り。ここまで乗ってきた車は?
黙って見てるなよ、凛子ちゃん。と思ったら、ガルちゃんたちをけしかけて、そ
の隙に直己を連れて逃走。
痛めつけられる凛子をかばおうとする直己。
「威勢がいいのは親父そっくりっす」
おまえを護ろうと必死だった、おまえのせいで死んだと告げられて、直己の心に
亀裂が入る。
そこに晴人たちが到着。変身。
ガーゴイルが離れたので直己に駆け寄る木崎。「ダメだ、絶望するんじゃない!
お父さんの死を無駄にするな!」
亀裂が広がっていく。「晴人君、時間がないわ!」
「悪いが、一気に決めさせてもらう」今まで遠慮してたのか?
フレイムドラゴンになり、コピーで二丁拳銃。一か所に連射して装甲を砕く。
『チョーいいね。スペシャル、サイコー!』
胸から顔を出したドラゴンの火炎放射で、ガーゴイルは片付いた。
「直己君が、ファントムに・・・」
「あきらめるな! まだ俺がいる」
頼む、と素直な木崎氏。
『エンゲージ、プリーズ』で久々のアンダーワールド。出てきたのはウデゲルゲ
(違)。公式ページによるとヨルムンガルド。直己の知識にあるとは思えないの
で、イマジンみたいにゲートの潜在意識で形が決まるわけではないようです。
ウィザードからドラゴン分離。バイクと合体して『チョーいいね。キック、スト
ライク、サイコー!』
「ふぃ〜」
片山の死んだ場所にワインと花束を供える木崎。
直己が現れた。「いろいろと誤解して、すいませんでした!」
「あの男、余計なことを」
今回のことで、新しい希望もできたという直己。
「俺、国安に入ろうと思います。そして、人を護りたいです! 父さんや、木崎
さんみたいに」
うーん、ファントム事件をもみ消したりする部署より、もっと直接的に役に立つ
所のほうがいいんじゃないの?
輪島が面影堂に帰還。お土産は緑の魔宝石。
「この力を託せるのは、おまえしかいないんだと」
「ふーん。あいつ、いいとこあんじゃん」
てことで、魔宝石は二号ライダーには関係ないようで。まあ、近いうちにハリ
ケーンドラゴンが出てくるという情報は、実はすでに入っていたのですが・・・
それにしても、ずいぶんとあっさり渡してくれました。指輪は作ったけど、どう
やっても魔法が使えずに渋々あきらめる、ぐらいのことを想像していたのに。
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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★
小路 真木子(SHOJI Makiko) shoji@kyoto-econ.ac.jp
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