谷村sakaeiさんの<d4dspi$9pl$1@news511.nifty.com>から
>《日本外交。どうしてこうまで拙劣か?》
>
>小泉総理と鼓均等中国主席の会談が終わったようだ。
>会談の要旨を伝える新聞を読んだ。
>
>中国の言いたい放題だ。
>『日本は歴史を反省し、みっともない謝罪を続けろ。』
>『台湾には手を出すな。』
>『経済発展には協力しろ。』
>
>日本?
1.日本は満州国を作った。
2.宣戦布告なしに派兵した。
3.杭州湾敵前上陸 1937年11月が開始されたとき、ナチス・ドイツの
トラウトマン大使の和平工作が始まった。 
4.日本側からの提案で、満州国承認を求めた条件案をつくり、これを呑めば
撤退することをドイツのトラウトマン大使を証人にして中国政府に突きつけ
た。
5.中国政府は、降伏して満州国を承認した。12月8日。
6.日本はひきあげるどころか自分の提案を反故にして南京総攻撃を開始し
た。12月10日。

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【問】なぜ日本は、反故にしたのか。

谷村君、中国批判するにはこの問題を避けては通れないよ。
君の見解を聞きたいので、答えていただきたい。
分からないなら[分からない]の見解でもいいです。

南京大虐殺の人間の数や報道の真偽の問題はanko君もよくテーマにしてるがそ
うした問題は亜流。中核は「なぜ日本は、自分で提案した撤退条件をホゴにし
て総攻撃したのか」にある。日本のマスコミも当時批判しなかった。ナチス・
ドイツの顔をつぶし、西欧も、この日本の不思議な行動を理解できずにいた。
現代の日本人も振り返って、理解できない行動。この行動は少なくとも中国人
民にとって「日本が野蛮国である」という認識をいまも持たせるだろう。

はたしてこの奇妙な行動の原因が、現日本が9条改憲で陸海空軍、集団的自衛
権を規定したとき、もうなくなっているのか、それともまだあるのか。と言う
問題がある。

・9条があるにもかかわらず、小泉首相は閣議決定で自衛隊という日本軍をつ
いに海外には兵士した。
・9条があるにもかかわらず戦力を保持している矛盾は無論小学生の国語力で
も分かる。自衛隊そのものが違憲のうちにごり押しで作られ、村山社会党さえ
合憲と認識を変えた。社民も継承。
・大量破壊兵器があるからと言って派兵したが、ないことが正式に米国で発表
になっても一切釈明はない。

これら一連の日本の行動は、これを呑めば平和裏に撤退するとした自分の提出
した中国政府への条件を、蒋介石が呑んで、撤退するどころか南京総攻撃をか
けた奇怪な行動とある意味で似ている。

よって、現代の視点での分析は重要だが、今回は現代の視点での分析以前に、
当時の視点での分析をまず君に問う。そのほうが、中国侵略はなかったとする
君たちにははるかに分析しやすいだろうからね。だが、それでも説明がつくの
かつかないのか、ここを問うているんです。
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Great Sugawara
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