日本民族が日本弱体化戦略に誘導された、その急所
敵討ちという日本の美学を消滅させたことです。
日本には古来より、アラブの首切りに匹敵する切腹、介錯という死に方があっ
た。
この介錯はもとより首切り。
明治の帝国議会でも、
「僕の意見がもし間違っていたら、頭を下げる。だが、君が間違っていたなら
そのときは君は腹を切れ!」
このように日本の元勲は答弁したこともある。
それがなんだ、小泉首相の「人生いろいろ」は。
間違っても当たり前。負けても居座り。言葉の重みがまるで消えた。
本来なら、腹を切って責任をとるしかるべき問題も多々あったのではないの
か。
わが国が弱体化したのは、左翼のせいにするな。己を問い詰める厳しさに欠け
ている。言葉の重み。切腹の思想。武士に二言はない思想。こうした武人の厳
しい徳性が消えたのだ。
敵討ちは犯罪ではなかった。それが人殺しに変わった。赤穂浪士は日本の美学
なのだ。
アメリカは自国への将来の反撃を恐れての日本弱体化戦略をとったのだが、行
き過ぎである。わが国は米国に反撃するようなアホではない。豊臣家家臣は家
康平定後に軍門に下った。一戦が終われば潔く新体制に移行する。中国のよう
に60年も70年もたって共産党政権維持のためにプロパガンダするような脂
ぎった中国料理は作らない。アメリカはもっと日本の徳について理解を示すべ
きだ。
アメリカは変質した。トーマス・ジェファーソンは日本の武人に通じる気脈が
あった。しかし、なんだ今のゼニゲバ軍産複合隊は。まだアイゼンハワーは軍
人だった。信頼に足る男だった。
日本には日本の歴史がある。美学がある。徳性がある。
切腹思想が日本の命を賭けた真摯さを保持していた。この厳しさを失ったと
き、日本の政治も教育も死滅したのだ。教育基本法を少々手直ししたくらいで
日本は復活しない。
あだ討ちの合法化と、切腹、介錯の合法化をしてはどうか。これで国が犯罪に
なるというのは間違いだ。言っておくがヤクザのあだ討ちなど認めない。
武人階級を設けて、武人においてのみ、あだ討ちの合法化、決闘の合法化、切
腹の合法化とその儀式の教育をするべきではないだろうか。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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