言論の自由を封圧し続けている中国がも英語をはじめとして、日本語、フランス語、ロシア語などのニュ−ス発信力を強化し、外国メディアの買収にも乗り出したという。
 経済大国、軍事大国だけでは飽き足らず、世界の情報ネットまで席巻し、世界の言論の自由を奪おうと画策し始めたのであろうか。
 中国の当事者は、これらの動きは認めつつも、報道は客観的であり、偏向はない、とは言ってはいるが、中国国内で、天安門事件や新疆ウイグル、チベット、人権抑圧、といった報道に関しては、外国人ジャ−ナリストの活動まで制約し、その行く先には見張り人
まで付けて監視する、という厳しい言論統制をやっているのだ。
 そんな国が買収したメディアの言論を規制しないはずはあり得ないのである。
 中国にメディアを売り渡すような報道業者は、悪魔に良心を売り渡すとの変わりはないのである。
 村上新八